2006年04月20日

ジョジョの奇妙な冒険第七部 スティール・ボール・ラン#13 緑色の小さな墓標

 もう何回書いたやもわからないけれど、荒木センセ、ウルジャン移籍以降、話が進むにつれてテンションが緩むどころかビンビンに張りつめているよ…。どうなってんだコリャ。気がつけばジョジョ以外には先の展開の気になるマンガのなくなっていた私は至福の至りである。盛り上げすぎで寸詰まりになるやも知れないなんてのは杞憂に終わりそうだ…。

 特にここ2~3ヶ月は名ゼリフ・名場面のオンパレード。己の身の危険を顧みず夫への愛を貫くルーシー、かっこよすぎるんですけど…(あのコマ、あれだけ恐怖で垂れ流していた汗が完全に止まっている!!)。何ともまぁ凛としていることか。4部以降、ジョジョでは魅力全開な女性がキーパーソンになっていたけれど(四部麗美、五部トリッシュ、6部は主人公であるジョリーン)、ルーシーも彼女らと比べて何の遜色もないほどイカしている!!こうしてまた一人、ジョジョの世界に名脇役が生まれたわけだ。

:以下箇条書きで補足:
 *ルーシー一人で果たしてブラックモアを撃退できるんだろうか!?ジャイロ組は間に合うんだろうか!?よもや、ディオが加わって三すくみの戦い!?さ、先が読めない…。
 *マウンテン・ティム、合掌…。その後の消息が気になって仕方がなかった一人としてはああいう形でも再登場&救済してくれたのは嬉しいところ。彼の散り際もまた名場面なんだな…。ホントすごいや。一羽に何個山場を作れば気が済むんだッ!!

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2006年04月18日

少女セクト2/玄鉄絢


 …え~、長らく待ち望んでいた「少女セクト2」が破壊力が凄まじい件について。
 はてさて、どこから語ってよいものやら。カバー裏のカラー仕様、ページを開くなりドジャ~ンと目に入るきーちゃんの乳!!内藤ちゃんの背中!!(相変わらずセクシー)、リッチな気分にさせてくれるプラカード(内藤ちゃんが映りこんでいる…ッ!!)、とても1050円だとは思えない。素晴らしいっす。この本自体が何やかの芸術品に思えてくる。少女セクトは12とも本棚に飾ってあるだけで誇らしい気分になる希有なマンガだよ。
 おまけ分も超絶ベリーグッド。巻末のエクストラチャプターは特にぶっ飛んでますよ。そもそもからしてが一般コミックスレスレの内容だったのに、さらにそこから頭二つ分ぐらい突き抜けていますよ。何だアリャw。あれほど軽いノリでやられるとあーだこーだ文句(百合としては心の機微が…云々)をつけるのも無粋なんじゃないかと思えてくきます。エピローグも3ページながらとてつもない破壊力…。ょぅι"ょですよ、ょぅι"ょ。「その髪すてき」はアカイイトでも屈指の名ゼリフじゃないかな。
 加筆部について。…ただ一つだけ、私にとっては少女セクトというものを総括していたシーン「あなたが望むなら紳士にだってなるわ」の修正は個人的にしょんぼりでした…!!。無論、その他の部分には文句のつけようもないわけで。どこか食い足りないと思っていたチャプター13はもうどう褒めていいやらわからない。内藤ちゃんの髪の演出…カラー処理(なんともまぁ夕暮れ時の背景が映えていること!!)…リアルタイム組にはたまらんかったです。感涙。最後のコマまで痒いところに手が届くような補完。完璧です…。
 総評、半年待っただけのことはありました!!期待を一切裏切らない超絶ハイクォリティーでした!!と。クロガネセンセ、お疲れ様でしたっす。次回作もめっさ期待しておりまする(なるべくならまた軽いノリのおにゃのこいちゃいちゃもので…)。敬礼!!

 それにしても、思信サマがオールディーズファンだとは思わなんだ!!ポール・アンカを嗜む女子高生…いい。くだんのイントロ(ぱぁぁぱぁぁ♪ぱぁぁぱぱぁぁぁ♪ぱぱぱぁ♪ぱぱぁ♪)がラジオから聞こえてきただけで鼻歌をすざむような私にはかなりツボに来ました。あのセッション聞いてみたいな…。

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2006年04月17日

「アカイイトとは?」更新

 アカイイトとは?にみやきちさんのレビューと遊鬱さんの語り(なんと、私めの記事に触発されてしたためたとのことです。感激!!)をUPしました。どちらもアカイイトファンの方は一読の価値ありの力作です。大いに頷くところがありましたので幾らか引用。
 

このゲームでは、ある人の本当の名を知ることがその人の秘密を知ることに直結しています。日本古来の言霊信仰を思わせる心憎い演出です。サクヤ、ユメイ、ノゾミ、ケイなど、最初は音でしかわかっていなかった名前が、漢字でどう書くかわかったとたんに「こういうことだったのか」と納得がいくのは快感でした。どんな字で書くのかわかるまであれこれ想像するのも楽しくて、日本人に生まれた喜びをしみじみと噛みしめました。


 そういえば私もものすっご久しぶりに日本に生まれたことを感謝したっけな…。麓川氏の言霊遊びは秀逸ですよ。私が特に痺れたのは烏月ルート二日目の白花ちゃん&烏月さんによる「鬼」と「隠」の小咄。初回プレイではただただ興味深い蘊蓄なだけのに(…いや、それだけでも十分な価値なんですが)、再プレイでは本編に根ざした小憎い演出として蘇る、と。あれはあっぱれ至極でした。そういえばアカイイトってほぼ物語の発端だけが生来の鬼に依ることで、それ以降は「隠」されて生まれた鬼を中心に回っているんだよなぁ。

あちこちで「百合度が足りない」と評されていたのであまり期待はしていなかったのですが、足りないどころか百合全開じゃないですかコレ。(中略)これでも百合濃度が足りないって人は、単純明快な大告白だのラブシーンだのがないと頭がついていけない可哀想な人なんじゃないかしら。
(以上二つ、みゆきちさんのレビューより)


 私も「アカイイトは百合度が低い」たるレビューをよく目にするんですが、どうにも腑に落ちないんですよ…。そもそも「百合度」ってのは何じゃらほいなんですが。私の頭には存在しなかった概念ですよ。



髪を漉いてもらったり、タオルで身体を拭いてもらったりと桂ちゃんは精一杯柚明に甘える。それは従姉妹に対するものではない、求めているのは母に対するものである。


この部分についてはまた後日。


彼女の真価が発揮されるのは守りたいもの、新しい家族(妄想含め相手側にどのような感情が抱かれているかはさておき)が出来たとき、そして危機時に顕れる自らの身を省みない、いや見た上で即断で捨てられる強情さ、度胸、決断力にこそある。


 【烏月ルート】はまさにこの「アカイイト」という物語全体を手繰り、プレイヤーをこの世界に引きずり込む役割を担わされているだけあり、伏線が可能な限り張り巡らされているだけでなく「アカイイト」の要素が濃縮されている。それは物語の展開としてだけでなく、人間関係のあり方、絆についても濃縮されている(もちろん、おまけ扱いの【ノゾミルート】の圧縮振りには劣るけれども)。それは絆が生まれ、深まり、そして…の早送りとなっている。初めに触れたように絆の深さは時間に必ずしも左右されない、烏月と桂の絆の深さは時間経過としてはたった数日であっても離されないほどに一つに融けあっている。

 きっかけは桂ちゃんの一目惚れからの強引な押し切りであったが、一過性の発作に過ぎないのが大半である恋愛から離れたのはどの地点か、それは桂ちゃんがその身を烏月の剣の前に晒した時点であると思う。なぜならばそれが一度だけのことであったとするならば、発作的に蛮勇として表れることもあるだろう。しかし、死の恐怖を痛みを経験した上で桂は躊躇うことなく二度、三度とその身を捧げ続ける。

それこそが桂ちゃんの愛の本質であり、「アカイイト」が表現しているもっとも重要なテーマなんです。大切なものの為に、絆の為に惜しみなく我が身を捧げ続けること(おはしらさまとなることを選んだ柚明であり、死別の辛さを超えて羽藤の者を見守り続けるサクヤさん)、それを圧倒的に存在感をもち具体的かつ鮮明に表現するのが、冒頭にも記した「血」なんです。だから烏月ルートにおいて「血」にもって「血」で応えた「赤い維斗」エンドこそが「アカイイト」という題名をなぞっているように最も本質を直戴に表現している。

究極の愛を担保するもの、表現するに必要だったのが、桂ちゃんを中心に紡がれる「絆」を明示化するものが、流すたびにアカイイトとしてイメージ化される「血」だったということなのでしょう。


いや~ん、素晴らしい…。これはもうコメントしなくてよいですね。


まあ、単に羽藤桂ちゃんの「私の血は甘いよ…。」なる最強の誘い受けの言の葉に悶えるだけでも充分です♥
(以上四つ、遊鬱さんの記事より)


 お見事!!アカイイトという存在を一言で集約しています(私の場合はサクヤさんですけど!!)。制作者の意図やら象徴やらあれやこれや邪推するのも愉快ですけど、理論武装しなくとも楽しめる間口の広い作品だと思うんですけどねぇ。ぼんやり彼女らをだべらせるだけで商品になるのは「京洛降魔」で証明してみせましたし(もちろん麓川さんの力量に依るところが大きいんですが)。…愚痴を言っても始まらないですね、布教、布教っと。

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2006年04月14日

ストレンジャーズ(上)/ディーン・R・クーンツ

 暗闇恐怖症のモーテル主人、夢遊症に悩まされる作家、ヒステリーの発作が治まらない女医、突如罪悪感にさいなまされる銀行破り、信仰を失った神父。全く関わりのないように思える彼らの共通点は、一年前の夏、とあるモーテルで過ごした部分の記憶が欠落していることだ。彼らは再びそこに吸い寄せられるようにして集まり、絆を蘇らせて怪異に立ち向かう…。

 それなんてIT?

 …いや、クーンツファンの方にしてみればITが「それなんてストレンジャーズ?」なんだろうけど。発表年次を調べてみたら、驚いたことに1987年で同時でしたよ。シンクロニティ?とにかく大まかな構成から筋運びまでうり二つ。その分、筆力、書き込み量の差が歴然と現れている…。どちらがどちらかは言わずもがな。
 上巻を読み終えた時点で、怪異の正体は一向にわからずじまい。ここまで引っ張りに引っ張って種明かしが陳腐だと心底萎えるなぁ。…経験談からして、おそらく「政府の陰謀」とか陳腐の極みなんだろうけど。あんまり期待値を釣り上げないでおこうっと。ITで序章にペニーワイズを登場させたのは得策だったと思う。…ああ、どうしてもITと比較してしまう。
 この先物語がどう転ぶか露も知れず、なかなか面白い時期ですよ。ただ、ラストだけは容易に予想することが出来るよ。イケメン作家と美人女医がくっついて完。間違いない。

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2006年04月05日

翻訳家の矢野浩三郎さん死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/0403/003.html
 お悔やみ申し上げます。
 矢野っちの「Misery」の解説は、翻訳の苦労がひしひしと伝わってくる秀作でした。「できたかな?」のやりとりはうんうん頷いたもんだ。

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2006年04月04日

「アカイイトとは?」一応完成。

忘れていた。

http://toppoi.web.fc2.com/syoukai.html
転載に協力してくれた方々、どうもありがとうございましたm(__)m!!

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2006年04月01日

アカイイト公式 エイプリルフールネタ来ました!!

http://www.success-corp.co.jp/software/ps2/akaiito/index.html
 うはははは!!本当にアカイイトスタッフはおふざけが好きだね~!!こういうサービスは悪くないっすよ。…ひょっとしてこのサクヤさん、書き下ろしかな?凝ってますな~。
 いよいよユメイさんが公式で変態認定されました…。遊鬱さん、ドンマイっす。

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2006年04月01日

玄鉄絢『少女セクト2』 早売りゲット

 皆さん、「少女セクト」一巻の帯には応募券がついていたんですが、気がつきましたか?何に使うのかもわからなかったので、捨ててしまった方も多いんじゃないでしょうか。私は用心してとっておいたんですが、…これがだぁい大大大正解!!今回の帯のものと合わせて、応募者全員サービスですってよ(うっちゃってしまった方、ご愁傷様です)!!その商品は、な、なんと…!!!!!


 じゃじゃ~ん!!GBA用ソフト「少女セクト~キスからはじまるたわむれごと~」とのこと!!大奮発ですね!!その上なんとですよ、今回の懸賞限定の商品らしいじゃないですか!!うははは!!物持ちのいい(物が捨てられない)性格でよかったっす!!
 とりあえずプレイ画面らしきものが載っていたのでスキャンしておきますね。








第四羽?かな



















 …はい、ごめんなさいアカイイトネタの二番煎じでした。元ネタはMOTHER。当然ですがこの記事は真っ赤な嘘であります。お含み置き下さい。

内藤桃子藩田思信諏訪部麒麟燕城寺真弥弓梢朋衣


 それはさておき、少女セクトはいいですよ。ベクトルが違いますが、アカイイト共々好きな百合作品の一つです。2巻の書き足し分をめっさ楽しみにしております。4/19日発売予定ですのでお忘れなく。
 内藤ちゃんのまきまきが厳しかったなぁ…。思信サマはなかなかよくできたと思います。

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