2007年11月29日

今月のみさき樹里版CLANNADがヤッてくれました

(C)みさき樹里/visualarts/Key


渚「ん…。朋也くん…っ」


(∵)


(∵)


(∵)



 不意打ちだったのでちいとばかしチビりました。
 オフィシャルコミックスだから当然Keyの許可を取ってるんだろうし、「もしエロゲーとして企画を進めていたら、ここでエロ挿入していました」と解釈していいんだろうか。朋也が旧校舎が取り壊されて新校舎が建つことを嬉々として語る渚に苛立った日の夜ですな。

*月刊 COMIC RUSH (コミック ラッシュ) 2008年 01月号

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2007年11月28日

なぜ真里亜はベアトリーチェの手紙をすらすら読めたんだ?

「小田原城の、北に5kmくらいだったかな。そこには確かに曽我岸という地名があるよ。
……でも、そこからがわからないんだ。次の5行目にはその土地のどこに鍵があるかは記してない。真里亞ちゃん、読んでくれるかい?」
「…うー。……そこにオウゴンキョウへの、
…カギが、
ネムる。

うー! 読めた!」


 ちょっとした疑問。プライベートビーチでのピクニックで、魔里亜は「黄金郷」「鍵」「眠る」をたどたどしく読んでいたのに、なぜベアトリーチェの手紙はすらすら読めたんだろうか?

「六軒島へようこそ、右代宮家の皆様方。私は、金蔵さまにお仕えしております、当家顧問錬金術師のベアトリーチェと申します。」

「長年に亘りご契約に従いお仕えしてまいりましたが、本日、金蔵さまより、その契約の終了を宣告されました。よって、本日を持ちまして、当家顧問錬金術師のお役目を終了させていただきますことを、どうかご了承くださいませ。」

「さて、ここで皆様に契約の一部をご説明しなければなりません。私、ベアトリーチェは金蔵さまにある条件と共に莫大な黄金の貸与をいたしました。その条件とは、契約終了時に黄金の全てを返還すること。そして利息として、右代宮家の全てを頂戴できるというものです。」

「これだけをお聞きならば、皆様は金蔵さまのことを何と無慈悲なのかとお嘆きにもなられるでしょう。しかし金蔵さまは、皆様に富と名誉を残す機会を設けるため、特別な条項を追加されました。その条項が満たされた時に限り、私は黄金と利子を回収する権利を永遠に失います。」

「特別条項。契約終了時に、ベアトリーチェは黄金と利子を回収する権利を持つ。ただし、隠された契約の黄金を暴いた者が現れた時、ベアトリーチェはこの権利を全て永遠に放棄しなければならない。……利子の回収はこれより行ないますが、もし皆様の内の誰か一人でも特別条項を満たせたなら、すでに回収した分も含めて全てお返しいたします。なお、回収の手始めとしてすでに、右代宮本家の家督を受け継いだことを示す“右代宮家当主の指輪”をお預かりさせていただきました。封印の蝋燭にてそれを、どうかご確認くださいませ。」

「黄金の隠し場所については、すでに金蔵さまが私の肖像画の下に碑文にて公示されております。条件は碑文を読むことができる者すべてに公平に。黄金を暴けたなら、私は全てをお返しするでしょう。それではどうか今宵を、金蔵さまとの知恵比べにて存分にお楽しみくださいませ。今宵が知的かつ優雅な夜になるよう、心よりお祈りいたしております。

――黄金のベアトリーチェ。」


*真里亜はわざと子供を演じている。精神年齢も実年齢も本当はもの凄く高い。ロリは実は腹黒の年増、というのは伝奇ゲームのお約束である。
*黒真里亜と真里亜は別人格?でポテンシャルが違う。ちなみにベアトリーチェの手紙を読み始めるところに(<黒真里亞、かな…?)なる思わせぶりな記述がある。
*本当はたどたどしく読んでいたけれど、真里亜の喋りそのままを表示すると精神衛生上よろしくないから、普通の文章に直された。
*ふりがなが振ってあった。

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2007年11月24日

うみねこのなく頃にepisode1推理? ベアトリーチェ発現計画

*「うみねこのなく頃に」「ひぐらしのなく頃に(解)」「Never7」「Ever17」「Remember11」「そして誰もいなくなった」のネタバレがあるので注意*

 今さらだけどいちおう書いておこう。

「Never7」「Ever17」オチ 
 「Never7」「Ever17」では、特殊な舞台と役者を用意して、あるいは演技と小細工によって、プレイヤーと視線を共有しているキャラを錯誤に陥らせることが鍵になっていた。「うみねこのなく頃に」も同様に、誰かを「魔女は実在するんだ!」と信じ込ませて、"ベアトリーチェ"が発現するかどうか試すための実験だったのでは?イメージはNever7の合宿が近いか。
 大人は全員グルではないか?身内殺しも自殺も平気の平左のベアトリーチェ狂信者たち?ひょっとすると金蔵が福音の家からちょっぱってきて洗脳した影武者?
 蔵臼ほか最初の六人はどうにでもなる。秀吉と絵羽は自殺した。嘉音も自殺した。源次と熊沢と南條は、三角形を作って各々右隣の人間を殺した。夏妃は、自分で自分の額を銃で撃ち抜いた。子供組は極限の状況下で魔女は実在すると信じ込み、ついに"ベアトリーチェ"は彼らの前に姿を現した。戦人と譲治と朱志香は、真里亜に発現した凶悪な人格「ベアトリーチェ」に引き裂かれて喰い千切られた。
 子供連中がプライベートビーチで中二病的邪気眼憑依現象について熱心に語っていたが、それが発想のもとだったりする。

「……つまり、真里亞がオカルトに関心を持つのは、年頃の女の子としては、そう珍しくもないってことか。」
…そこまでは納得できても、…あの気味の悪い二重人格のようなものは説明できるのだろうか…。
…………いや、何となく納得できるような気がする。
「さっきも言った通り、大人になるというのは、知識や経験を持つことを言う。だから、それを得るために子どもたちは色々なことを学んで子どもを脱却しなければならないんだけど。
…子どもの世界に今も昔も蔓延っている、ある便利な妄想があるんだよ。わかるかい?」
「漫画やアニメに多いだろ?ほらアレだよ。前世の記憶が蘇って、とか。偉大なる何とかの魂が乗り移って、とか。」
「あー、他にも遺伝子が覚醒したりとか、封印されていた能力やら記憶やらが戻ったりとか、色々あるな。どういうわけかあの時期はそういうのがやたらと流行るもんさ。…どうしてだ?」
「今あげたキーワードは全て、子どもの自分に、知識や経験を直ちに付加できる幻想だからだよ。9歳の女の子も、千年を生きた魔女が私に憑依していると言い出せば、1009歳のアイデンティティが得られるわけだからね。」
「まぁつまり、勉強するのは面倒臭い。でも人とは違うスキルを持って周りに威張りたい、チヤホヤされたい、っていう連中にとっては、便利な妄想なんだよな。」
勉強せずに、ラクして威張れる。
……なるほど、子どもの願望そのものなわけだ。
「あとは、子どもからの脱却願望には、必ず自分の理想像の自己投影が行われ、その願望の姿が別人格として形成されることが少なくない。
戦人くんだって、家と学校では多少キャラクターが違うということがあるんじゃないかな?多分、家での自分の姿を、クラスの友人たちに見せるのは恥ずかしいはずだよ。学校の自分は、自分のなりたい姿の投影で、家の自分は本来の姿だから。」
「………つまり、キャラクターの使い分けというか、……人格の多重化はごくごく当り前だと言いたいわけか。」
「オカルトが好きな女子は、それを憑依と言ったり覚醒と言ったりするぜ。正直、ドン引きするくらいにキャラを変える子もいるよ。
……男子にもいるだろ? キレたとか言って、やたらめったら粗暴キャラに変身するヤツが。あれ、本人はカッコいいと思ってるんだろうけど、見ててイタイよな。」
「つまりおさらいするとだ。…真里亞くらいの年頃の女の子が、さっきみたいな不気味な二重人格みたいなのを見せても、それほど珍しいものじゃないと言いたいのか…?」
「簡単にまとめるとそういうことだね。…アイデンティティは自己を形成するための大切なもの。それを馬鹿にしたりすると、かえってその殻に閉じ篭ってしまうこともある。
だから、ほどほどに付き合ってあげるのが大切なんだよ。…それを丸ごと受け容れてあげるのが、親の包容力というものなんだけどね。」


 これだけの大掛かりな舞台と膨大な犠牲者を伴うほどの価値がある実験なのだろうか?最終的な目的は?学術的な好奇心?実験の監督者(優春・グラサンポジション)はいるのだろうか?島に潜入していたのか?そいつが最後に魔獣と化した真里亜を始末した?


「Remember11」オチ
 ひょっとすると「ベアトリーチェは存在する!」と担ぎ上げたいのは真里亜ではなく「プレイヤー」だったりしないか?孤島で起こる連続黒魔術的猟奇殺人というおいしいシチュエーションや、隠し黄金伝悦や謎の碑文や密室トリックだのは、全てプレイヤーを誘き寄せるためのえさだったりしないか?
 

「ひぐらしのなく頃に」オチ
 「ひぐらしのなく頃に」では、部活のメンバーを容疑者に入れて推理を展開する我々と、症候群のせいで仲間を信用できず犯人扱いする圭一の心情がリンクしていてなかなか面白かった。「ひぐらし」ではそもそも「クールになる」「犯人を推理する」時点でドツボにはまっていたわけだが、「うみねこ」でも「チェス盤をひっくり返す」「19人目の思考を読み取る」「碑文を解読する」時点でどん詰まりだったりしないか?


「そして誰もいなくなった」オチ
 うみねこ第一話のエピローグは、クローズドサークルの古典「そして誰もいなくなった」のパスティーシュだろう。連続猟奇殺人の生き残りからメッセージ入りのボトルが届くところや、ボトルを見つけたのが漁師ということまで同じである。 「誰もいなくなった」の法則で、メッセージボトルを作った真里亜が犯人?それとも途中で殺された(と思わせて潜伏しているんだけど)人間が犯人?

・金蔵がいるなら銀蔵がいる!金蔵はじつは一卵性双生児で双子の弟(こいつも6本指)が犯人説。あるいは焼死体が銀蔵で金蔵はぴんぴんしている説。

・六軒島症候群ですべて幻覚でした説。

・"ベア"トリーチェだから"熊"沢さんが魔女説。

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2007年11月20日

百合厨はハーレム厨・独占厨・処女厨の親戚です

 百合厨とは、端的に言えば百合原理主義者のこと。「百合最高! 男女関係はキモイ!」(byみやきちさん)という既知外連中。

 最近読んで面白かったスレッドがこれ。
レズアンチスレ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1192852728/
【処女】処占スレ Part8【独占】
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1195554298/
【独占】主人公だけで犯りたいスレッド33【専用】
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1195468961/

 百合萌え厨とハーレム厨って、一見正反対の人間なようでいて、根っこの部分ではかなりの似たものさんじゃあないかと思う。どちらも偏執的で図々しい。その心はずばり「女の子を誰かに盗られたくない!」ではないだろうか。違いは「主人公(俺様)で独占したい」か「誰にも汚させない」かだけである。
 ハーレム厨は、女の子を盗られたくないから、誰かのツバがつかないように囲って思う存分ファックする。百合厨は、女の子を盗られたくないから、誰かのツバがかかって汚れないように厳重に隔離して、そこでおにゃのこ同士でにゃんにゃん百合プレイさせる。それにうってつけなのが毎度お馴染み「男子禁制!」※1秘密の花園というわけだ。
 ハーレム厨は、女の子が無個性主人公以外の誰かとまぐわって気持ちよくなるのが、生意気で除け者にされた気がして許せない。ライバルのちょっかいは言わんや、“レズ”のカップルなど言語道断である。俺様のための穴が二つも無駄になるではないか、勿体ない、非生産的だという考えだ。たまに「ガチホモはギャグとしてならOK、レズは許せない」という、単純な同性愛嫌悪だけでは説明できない意見を聞くけれど、あれは(彼らにとって)ネタになるかならないか、主人公の囲われヤリチンライフに影響があるかないか、疎外感があるかないかの違いじゃあないだろうか。
 百合原理主義は、女の子が誰であれ男とファックして気持ちよくなるのが汚らしくて裏切られた気がして許せない。この手の百合厨に「女の子同士の交わりは清らか」「女の子同士なら減らない」※2という頑是無い願望があるのは否定できないだろう。可愛い女の子が誰かにドキドキしているところは見たい! でも男の手に触れさせるのは絶対に嫌だ! おお、それなら清純な女の子同士を絡ませて眺めればいいではないか! という発想じゃないかね。百合作品でペニパンファックやふたなりファックが疎まれるのは、「異性間SEXの疑似に非ず」(by林家志弦)な理由の他に、身体に痕が残ってしまう、汚されてしまうという潜在的な嫌悪感があるからじゃあないかと思う。「百合は綺麗だからOK、レズは肉欲っぽくて駄目」理論はこれをより潔癖にしたものだろうか?

13 :名無しさん@初回限定:2007/10/21(日) 01:08:03 ID:1sxsda5S0
カタハネはディスク叩き割りたくなった・・・
まぁ元々わかってたのに特攻した俺も悪いんだけどせめて空気くらい読んでくれ。

89 :名無しさん@初回限定:2007/10/27(土) 01:43:37 ID:vsuNZ/PO0
笛絵自体は凄く好みなんだけどな。次回作では勘弁して頂きたいところ。

「男嫌い」は男に惚れるフラグだと思ってたがそのまんま突っ走られるとぐぅの音も出ねぇ。


 これはどう見ても自業自得。パッケ絵を見てなかったのだろうか。しかし、最近のエロゲーでキャラ紹介文に「男嫌い」って書いてあるのは「真実の愛に目覚めて主人公にベタ惚れになるツンデレですよ」とほとんど同義語だから可哀相といえば可哀相……ってちょっとまてやお兄さん、げっちゅ屋やギャルゲードットコムのアンジェリナのキャラ紹介を見たけど、「男嫌い」なんて一言も書いてないじゃねえか! 「貧乏が嫌い」としかかいてねえぞ!
 エロゲー界隈だと、レヅキャラってだいたい「ツンデレの亜種」あるいは「セクハラモンスター」に大別できる気がするのが悲しいんだけど。

※1「百合姫」の有名なアオリ。ちょっと前に「!」が「!?」に変わったっけか?
※2よく見るセリフだね。最近だと『さくらの境』で似たようなのがあった気がする。

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2007年11月20日

ネットにさっぱり繋がらない

 しかたないから携帯から雑記。これだからワイヤレスは信用できないんだ。マンションの鉄骨が電波を吸うとかって聞いたけど。いざとなったら学校のパソコンでネットするか。でもさすがにエロゲーの公式サイトチェックはできないよな~。早く回復しないかな。

新しい電子辞書をどんなのにするか考え中。おちおち読書もできないからはやいとこ買わにゃあかん。辞書がかたわらにないとわからない単語が気になってどうにも落ち着かないのさ。英和和英、漢字はまあ必要で、四時熟語とことわざもほしい。…格調メモリ機能はいらねぇか、フラ語とか候補だけど、あと二ヵ月くらいしかつかわんもんな。
それにしても液晶があんなにあっけなく割れるとは思わなかった。六年くらい使っていてなんの不調もなかったのに、よもや一度不注意で落としただけでオシャカになるとはね。アイポッドも面倒がらずにカバーつけておこうっと。もしアイポ君(15GBくらい)がぶっ壊れたらさすがに立ち直れない。

うみねこ読了しました。

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2007年11月15日

『ザ・ミスト』結末が原作と違うらしいでよ

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20071111

 ダラダラダラボン先生(Bykingdowさん)、どんなオチを思いついたのやら。

 わりとどうでもいいトリビア。「ショーシャンクの空に」の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」と、「ザ・ミスト」の原作「霧」、作風は180度違うけれど、締めの単語はどちらも「hope」だったりする。なんか面白い。

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2007年11月15日

「これが……講堂?」Noelの中華クオリティ

 今日は二つ休講の科目があったんで、戦略的休講と合わせて一日さぼってしまった。んで何をしていたかというと、カタハネと一緒にワゴン(¥1000)に積まれていたんでいちおう買っていた「Noel」を、一日がかりでやっていた。……テキストだめぽ、原画だめぽ、塗りだめぽ、アニメだめぽ、音だめぽの五拍子揃った、最近プレイしたエロゲの中では断トツなだめぽAVGだった。2004年発売のエロゲーのクオリティだとはとても思えない。ワゴン投げ売りも当然だと思う。
 同じワゴンレズゲー組のカタハネとの二者択一なら、迷うことなくカタハネを勧める。もしくは一食抜いてアカイイト廉価版を買う。あるいはもう一食抜いてアトラク=ナクアを買う。


Noel

 「これが…講堂?」

フライングシャイン

 なんか少年マガジン風に「!?」を付けたくなるね。 


 しかあし、しかしだ、Noelの本当の恐怖はこんなモンじゃあないのだ……。全体的なだめぽクオリティの中でも、立ち絵とキャラデザの酷さは特筆に値するうよ。なんつーかもう、一切の感情移入を拒否するかのような造形なのよ。特にヒロインの理理は圧巻。あのアホ毛アンパンマンを拝むためだけに、怖いものみたさでワゴンのを買ってみるのも一興かもしれない。あんなに邪悪な顔つきをしたヒロインは他に見たことがない。他にもくちびるおばけ*とか、似非お蝶夫人とか、とかく驚異が尽きないのは確かだよ……。

By「星のカービィ デデデでプププなものがたり」。

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2007年11月14日

火の玉ロック ジェリー・リー・ルイス Great Balls of Fire

オールディーズ 地獄の66曲レビュー 6/66

火の玉ロック / ジェリー・リー・ルイス
Great Balls of Fire/Jerry lee Lewis



Youtube:http://youtube.com/watch?v=Jt0mg8Z09SY

“a ball of fire”でお盛んな人、精力家のことだそうだ。
 ロックンロール・レジェンドの一人、ジェリー・リー・ルイスから一曲。「ザ・キラー」ジェリー・リー・ルイスは、鼻にかかったボーカルスタイルや、破れかぶれに弾くピアノなどのサウンド面は元より、過激なライブパフォーマンスや、私生活でのスキャンダルなど、純粋な音を離れた部分でも後のロック・スターに大きな影響を与えていると思う。ピアノに油をかけて燃やすパフォーマンスはザ・フーやジミヘンの草分け的存在だと思うし、又従姉妹の幼女と重婚していたのがバレてキャリアを棒に振るってのも実にロッカーしている。他にもアルコール依存やドラッグ中毒、暴力事件など、"ロック的"な黒い話には事欠かない人物だったらしい。破滅的ロッカーの先達としても覚えておこう。
 そういえば『IT』のリッチィ・"悪たれ"・トージアは、取り憑かれたように鍵盤を叩くジェリーのライブ映像を、テレビで見ているところを親に見つかって、あやうく軍隊式のサマーキャンプに参加させられそうになっていた(笑)。もしリッチィがキャンプに行ってたらあの<カ・テット>はどうなってたんだろうな(笑)。もう一つキングネタで行くと『暗黒の塔』の登場人物、酒場のピアノ弾きのシェブが「火の玉ロック」を演っていたね。キングの小説はオールディーズネタがわかるとニヤ二ヤが止まらないぜ。

*収録アルバム*
「スタンド・バイ・ミー オリジナルサウンドトラック(ISBN:B000LZ53J2)」「ROCK'N'ROLL FPREVER VOL.1(STEREO F 2061-2)」など。

 ジェリー・リー・ルイスでは他に「ホール・ロッタ・シェーキン・ゴーイン・オン(Whole Lotta Shakin' Going On)」「ブレスレス(Breathless)」なんかも抑えておくべし。
 


君は俺の神経を掻き鳴らして脳みそ(brain)を震わせる
熱心に愛しすぎると男はおかしくなっちまう(make a man insane)んだ
君は俺の意思(will)をふっ飛ばす ああ、なんてゾクゾク(thrill)するんだ
なんとっ! こいつは! でっかい火の玉のようだぜ(great balls of fire)

俺は恋なんてと鼻で笑っていた
ちゃんちゃらおかしい(funny)と思ってたからさ
でもハニー(honey)、君に出会って心を動かされんだ
考え(mind)を改めたよ この恋は素晴らしい(fine)
なんと! こいつは! でっかい火の玉のようだぜ

キスしてくれ
ん~ん、気持ちいい
抱きしめてくれ
恋人同士がするように愛してくれよ
君は最高(fine)だ、優しくしてくれるし(so kind)
世界に宣言してやろうぜ、君は俺のものだって

爪をかじっては親指(thumbs)をいじくる
ひどく浮ついてるよ、でもこいつは本当に楽しい(fun)ぜ
さぁベイビー、俺を狂わしちまってくれ
なんとっ! こいつは! でっかい火の玉のようだぜ

日本語訳歌詞:toppoi

*twiddle なんたら's thumbsで「時間を無駄にする」って意味だったと思うけど、「親指をいじる」のほうが性的なほのめかしっぽいのでそのままにした。

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2007年11月11日

アカイイト Webノベル版テキストとADV版テキストの比較

 アオイシロのWebノベルは封印しているんで、代わりに(?)アカイイトのwebノベルでも読んでみた。思えば本腰入れて読んだのは初めてかな。発売前に吸血シーンを求めてざら読みしたぐらいで(笑)。あの時はつくづくアンポンタンだった…。
 してこのWebノベル版、一部にあまりにも仰々しくい文章があったよ。

 
↓どちらの文章のほうが好ましいか。

①Webノベル版
「なあ、今ならまだ引けるんだよ。葛さえその気になってくれれば、普通の人間に戻ることだってできるんだよ」
 サクヤさんの言葉には忠告ではなく、オハシラサマに消えないで欲しいという願いが込められているように聞こえた。もしかして、サクヤさんはオハシラサマとかつて知り合いだったのだろうか。そんな疑問が頭に浮かんだが、それを問う間もなく、オハシラサマはきっぱりとわたしたちに告げた。
「いえ、それはできません」
 髪に頬を打たせながら、彼女はゆっくりと首を横に振る。


②本編
-サクヤ-
「なあ、今ならまだ引けるんだよ?」
-サクヤ-
「葛さえその気になってくれれば、普通の人間に戻ることだってできるんだよ?」
 それはきっと、忠告のフリをした消えないでほしいという願い。
 にもかかわらずその人は。
-オハシラサマ-
「いえ、それはできません」
 髪に頬を打たせながら、彼女はゆっくりと、はっきり首を横に振った。


 私は②のほうが断然好きだ。


>サクヤさんの言葉には忠告ではなく、オハシラサマに消えないで欲しいという願いが込められているように聞こえた。
・御大、いくらなんでもこれは酷いぞ!馬鹿みたいな説明口調で品性のかけらもないぜ。サクヤさんはユメイさんに「消えないで欲しい」からこんなことを言ったんだってぇのは、私のようなアホでも想像がつくことだよ。
・現代を生きるパンジー女子高校生の桂ちゃんなら、仰々しい「欲しい」よか「ほしい」のほうがよいと思うんだけど、皆さんはどうだろうか。(逆に役行者小角のようなバリ伝奇キャラは「おぬし」ではなく「お主」にしてほしかった…)


>もしかして、サクヤさんはオハシラサマとかつて知り合いだったのだろうか。
・こんなん伏線でも何でもなく、ロマンも糞もないネタばらしである。アカイイトには相応しくない。丸々削ったのは英断。
・重箱の隅をつつくようだけど「かつて」「知り合いだった」はくどくないか?昔は知り合いだったけど、今は知り合いじゃない…なんて状況はたぶんない。



 もう一回比較。


「なあ、今ならまだ引けるんだよ。葛さえその気になってくれれば、普通の人間に戻ることだってできるんだよ」
 サクヤさんの言葉には忠告ではなく、オハシラサマに消えないで欲しいという願いが込められているように聞こえた。もしかして、サクヤさんはオハシラサマとかつて知り合いだったのだろうか。そんな疑問が頭に浮かんだが、それを問う間もなく、オハシラサマはきっぱりとわたしたちに告げた。
「いえ、それはできません」
 髪に頬を打たせながら、彼女はゆっくりと首を横に振る。



-サクヤ-
「なあ、今ならまだ引けるんだよ?」
-サクヤ-
「葛さえその気になってくれれば、普通の人間に戻ることだってできるんだよ?」
 それはきっと、忠告のフリをした消えないでほしいという願い。
 にもかかわらずその人は。
-オハシラサマ-
「いえ、それはできません」
 髪に頬を打たせながら、彼女はゆっくりと、はっきり首を横に振った。


 う~む、半分弱に絞っているのに、提示したい情報はほとんど失われていない。完璧なADV的推敲だと思う。




「葛ちゃん! 尾花ちゃんが!」
 白い手が尾花の首をがっちりとつかんでいた。
 苦しくないはずがない。尾花は四肢をばたばたと動かし、身体を捻り、ノゾミの手に咬みつこうともがく。
 けれど首をつかまれている以上、打ち鳴らす牙は敵に届かない。それでも尾花は抵抗した。牙だけではない、他の武器を用いて。


 わりと有名な話だけど、Webノベルの桂ちゃんは、地の文で尾花ちゃんとノゾミちゃんミカゲちゃんを呼び捨てにするのだ…。


大切な人がいなくなってしまう。それはとても悲しいことだ。冷たい海に放り投げられて魂が凍りつくような気持ちになる。尾花の死を前にわたしが冷静でいられたのは、情は移っていてもまだ数日の付き合いしかないからだ。

 う~ん、あまり「情が移ってい」たようには見えないぞ(笑)。
 



 それを自覚してか、葛ちゃんは誰にともなく呟くように口を開く。
「在り方が変わるときに別のモノになるのは、慈悲でもあるんですよ……ふと天の羽衣うち着せたてまつりつれば、翁をいとをしく、かなしと思しつる事も失せぬ…。そういうことです」
「…………」
 それで納得したのか、それとも何を言ってもオハシラサマの覚悟が揺るがないことを知ったのか、サクヤさんも押し黙っていた。


 クズ様…。一人でいって一人で悦に入らないでください。


-葛-
「サクヤさん。在り方が変わるときに、別のモノになるのは、慈悲でもあるんですよ」
-オハシラサマ-
「ふと天の羽衣うち着せたてまつりつれば、翁をいとをしく、かなしと思しつる事も失せぬ――」
-葛-
「そーゆーことです」
-サクヤ-
「………」


 セリフも細かいところで変更されている。ってことはこの時点ではボイス収録まだだったんだね。

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2007年11月09日

秋期休講の成果

読んだ小説
ジャン・ヴォートラン「グルーム」
ジョン・ダニング「死の蔵書」
ネルソン・デミル「ニューヨーク大聖堂」(上)
ネルソン・デミル「ニューヨーク大聖堂」(下)(途中)

読んだギャルゲー
「Missing blue(途中から)」「My Merry May」「My Merry Maybe(途中)」

観た映画
「酔いどれ天使」「子鹿物語」「理由なき反抗」「ロードオブザリング 二つの塔」

 それなりに本腰入れた記事を二つほど更新。

 日本語検定2級のテキスト一冊を終わらせる。


 丸一日地元ダチと遊んで、半日オタ買い物に使った以外は、ほとんど部屋にこもって黙々と趣味に励んでいた。おかげで自分のスペックからすればなかなかの成果だったと思う。
「Missing Blue」やっぱりトンチキハウスクオリティだった。
「My Merry May」みんなのうたちっくなパーチクリンOPからは想像もつかないシナリオ。まさか「ポロリ」もあるとはねぇ…。

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2007年11月08日

鍵関連のコンテンツができました

 鍵関連の記事がけっこうな数貯まったので、せっかくだからとコンテンツの一つにしてみました。「Key/麻枝准の奇跡話」←左のメニューバーからご覧ください。
 きっかけは「リトルバスターズ!」を生でクリアした興奮も半ばに、突発的に書いた↓この電波記事だったんだよね。はてブやらアンテナサイトやらで予想以上にウケたもんだから(拍手数、うちのサイトの中ではダントツで一位だ)、よっしゃ~この勢いに乗ってお客さんを掻き集めてやらぁと鼻息も荒く書き続けたら、一コンテンツとして展示できるくらいの質と分量が出来ていた次第。お客さんは常時下の記事を書く前の3~4倍くらいで落ち着いてきた(∵)。正直驚いた(∵)。

http://toppoi.blog54.fc2.com/blog-entry-297.html

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2007年11月08日

Key・麻枝准の奇跡話

※この考察には『ONE~輝く季節へ~』『Kanon』『AIR』『CLANNAD -クラナド-』『リトルバスターズ!』のネタバレがあります。
 全作品を読破したあとにご覧ください。

-氷上-
「いつだって、奇跡は人との絆が起こすものなんだ」
「それが今のキミを救ってくれる唯一のものなんだよ」

(ONE~輝く季節へ~)


Keyゲーと聖書
Keyゲーと聖書2
Keyゲーと聖書3
死に至る病、不思議病
図説・なぜ不思議病が死に至るのか
Keyゲー考察・解説 約束と絆と思い出と
Keyゲー・麻枝准シナリオの主題とは?
Keyゲー 愛すべきサブキャラの話
リトルバスターズ! 考察・解説 恭介-麻枝、世界-Keyゲー説
リトルバスターズ! 考察・解説Ⅱ 棗鈴は直枝理樹の別人格説
リトルバスターズ! セルフパロディ集
たった1分でわかる! Keyゲー(ネタバレ注意!)

智代アフター~It's a Wonderful Life~ レビュー・感想・評価
 超えちゃならない一線を越えたインチキファンタジー
Rewrite いいかげん極まりないレビュー・感想
 竜騎士07シナリオのクソっぷりが想像以上だった
浩平の母親はFARGOの信者だった?
「ことみの両親、住所書けば早かったんじゃ?」
リトルバスターズ!は恋愛ゲームなのか?
謙吾による真人の物真似について
「てご…」ってなんですかー!?
リトルバスターズ! 自我致敬集 リトバスで学ぶ中国語

リトルバスターズ! 考察・解説・レビューサイトまとめ
ONE~輝く季節へ~ Kanon AIR CLANNAD -クラナド-

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tags: 考察 
2007年11月06日

Keyゲー・麻枝准シナリオの主題とは?

 私は、Keyは『ONE~輝く季節へ~』から『リトルバスターズ!』まで一貫して、「本当に価値のある関係とは? 人と人との関係の、真の価値が問われるのはどんな時か?」という命題を提示してきたと思っている。そして麻枝准……だーまえは常に「慣れ合いの関係をやめろ! 本当に価値のある関係を手に入れろ!」と主張しつづけてきたと思っている。
 この主張は、逆説的ではあるが、決して恋愛、家族愛、友情というテーマと相反するものではない。そのことに留意してほしい。私はkeyゲーの様式美の中に、真実の絆、真実の関係、真実の愛というものは、すでに形骸化した馴れ合いの中には存在せず、むしろそれと決別し、傷付き、それでも相手に繋がりを求めようとする意思と行動の先にこそ見出されるのだ! という叫びを聞いた次第である。
 この逆説的で、安易には受け入れがたいところも、私が麻枝准シナリオとイエスの思想をだぶらせる理由の一つなのだ。

「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。わたしは敵対させるために来たからである。人をその父に、娘を母に、嫁をしゅうとめに。
 こうして、自分の家族の者が敵となる。(略)
 自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである」

(マタイによる福音書「平和ではなく剣を」)



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2007年11月04日

Keyゲー 愛すべきサブキャラの話

 Keyの奇跡五部作(『ONE~輝く季節へ~』『Kanon』『AIR』『CLANNAD -クラナド-』『リトルバスターズ!』)で、『ONE』と『Kanon』以降を隔てているのは、もはや主人公とヒロインの二人だけでは、奇跡を発動することができなくなったことだ。その代わりに、『Kanon』以降の作品には、主人公たちを見守って、教え諭し、あるいは自身の行動でもってトルゥーエンドへの道を切り開く、賢者的ポジションのサブキャラが必ず配置されている。彼、彼女の助力なくして、主人公らは輝く季節へ到りつくことはできない。私はこの助っ人の存在も、Keyの愛すべきお約束の一つだと思っている。最新作の『リトルバスターズ!』でもこの法則が守られていて、個人的にとても嬉しかった。
『Kanon』については、真琴に名前を思い出させた美汐で異論はないだろう。『AIR』は往人か晴子か、物語のどこ(伝奇か家族愛か、過去か現代か)に思い入れがあるかで変わる。『CLANNAD』全体ではあの木を身体を張って守った秋生かな、「町」と考えても面白い。ちなみに風子シナリオでは、朋也が上記の役割を演じている。『リトルバスターズ!』はリトバスメンバー全員と言えるけれど、誰か一人を選ぶなら鈴の目を開かせた小毬だろう。恭介はどちらかというとメインヒロインのポジションだ。

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2007年11月01日

雑記…

*課題のレポート二本を4時間で完成させた!よっしゃ~どんなもんじゃい!明日からの連休は大いに遊ぶぞ~。


http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/51063312.html
 DG_lawさんのところにアカイイトの記事。私は和風伝奇に関してほとんど門外漢なので(日本人の書物は滅多に読まない厨二病)こういう記事はすっごい面白いし有難いっす。
 とりあえずDGさんのところをブックマークしようぜぃ。


*大先生が8ページしか描いてくれない。鬱だ。

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