2008年12月31日

2008年を振り返って

 黙々とエントリーシートを書いて試験対策のノート作り込んでいたら、いつの間にやら年の瀬だよ。今日はこれから久々に外出して、友達と馬鹿やりながら年を越すつもり。

 今年の一大事件は何と言っても「SFマガジンにウチの記事が載った」だったなぁ。アレには本当に吃驚した。こんな機会、もう二度とないだろうな。何でも書いてみるものだね。もう一つは「アオイシロ大地雷!!」だな。地雷を自分が先陣を切って踏んだのは初めてでしたv(^^)。

 今年買った新作は面白いぐらいハズレばっかりだったなぁ。失望の一年であった。12riven、オトメクライシス、アオイシロ、パワポケ11、それぐらいしか買ってないんだけど。あとはギャルゲーじゃないがカービィもか。オトメクライシスは端から期待してなかったしさっさとうっぱらったからどうでもいいか。ウルトラスーパーデラックスは本気で任天堂(カービィチーム?)の質の低下が危惧される出来だった。作り込みが甘すぎるだろ。それと追加ゲームのノリに全くついて行けなかったナァ。なんだありゃあ。


ワースト(旧作も含む)
 12Riven -the Ψcliminal of integral-
 マブラヴ+マブラヴ オルタネイティブ
 うみねこのなく頃に episode2
☆アオイシロ
☆アオイシロ for Windows


 12rivenは惚れ惚れするくらいの焼き増し・二番煎じっぷり。テキストの凄惨さと霧寺さんの名言に爆笑させてもらいました。まぁ打越じゃあしょうがないな。うみねこは気持ちいいくらいの厨房展開だった。カノンブレードで耐えきれず吹きだした。まぁ竜騎士じゃあしょうがないな。3話以降はどうしようかな。マブラヴ+オルタは全否定は出来ないし、0点か100点かなら100点つけるけど、エクストラ編があまりにも気持ち悪すぎて何度も何度も断念したくなった。アンリミテッド以降の右翼展開よりエキストラ編のクソ主人公+太鼓持ち女の構図のほうが受け付けなかった。アオイシロはもうさんざん書いたが、すこぶる不快な作品だった。うみねこなんかは「あー、もう完全にそういう方向性で行くことに決めたのね」と納得できたけど、アオはただひたすらに手抜きなだけの地雷だからなぁ、どうしようもないね。サクセスは安かろう悪かろうの糞ゲーメーカー代名詞だということを久しぶりに思い出した。ウィンディウィンダム、クソゲーオブザヤーの次点おめでとう。for Windowsは……\(^o^)/オワタとしか。半年間何やってたんだ? いい詐欺でしたね。


ベスト
☆Crescendo ~永遠だと思っていたあの頃~
 MinDeaD BlooD
 パワプロクンポケット7+8+9
 パンドラの夢
 サキュバスクエスト - 老司書の短い夢


 何だかやるゲームやるゲームにいちいち文句付けているイメージがあるらしいが、単に好きな作品のレビューはホイホイ書きたくないだけなんだよね。嫌いなゲームに罵詈雑言を吐くのは気軽にできんだけど。
 Crescendo……これだよ!! 俺はこういうエロゲーをやりたかったんだ!! 「もうエロゲーは燃えと伝奇だけやりゃあいいや」という決心を揺るがせるほどの作品だった。遊鬱さん、いいものを薦めてくれたぜv(^^)。完全に趣味がばれてるなぁ……(笑)。MinDeaD BlooDは陵辱ゲーだが、本編(フラグ立てむずすぎ)は至って正統派の作りだった。こういうキンタマにズクッとくるようなADVがやりたかった!! 陵辱のシミュレーションパートは全然埋めていない。パワポケの7は野球があまりにクソすぎて投げていたんだけど、8~9を通してやって評価が確変した。単体では8、パワポケとしては9が最高傑作だと思う。いや、でも2や6も捨てがたいな……。パンドラの夢は演出の勝利。タイトル画面の温室が荒廃するところで思わず「ああ……」と漏らしてしまった。そういやこれもクラシックを使ってるな。サキュクエ短編は洞窟物語や寄生ジョーカーと並び称されるべき、フリーゲームの傑作だった。今年フルプライスで買った新作の何倍も楽しませてもらった。サキュクエレビューにいつの間にか七拍手ありがとうございます。めっちゃうれしいです。

 では皆さんよいお年を。確かに今年は愚痴をグダグダ言いっぱなしの傾向があったんで、来年はもうちょい、伸ばし伸ばしにしていたマンセーレビューを消化しようかなと思います。何はともあれ就活がんばるぞ。私と同期の人よ、不況に負けずがんばろうね。

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2008年12月31日

鉤 ドナルド・E・ウェストレイク

The Hook / Donald E. Westlake
木村 二郎訳

-70-
「あら、まぁ、もうすぐクリスマスね」彼女はそう言って、うんざりしたような声を出した。「家族か」
「きみは自分の家族が好きじゃないのかい?」
「今いるところにじっとしていてくれれば好きよ。それに、あたし自身も今いるところにじっとしていれば好きね」

-158-
 ほとんどのメディアが『金髪美人、撲殺される』という見出しに決めたが、それは間違いだとウェインは教えたかった。まったくそんなものじゃない。あれはどう見ても金髪美人の撲殺ではない。むしろスッポンの首切りに近い。

-205-
 この人物たちは人物ではない。壁紙だ。彼はこの人物たちに息を吹き込んだが、人物たちは息をしない。

-315-
 こんな感じだったのか? こんな感じだったのか? こんな感じだったのか?

-389-
 実際に起きた出来事以外の可能性というテーマ

-403-
「なぁ、問題はだな、ルーシー」ブライスが言った。「おれは知らなきゃならないんだ」 彼女は立ち上がった。「わたしの名前はスーザンよ」
「もうそうじゃない」ブライスが言った。


4167661330鉤 (文春文庫)
Donald E. Westlake 木村 二郎
文藝春秋 2003-05

by G-Tools


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2008年12月21日

パワプロクンポケット11 テキトーなレビュー・感想

 アオイシロの完全版詐欺で痛んだ心を癒したくて、買ってしまいましたv(^^)。
 それぞれ一周した時点での印象。ナマーズ編は彼女無し日本一、ハタ人間は基地を潰せず時間切れで二章、グッピーは一回だけコールドできなかった。ハタ人間編は時間制限や疲労度のやりくりなんかで「寄生ジョーカー」を思い出したな。ああいうジャンルは何と言うんだろう。
*う、薄い。全然フラグ立ててなかったんで最終的な判断は控えるけど、シナリオの今んところの印象は「薄っぺらい」だな。ハタ人間編は後半がお使いばっかり、それも「ボスを倒して新しい鍵ゲット」のパターンが多すぎる。表も裏ももうちょっと定期イベントを作り込んでほしい。最近のパワポケは横道のイベントに凝って本筋を疎かにしているきらいがある。
*ゆうじくんに東先輩に天道にたまちゃんにバルソーに大北と、歴代キャラがワラワラいすぎてバーゲンセール状態だ。これは単純に不満。世界がせせこましくて酷く息苦しい。パワポケは思いがけないキャラがひょっこり登場してくる、あのさじ加減が良かったのに。なんというか、馴れ合いの同窓会ムードだなぁ。
http://toppoi.blog54.fc2.com/blog-entry-324.html
*狩村さん、私が消防のころにエースピッチャーやってんだよなぁ……。ちょいと泣いてしまったよ。あんたの隅を付くピッチングで何回勝利を上げたのかわからないよ。ネロもそうだけど、パワポケは思わぬモブキャラに肉が付いて正史を飾るキャラに昇格していくのも面白いよね。そういやあん時入団した凡田はとっくのとうに引退して博物館やってんだもんなぁ。
*あの諸星が成長している!
*古沢さんがいつの間にか頼りないキャラにされているのにもの凄~い違和感がある。テクノコーチが一軍監督に推していた程の人だろう? シナリオの都合なんだろうけどさ。
*武器合成時のランダム幅がでかすぎる! それに特殊能力の付加はともかく消費SPまで変わるってのはどういうこっちゃ! 消費SP6(ビームキャノンだったかな)の武器なんか使ってられないぞ!
*グッピー編はコールド連発してもあまり上昇幅が変わらない気がする。もうちょっとはっちゃけても良かったんじゃないかな。それと最後はデビルスターズが良かった。
*かったるい音楽がこれほどプレイ意識に影響を与えるとは思わなかった。軽ーい音と単調なリズムでうつらうつらと眠気を誘われる。ナマーズ編がヤバいと思う。
*フットサル、調整不足でない? 知育が地味に難しいぞ。こういうテスト、免許合宿の時にやらされたなぁ。シューティングはいつも通りの出来。
*一回のプレイで椿、小野さん、越後、るりかのアルバムが埋まった。もうちょっと条件が厳しくてもいいんじゃないか? 越後は仲間にしただけ、小野さんと椿は連れ回しているだけでゲットできた。るりかは結構大変だったが。
*あれ? 一通りクリアしたのに、サウンドモードが全て「???」なんだが?

 音楽がだるいだけでここまでモチベーション下がるとは思わなかった。いまんところの評価は、ビミョー。ハタ人間編が物足りない。一つの町が舞台とはいえマップが窮屈すぎる。わざわざ3Dにする必要があったのか。定期イベントも少なくて非常に単調。悪玉(カメダ含む)に魅力が感じられない。歴代ポケの裏サクセスはもっと悪党が生き生きしていたはずだ。
 思い出補正があるにしても「パワポケ最高傑作」とは呼べなさそうだ、私は。

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2008年12月07日

アオイシロ PC for Windows レビュー・感想 また地雷でした

http://www.success-corp.co.jp/software/pc/aoishiro/index.html

 公式サイトからいつの間にか「改訂増補版」の文字が消えていた!!(笑)

アオイシロ いいかげんなレビュー・感想
アオイシロ レビュー・感想・評価 地雷でした
アオイシロ for Windows 買ってきたよ~(^q^)
アオイシロ for Windows いいかげんなレビュー

まぁ、色々と反省。
 反省はするが後悔はしないってやつでしょうか。

 また例のごとく、タイトルに「レビュー」とあるのは検索順位を上げるための方便であって、じっさいはそんなお高尚なものではありませぬ。ただの酔っ払いの愚痴吐きです。そこんところよろしく。
 前回のレビュー(という名の愚痴)では、諸悪の根源は分岐図先にありきの製作体制だと書いたけれど、考えを改めた。どこが特に不味かったというのではなく、ありとあらゆる駄目要素が互いに足を引っ張り合い、結果的に作品の品位をどん底まで引き下げているんだな。
 以下、nix in desertisさんのトラバ記事に返信をしながらだらだらと書く。

まず声優オーデイションありき?
 本編のシナリオで全く活躍せず、ほとんど存在意義の感じられないサブキャラ二人、顧問の教師と綾代って、ひょっとして声優オーディション用に無理くり作られたキャラだったんじゃないだろうか? ゲームの宣伝用に声優オーディションやりましょう!→でもメインキャラに新人さんを使うのはちょっと……→ならオーディション枠のサブキャラ二人くらい作って押し込めばいいじゃない!! ってか? ただの予想でしかないが。二人のあまりの空気ぶりにそんな邪推もしたくなる。

まずボイスありき?
 今回は声優オーディションだかなんだかがあったせいで、台本の納期=シナリオの納期を早める必要があったんじゃないかと推測する。その結果があの超絶手抜き脚本と。それと全編を通じてコピペばっかりなのは、ボイスを使い回して容量を抑えるためだったんではないだろうか(地の文章まで使い回しだらけなのはただの御大の職務怠慢だろうけど)。私はもともとギャルゲーエロゲーにボイスなんぞいらねー派だから、こういうのにはうんざりするよ。

まずイベント(CG)ありき
 キャラクターの感情や行動原理よりも先にお色気イベントありき。シナリオの一貫性よりも先にお色気イベントありき。小山内梢子が浅はかな思考の、人間的魅力のない、ふらふら動く薄っぺらい宇宙人になった大元の原因はこれだろうか。
 いいかげんなレビューを書いたころに「麓川さんは開発費を稼ぐために外注の仕事に回っていて、充分な執筆期間が取れなかったんだボケ! そこんとこを加味して評価を甘くしろやカス! 死にくされ!」というメールをたくさんいただいた。あーそうなの。大先生がチームに帰ってきて、ようし本腰を入れて書くぞって時には、既に水着だのスイカ割りだの何だののCGが上がっていたんだろうか。予算がかかっているものを無下に没にするわけにもいかず、書きたくもない糞イベントをシナリオに組み込まざるをえない空気になっていた。和風伝奇の土台に、ぶち壊しのあざといエロシーンを何個も何個もぶち込んで、まともな脚本や魅力的な空気が出来上がるわけがなかった。そして最初のシナリオ構想をことごとくぶち壊しにされて、何もかもが嫌になってきた御大は、全編のテキストをコピペ多用ですませてしまいたとさ。案外、そういうオチだったりして。
 とりあえず、「部活の合宿なら肝試しッスよ肝試し!!」「海の近くに合宿に来たなら泳ぎに行かないでどうするんですか!? 海水浴のイベント入れましょうよ!! それとドキドキの際どい水着ネタ!!」「スイカ割りのミニゲーム入れましょう!! ね、スイカ割りスイカ割り! 海ときたらスイカ割りですってば! おあつらえむきに木刀もあることですし! あのですね、波の音でスイカの位置を当てるんですよ! どうですこのアイデア! スッゴイでしょ!! ご褒美のCGも用意しましょう!!」「烏月にも吸血シーンが欲しかったって人がいっぱいいたから、汀には吸血っぽいイベントの入れましょう! ねっねっ! 梢子に血ぃ舐めさせましょう!!」とか提案した人がいたと仮定して一言言っておく。あなたは(百合厨への)ファンサービスのつもりで提案したのかも知れないが、よけいなお世話もいいところです。あのどうでもいいミニゲーム程度なら(苦笑)で済むかもしれないが、本編の脚本に素人考えのエロイベント(いや、ちっとも色っぽくないんだけどね)を挿むのは害悪でしかありません。ほんっと、余計なことしないでください。勘弁してください。
 和風伝奇の静謐な空気と、イベント盛りだくさんのきゃぴきゃぴな部活の合宿って、もの凄~く食い合わせが悪いと思うのは私だけなんだろうか。セイバーの"気高き騎士王"と"か弱い女の子"という属性と同じくらい相容れない。アオイシロはセイバーと同じくらいうさんくさくて薄っぺらくて気色悪い。たとえが変だが。
 ……まさか御大が手ずから「うおぉぉぉぉぉぉ海水浴書くぞ!! 水着書くぞぉォォ!! オイル塗りイベ書くぞォォォォォうおっほォ!! HalよCG用意してーな!」と注文したんじゃねーよな? まさかな?

まずエンディング数56がありき
 これに対する怒りは地雷でしたレビューでもう書き殴った。開発ブログで馬鹿でかい分岐図を見てワクワクしていた私が馬鹿だった。
 DGさんへ。FateのStay NightのBADについてはそちらに書いた通り。プレイしたのはかれこれ二年くらい前になるんでじつは記憶が怪しいのだけど。まぁ無くなってもあまり心は痛まない。むしろ何が何でも抹殺してほしいのはぶち壊しのSunny Days。Kanosoは昔ちょろっとやりましたが……。同人のギャグ作品と比較される時点でアオイシロは相当ヤバいと思うのですが。

まず五ルート+グランドルートという構成ありき
 コレの文意は「チッ、だから俺は五人+αなんて無理だっつったろうが……」でおk? 御大は現在の構成には反対だったようだね。「ボク五人+グランドルートなんてコピペしないと書けない! 三人が限界!」とごねるんなら、削るべきだったのは一人は汀で確定でしょ、もう一人はカヤか。保美→コハク→ナミ+グランドか。
 サクセスの上の人間が無能で、企画書通すのも一苦労なのは同情するが、自分の体力も鑑みず出来もしない数字を提示するのもどうかと思うよ。

まず百合ありき
 ファンブックに書いてあったが、アカイイトは最初から百合作品を目指していたわけじゃなかったんだよな。「吸血」というコンセプトがまず最初にあって、男の主人公が敵から逃げまどったりちゅぱちゅぱ血を吸われたりするのは様にならんっつうことで女主人公にしたんだったな。それで女主+攻略されるヒロイン勢で、結果的に百合になったんだろう。今回のアオイシロは、アカと違って最初から百合を想定して作りはじめた作品だ。開発中にも百合厨どもの五月蠅い声がスタッフの耳に届いていたんだろう。スタッフも変に気張りすぎてしまったんじゃないだろうか。連中の要望に応えようと思って、カップリング妄想用のサブヒロインだ、海水浴だスイカ割りだビーチバレーだ焼き餅だ、それっぽい人工呼吸だ口移しだ3Pだ姉妹百合だとあれやこれや追加しているうちに、気の狂った脚本と気の狂った主人公が完成してしまったんじゃあないかと思う。
 つうか、ひょっとして、麓川大先生は百合が嫌いなんだろうか? 「百合最っ高!」という人じゃないのはわかる。まぁそれならそれで構わないんだけど。もし百合要素のせいでモチベーションが上がらず、あんな気の入っていないテキストしか書けなかったんなら、次回作は百合のゆの字もなくて結構だよ。素直に男女にしてくれや。百合ゲーじゃなくなったらやっぱり残念だけれど、それでシナリオを面白くしてくれてまともな人間を書いてくれるなら大歓迎だ。私はとにかく面白いADVがやりたいんだよ。
 これから先も、百合厨をだまくらかして小銭を巻き上げていりゃあそれで満足なの? 本当にそれでいいの?

小山内梢子
 バーローと並ぶアオイシロ二大馬鹿。気が触れているとしか思えない。主人公にあるまじき知障。水着を着る機械」「スイカを割る機械」。

一閃で頭の片隅に追いやられた! 梢子さんの脳内優先順位
アオイシロ 一閃で頭の片隅に追いやられた! ワロス
 ひぃっあっはっはっはっはっはっはっはっはwww!! 何度見てもこいつはひっでぇーwwwwww!! 海水浴>>>>>>>夏姉さんほかかよww!! こんなアホウが主人公やってていいのかww!! ギャルゲーやっててドン引きしたシーンの十傑に入るね、ここ。思わずわが目を疑ったもん。薄情だとかそういうレベルを超越しているよ。譲れない信念と自分の女の二者択一で女を選んだ主人公なら、エロゲー界では別に珍しかないけど、水着&海水浴と大切な人を天秤に掛けて海水浴を選ぶ奴ってのはさすがに想像の斜め上を行っていた。「夏姉さん……」とかほざきながらやにわにスイカ割りのミニゲームを始めたときもヤバいと思ったが、やっぱり極め付きはここだね。これで海に行ったあと「あれはどうせ夏が見せた幻ww イイイイイイィィィlィィィヤッッホォーーーーーーーーーーウッッ!!! 海水浴最ッッ高ゥーーー!! 今日はぶっ倒れるまで遊ぶぞォォオォォ!!! 私の水着をごろうじろ皆の衆ゥ!! おおっ、綾代のオッパイテラデカスww!! 保美のお尻ハアハア!! あー海の近くの合宿所選んでほんとよかったわ!!」と躁気味にはしゃぎ回るのならまだわかるんだよ。死んでも共感したくはないが、ぎりぎり理解はできる。いちおう思考は一貫しているからね。でも、こいつと来たら使い回しの糞テキストで淡々と「××は××した。はいおしまい」だからなぁ。お前何がしたいんだよ
 あれかな、梢子さんは八年前の海難事故で、脳に深刻な損傷を受けていたのかもしれないな(笑)。それなら思考が支離滅裂なのもむべなるかな。いや、ひょっとすると、そもそもアオイシロの物語自体が、酸欠で脳にダメージを受けて植物状態になった梢子さんが見ている夢なのかもしれないぞ。それなら場面場面がぶつ切れで唐突なのも、描写が適当すぎるのも、人間があまりにも薄っぺらいのも、キングクリムゾンでメイドインへブンな展開が多すぎるのも納得できるぜ。

それぐらいのことならしてあげよう。(笑)
アオイシロ

アオイシロ
 こいつのいいかげんな性格をよく表していると思う。
 たしか羽藤の桂ちゃんも「私のできる範囲で協力したい」と言っていたと思うが、あれは「今わたしにできる唯一のこと、血をあげることで(サクヤさんやユメイさんに)協力したい、守ってあげたい」という意味だった(と思う)。小山内梢子の場合は「まぁ、私の将来の足枷にならない程度のことならやってあげてもいいけどぉ~?(ほじほじ」という、人を見下ろしたような、ぞんざいな決心以外の何物でもない。もう何度も書いたけれど、こんなハートの無いテキトー野郎が主人公でいいのかよ。
 私が今までにプレイしたエロゲーギャルゲーの主人公を思い出してみても、小山内梢子さん(+アオイシロ)に感じた薄ら寒さ・気持ち悪さってのは、あまり経験したことがないな。
ダメ主人公総合スレ 過去ログ
 ageの誇る二大カス主人公・皇帝とDQNの武さんは、性根が腐っているだけで、随所で挿入されるカックイイ俺様理論を披露するシーン以外はわりかしまともな思考をしていると思う。真にイカレているのは周りのハーレム要員どもだ。衛宮さんちの士郎さんも、空気があまりにも読めないだけで、いちおう思考はまとまっているんだよな。司やクゥクランみたいな醒めたフリをしている厭世連中とも毛色が違う。心臓がない彼とも違う。アレはああいうキャラなんだろう。あえて近い人を一人挙げるなら、イベント先にありきのシナリオと、テキストの使い回しと、あまりにも冗長な共通イベントのせいで生まれた不審者という点で「ショコラ」の大介店長かな? 

「おはよう、大介」
「おう、おっす」
俺はいつになく笑顔で挨拶した。
俺の顔を見た翠が、
途端にいぶかしんだ表情をする。
「………」
「ん?な、なんだよ、翠…」
「…なんか、おかしいね」
「何が」
「あんたがよ…イキイキしてるよ、最近」
「そ、そうか?」
ちょっとだけ…内心ドキッと
しないでもない。
相変わらず勘のいいヤツだ。

「おはよ~」
「おはよ、大介」
「あ~今日も一日始まるな~」
「大介、この雑誌みた?」

 まぁ大介さんの宇宙人思考が発動するのは限られた条件下だけで、たいていは気のいいにーちゃんだったと思うけど。
 DGさん、わたしはやっぱり小山内梢子が大っ嫌いです。

相沢保美
 ハーレム要員1。
 期待のホープがもうひとり(笑)。アオイシロの6つのエピローグはどれも甲乙付けがたいほど酷かったが、個人的に一番ズッコケたのはこれだね。物語の開始時点からまるで成長していない二人のことを好く表した名タイトルだと思う(笑)。虚淵はハッピーエンドが欠けない病だかに罹っていたらしいが、麓川のおじさんはまともにエピローグが書けない病でも患っているんじゃないだろうか。
 私はてっきり、梢子がふとしたことをきっかけに、よく頑張ってくれているマネージャーぐらいにしか認識していなかった保美を、一人の人間、恋愛の対象として意識するようになり(そう仕向けるのが百子だったらよかったな、と前回のレビューで書いた)、剣道部の部長とマネージャーという形式的な関係から一歩一歩踏み出していく、相手を一人の独立した人格として認めていく、そういう王道のシナリオになるのかと思っていた。それが大人になるってことだろう。それが人間の成長ってものだろう。それがプロットってもんだろう。
アオイシロ
 しかし、この時点で既に保美の位置は「学園生活の構成員の一人、剣道部のマネージャー」まで後退しているのだったw。保美は「ええーッ!? あんた『部長だから……じゃないのかな……(//)』とか言うとったやんか!!」と思わなかったんだろうか。
 そして最後は「期待のホープ(笑)」という部活動内の人間関係に見事逆戻りしているのな(笑)。あっはっはっはっは。こいつら本当に進歩しねーな。小山内梢子さんは一体何のために命を賭けたんだろうか。たかだか部の期待の新人獲得のためだけに、何度も死線をかいくぐり、精気を分け与えてやったのか。よくやるよ。ご丁寧に指切りげんまんまでやりやがって、烏月ルートの思い出を盛大に汚してくれたな。

なぜか保美が一番おかんむりだった。(笑)

-梢子-
「保美、具合が良くなったんなら、食事の支度してる間だけでも、ナミのこと見ててくれる?」
-保美-
「別に、私は構いませんけどー」
 保美の声がなぜか冷たい。

(確かナミルート)

 汀にやられた当人ではないのに、なぜか保美が一番おかんむりだった。

(汀ルート)

 エロゲーを100本もやっていると、この手の糞安っちい萌えイベントは見飽きているわけだが。こうやっていちいちいちいちヒロインに焼き餅を焼かせたり、ルートからあぶれた女をピーピー泣かせたりするのは、「この女はルートに選ばれなくても、貴方様にラブラブのベタ惚れで、永遠の貞節を誓っておりますよ!! 決して他の男に股を開いたりなどしませんから!! どうぞご安心下さい!!」と処女厨どもにアピールしているのだろうか。こういう独占厨向けの童貞臭いネタは揚あたりにでもまかせておけっつーの。

アオイシロ
 「あ……」じゃねーよバカヤロウ。こんなわっざとくせーネタで萌えが取れると真剣に思っていたのか。この薄っぺらい萌えイベントと引き換えに、小山内梢子の「あんた人の話聞いてるの? 痴呆なの?」度は加速したのだった。アオイシロって本っ~当にぺらぺらな萌えイベントが最優先事項で、キャラクターの人間性とか感情の起伏とかそういったものは二の次三の次なんだよな。反吐が出るぜ。私はアオイシロみたいな、クソくだらんもののために”人間”を蔑ろにしているADVは大っ嫌いだ。

喜屋武汀
 役立たず。百合(笑)・安っぽいグロ・薄っぺらいゲロヒロイン、といえばあの伝説のワゴンゲームを連想せざるをえない。
 それにしても、御大はどうして汀を役目も貰えない鬼切りなんている雑魚設定にしたんだろうか。意図がわからん。あんな呪術兵器が世に出たとあっちゃあ、守天党どころか国家の一大事だろうに、汀ごときうすっぺらな藁の家に任せていいのかよ。御大は役立たずのヘタレに萌える属性でもあるんだろうか。そしてどうしてこんな中身がスッカスカで目的意識の薄い野郎に一ルートくれてやったのだろうか。サブキャラでいいやんか。

カヤ
①バーローの馬鹿が伝染った。 ②経年の痛みで脳みそがぽしゃっていた。
 さぁどっちだ。

コハク
 PC版をやっているうちにこの人のことも嫌いになってきてしまった。

根方宗次
 このオッさん、本当に人間で良かったんだろうか。人間の心を捨てて鬼になったって設定のほうが良かったんじゃあないか。アカイイトの世界観なら、自分の娘と天秤に掛けて余所の子どもとその保護者を切り捨てた時点で、鬼になっていそうなもんだがなぁ。
 まずだね、いくら剣技がべらぼうに強かろうが、生身の人間ならいくらでも対処の仕様があるだろう。早い話が毒ガス弾の一発でもぶち込んでやりゃあ済んだんじゃないか。守天党もそれぐらいの物は有事のために確保しておけよ。わざわざ相手の土俵に上がって、棍一本で闘ってあげる汀さんの優しさに涙がこぼれそうになる。あんな大量殺戮兵器が世に出たとあっちゃあ人道も糞もないだろう。手段を選り好みしている余裕はねーだろ。三下鬼切りの汀を寄越したのといい、援軍が誰だか正確に説明をしなかったのといい、守天党の若だかなんだか言う人は真面目に剣を取り戻す気があるんだろうか。つうかお前が出張ってこいや
 根方さんが鬼だったら、規格外の強さなのも、わざわざチャンチャンバラバラをするのも説明がついただろうよ。《力》を込めた一撃じゃないと仕留められないからな。
 そういやぁTHEヘタレ・夏姉さんも「梢ちゃんの魂を救う!」とか鼻息も荒く捲し立てておきながら、神剣以外の武装は刀一本で決戦の地に乗り込んだんだったな(笑)。剣捌きでは根方さんに歯が立たなかったんだったら、重火器の一つや二つ用意すりゃあよかったのに。まぁ八年だか七年だか寝ている間に脳みそがグズグズに腐っていて、そこまで頭が回らなかったんだろう。

バーロー
 ナミルートで綾代たちとほのぼの談笑するバーローを見たとき、マジで正気を疑いました。御大は何を思ってあのイベントを書いたんだろうか。周りに「……。ここ、削った方がいいんじゃね……」と進言する人間はいなかったんだろうか。
 DGさんへ、非日常側にいるはずのバーローさんが、平然と現側に渡ってきて商店街などうろついておりますが、その辺どうお考えでしょうか。


無茶苦茶すぎるパワーバランス 

根方さんに何度も何度も何度も何度もあえなく首チョンパにされる、猪武者の夏姉さん(笑)。

そのザコ姉さん一人に叩きのめされた、汀さんほか鬼切部守天党(笑)。

その汀さんに「はっ――!」「ふんっ――!」で瞬殺される魍魎ども。

その魍魎に何度となくぶっ殺される、お遊戯レベルの剣道を嗜んでいる小山内梢子さん(笑)。

その梢子ごときを、得物で数段勝っているのに仕留められず、分身なんていう雑魚怪人みたいな技に頼るクロウサマ(笑)。

そのひよわなコハクさんが小細工を使っていないにもかかわらず、互角の戦いしかできない剣鬼(笑)カヤさん。

グランドルートではそのカヤごときに気付いたら倒されている、鬼退治の剣法使いの根方さん(笑)。


 いつの間にか一周しているという。アオイシロのクレイジーぶりがよくわかるな。
 麓川おじさんのやる気のない描写(「でやぁぁぁぁぁぁぉ!!!」 ××は倒れた!)や、クソカスの水増し死亡エンドのツケが回り回って、ありとあらゆるキャラの品位を下げて能無しヘタレ化させている。雑魚ごときに瞬殺されたキャラが雑魚化する、というという最悪の構図だな。ついでに根方のオヤジさんの設定ミスのせいで鬼切部の格もだだ下がりだ。普段鬼と闘っているわけでもない祭司>>>カヤ>>>>>>>>>>>>>>>>>鬼切部(笑)だからな。アカイイトの世界観を見事にぶち壊しにしてくれたよ。
 当然だがこれは糞バッドエンドの山と関連している。エンディング数56という馬鹿みたいな数字を最初に設定してしまったために、キャラを何度も何度も何度も似たようなシチュエーションでぶっ殺して、バッドエンドを水増ししなくてはならなかった。結果、思い入れも愛想も尽きた糞キャラばかりの、酸鼻を極めるメンバーになってしまった。グランドルートで、今までにさんざん醜態を晒してきた役立たずどもが燃えゲーのテンプレよろしく集結して「ここはあたしたちに任せて!」とかほざいたとき、あまりにも心許なさすぎて苦笑が漏れたよ。少し目ぇ離した隙にザコ混沌にパックンチョされてそうな奴らばっかりなんだもん。

酷すぎるテキスト
 心理描写は吹けば飛ぶような薄っぺらさ。状況描写は面倒になったらキングクリムゾン。戦闘描写は臨場感のカケラもなく、キャラに奇声を上げさせてやっつけ気味に「××は倒れた。」ではいおしまい。食事とうんちく以外の、およそあらゆる部位に書き込みが足りていない。どこもかしこも唐突すぎて、感情移入や物語への没入を一切拒否している。新しいルートに入っても、使い回しのテキストが目について萎えるばかり。後半のテキストの水準は、ワゴンにごろごろ転がってる凡百のゲームと大差ないと思う。整合性がどうだ伝奇要素がどうだ百合がどうだという以前に、ADVとして評価できる域に達していないだろ、これ。あまりの手抜きっぷりに「書きたくないでござる! 絶対に書きたくないでござる!」という御大の心意気がビンビン伝わってくるね。ひょっとして構想をねじ曲げられた(いや、実際はどうだか知らないが)ことに対する抗議なんだろうか?
 あれだけ扱き下ろしてやったのに、ちっとも加筆修正しようとしないのな。誰も言ってくれないんなら私が言ってさしあげるけれど、アオイシロの完成稿を読み返して恥ずかしいと思わなかったんなら……完全版商法でもちょろちょろっと直しただけでぶん投げたんだから、思わなかったんだろうな……文章書いておまんま喰ってる人としてどうかと思うよ。

やっぱりやっぱり素晴しい
アオイシロ
 まず特別追加シナリオがこのザマである。めてお無き今のライアーソフトなんぞの応援している場合じゃないよ、おじさん。自分の頭の蝿を追いなさい。

ショッカーのお約束?
アオイシロ
バーロー「…………」

アオイシロ
バーロー「…………」

アオイシロ
バーロー「…………」

アオイシロ
バーロー「…………」

アオイシロ
バーロー「………………」

アオイシロ
バーロー(やっとおわったか!)

いつ刺したんだ
アオイシロ itu
アオイシロ itu2
 ……カヤはいつどんなふうにオニワカに《剣》を突き立てたんだよ。唐突に「オニワカに刺さった」とか言われても頭が追いつかないぞ。ちなみにバックログで文字だけ見ているから不自然なんじゃなくて、演出ありでも意味不明でした。

「ははは── っ!」 「がっ── っ!?」 「汀── っ!?」
アオイシロ

「はっ――!」「ふんっ――!」
アオイシロ

「がっ……」「ああああっ!」「ふんっ!」「ぐはっ――!」
アオイシロ

「たり」は二つ重ねるんじゃねーのか
アオイシロ

夏姉さんが切られた。スイーツ(笑)
アオイシロ

これはひどい
アオイシロ これはひどい

 ……(^^;)。10年以上も前になる燃えゲーの始祖「痕」だって、もうちょっと誰がどういうふうにどうして相手がどうなったか書き込んでいたと思うぞ。いや、「雫」だってアオイシロよりかは頑張っていたんじゃないか。御大は虚淵あたりでもパクって精進すべし。

『時は加速』する……
アオイシロ 三クリックで海→マタム返す→祠へ
 こ れ は す ご い。たった今マタムにしがみついて海を渡っていたかと思えば、その2クリック後には荒れ狂う海上から祠の前に上陸していて、次の1クリックでマタムを無に還し、もう1クリックでさっさと祠の中へ入って休憩を始めている!! 急展開ってレベルじゃねーぞ!!

アオイシロ キングクリムゾン3
アオイシロ キングクリムゾン
アオイシロ キングクリムゾン2
 綾代や百子とビーチボールできゃいきゃい遊んでいたかと思えば、その5,6クリック後には魍魎に出会しているのだった(笑)。

何で大事なことじゃないのに二回言うんだ?
アオイシロ 

アオイシロ 

各章の繋ぎがもの凄い不自然
 初日から最終日まで、違和感が全くない箇所のほうが少なかったぞ。「え? 何でこんなセリフで唐突に終わるの?」「なんでこんなところでさっさとまとめに入っちゃうの?」「……あと4,5クリック分描写するべきことがあるんじゃないの?」って感じ。いろいろと端折りすぎていて、とにかく痒いところに手が届かない印象だった。余分にエンター押したらいつの間にか章が終わっていてポカーンとすることもしばしば。アカイイトでもたまにあったけど、ここまで酷くはなかった。ウェイトもちゃんと取ってないな。
アオイシロ

アオイシロ

アオイシロ

アオイシロ

アオイシロ めんどくさい

アオイシロ

アオイシロ

「麓川のオッさんの手抜き癖を発見した。それは……御大は面倒臭くなると『そして××は△△――』で全て誤魔化す!!」
アオイシロ そして
そして誓いは交わされた。(笑)

アオイシロ sosite
 そして汀は卯良島へ――(笑)

sosisosi
sosisosi2
 そして再び――私たちの路は別れた。(笑)

アオイシロ そして2
 そして汀は立ち上がれない。(笑)

アオイシロ sosite2
 そして私は一人走った。(笑)

アオイシロ sosite3
 そして私は、崖から落ちた。(笑)

アオイシロ これは非道い
 そして私たちは走り出す。(笑)

アオイシロ 手抜き
 そして汀は海の中へ――(笑)

アオイシロ そして私たちは下っていく
 そして私たちは下っていく――(笑)

 大先生の「あーもう書くのめんどくせっ! これで終わりでいいや!」という声が聞こえくるようだ。

その他、華麗なる使い回しテキストの数々
ナミルート 使い回し

ナミルート 使い回し2

アオイシロ 何度も聞いた

アオイシロ 根方の第一印象

アオイシロ コピペ

#ここから
ナミルート 使い回し3
ナミルート 使い回し4
ナミルート 使い回し5
#ここまで使い回しますた

コピペ

コピペw

コピペww

使い回し

使い回し

使い回し グランド
 グランドルートの終盤、仲間が一堂に集結し、燃えゲーのお約束である主題歌のFullもかかって、さあこれからラストバトルだ!! というところでのっけからコピペである(^^;)。こんなんでテンションが張るわけがない。御大よぉ、書くのがそんなに嫌でよくライターなんぞやってられるなぁ。

使い回し2

使い回し

使い回し

アオイシロ 使い回し グランド

使い回し

 おのれら台本でも読んどるんか。

 言うまでもないが、ここに挙げたクソテキストの例はごく一部である。これの三倍くらいスクリーンショットのストックがあったけれど、うpするのが面倒になったのでここまでにしておく。御大は今一度、テキトーな描写や使い回しのテキストがもたらす害悪について真剣に考えてみたほうがいいよ。
 もうスタッフ一同でネチネチ嫌みを言ってやったほうがいいんじゃないか。ライターがぞんざいな仕事をするチームに未来はないからね、きっちり言っておいたほうがいいと思うよ。
「おお、麓川センセイ、お仕事中ですかな」肩をぽんっと叩く。わざとらしくディスプレイを覗き込んで、さも驚いたふうに言う。「やや!! なんと!! またまた食事(or蘊蓄or用語辞典)シーンでしたか!! 精が出ますな。本筋のシナリオのほうも、さぞやはかどっておるのでしょうな」もう一回肩を叩いて去る。
 こんな感じでどうですか。

音楽・CGなど
 アカイイトの古唄の上位互換のような「悠久の彼方から」、これまたアカイイトの夢の苧環をほうふつとさせる、タイトル曲の「水の囁き」、いつかのひかりポジションの「貝殻を耳に目を閉じて」、それと戦闘曲でも「竜攘虎搏」なんかは好きだ。この音屋のしっとりとした和風曲は安心して聞ける。その一方で、サスペンス調の「逆巻く波涛」(アカイイトで言えば禍つ疾風、怒涛あたり)はやっぱり肌に合わなかった。どこがどうダサいのかうまく言えないんだけどね。ラストバトルの「道往く死を越え」も、OPのインストぉ? べけべんべんべんべん♪っていうギターが緊張感ねーな~っと思いつつも、泡沫もそれほど好きじゃないんでまあいいや。
 主題歌は断然アカよりアオのほうが好き。Ritaちんの歌唱力は凄いね。さわりで声を張り上げる部分が好きだ。LittleBusters!なら「高く蹴れ! 高く声をああげぇ~♪」のところ、闇の彼方になら「波の狭間に生うまれた~♪」のとこ。
 絵師のHalさんと塗りのスタッフも頑張ったんじゃないだろうか。よく描きました。アカイイトはいたるワンマン時代のKeyかよってくらい枚数がなかったんで、恐ろしく遅筆なのか、それとも描き渋る人なのかと訝しんでいたけど、あん時は単に予算が足りなかっただけなのかな。コハクさん関連が特に格好いい。こちらに背中を向けて剣を振るっているCGが好きだ。主要CGで違和感があったのは下の二枚くらいだな。全然腰が入っていなくて乙女ゲームのCGみたいだよ。この構図は苦手なんだろうか。
アオイシロ へっぴり腰
アオイシロ 及び腰
 どちらもアカイイトに比べて激しく劣るってことはないんじゃないかな。音楽はアカの使い回し率がやたら高いのが謎だが。どちらにしろ音屋は悪くない。

鬼切りの鬼
 こういう内輪ノリのミニゲームは型月あたりにでも任せておけっつーの。……何で本編があの惨状なのに、ミニゲームなんぞに色気を出すの? 何でまず戦闘時の演出の練り込みとか細かいウェイトのチェックとかフラグ管理の徹底とか誤字脱字の修正とかしようと思わないの? 何でおまけ要素に逃げるの? 何で?


 追加要素について。

修正イベントシーン(笑) 追加イベントシーン(笑)
 入浴シーンの湯気を薄くして、女の子の肌を露出させりゃあ喜ぶと思っているなら、ずいぶん馬鹿にされてんな。あんな感情がちっとも篭もっていない、サービスなんだかよくわからないお色気シーンがどうなろうが嬉しくも何ともないよ。本筋に絡みもしない空気サブキャラのそれっぽいCGが増えようが知ったこっちゃあないぜ。テキストと脚本をどうにかしないと根本的にどうにもならん。

創作(笑)
 今回の追加要素で一番(#^ω^)ピキピキっときたのがこれ。何で? 何で本編のシナリオが目も当てられないザマなのに、碌に強化しようともしないで二次創作のこととか気にしてんの? あんたらは余計なことを考えず、まず本編を完璧に仕上げることに腐心したらどうだい。二次創作ってのは作り手の愛が篭もっている作品なら放っておいても勝手に盛り上がるもんだろう。
 7GBオーバーの容量を見て一瞬でも大幅加筆に期待した俺がアホやった。

特別番外シナリオ(笑)
 客寄せパンダのサクヤさんに見事釣られた!! どうでもいいサブキャラ勢にも言えることだが、本筋のシナリオに絡まないなら最初からいなくていいよ。汀とカヤのほうは世界観を薄っぺらくさせるだけの話だった。他の党員も専用の立ち絵や設定くらい用意してやれよ。カヤとどんなふうに闘ってどうやって倒されたとかきっちり描写してやれよ。こういうところに労力や予算を使ってほしいね、いやはやまったく。今の御大にそんなこと期待しても無駄なのか。
アオイシロ 鬼切部守天党。(笑)
 とってもつよそうな集団ですね。
アオイシロ そしてそしてそして
 これが御大の十八番「そしてキングクリムゾン」や!!
 
 一言言っておくが、いくらCGの枚数を増やそうが、解像度を上げようが、外伝のシナリオを付けようが何しようが、本編の脚本とテキストがこの惨状なら、絶対に絶対に絶っ…~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~対に! 評価なんかされないかんね。余計なモン付けて容量膨らませている暇があんなら、御大に嫌みの一つでも言って、一文字でも多く書かせて一文字でも多く修正させたほうがいいと思うよ。ほんと、無駄だからね。シナリオもテキストも駄目なら天地がひっくり返ろうとも良ゲー認定なんてされないから。ましてや「入浴シーンの湯気を薄くしました!」「肌の露出を増やしました!」だのとあんまりにも馬鹿らしいことをされたら私みたいなのは逆上するかんね。んなくだらねーことしてる予算があるなら戦闘シーンの演出をどうにかしろと。

 地雷でしたレビューを書いたとき「はぁ!? 塵骸魔境やSeven-Bridgeが地雷だぁ? お前馬鹿なの? 死んで詫び入れる?」というコメントがいっぱい来たけれど、私の中ではその二つとアオイシロのイメージが被るんだよね。思わせぶりなだけで役立たずのサブキャラがワラワラワラワラいる作品。ライターが書きたいところ(食事、蘊蓄、設定)だけ思いのままに書き散らして、製作期間が足りなくなったのか、モチベーションが続かなくてめんどくなったのか知らんが、脚本はキングクリムゾン連発でぶん投げられている作品。公式サイトやパッケージだけ見たらもんのすげぇ面白そうなんだけど、いざ通してプレイしてみると萎え萎えになる作品。確か大先生は塵骸魔境もSevenBridgeも大好きだったな。ひょっとして後半の超絶手抜き展開は七橋への(6章は一見の価値有りだ)、アホくさい食事シーンは塵骸へのオマージュなんでしょうか。

 アカイイトが好きで好きで始めたこのホームページの、記念すべき500エントリー目がこんな記事になるとはねぇ。あ~ウチの記事の最長記録を更新しちまったよ。

 また例のようにコメント受け付けているんで、何かありましたらどうぞ。



 以下はDGさんへの返信の残り。

>「無闇やたらに増えたサブキャラの存在意義」はご自分で書かれている通り、「奈良陽子が経見塚に来た悪夢」であって、前述の通り卯良島にとっての咲森寺自体が、経見塚にとっての奈良陽子なんだからいてしかるべき。

 咲森寺が現側、卯良島が伝奇側という構造自体はわかるんですが、ナラヨーとその電話イベントと違って、剣道部のメンバーや咲森寺でのイベントが、全く小山内梢子の「日常」を象徴できていないこと、人格を描写するのに協力できていないことが大問題だと思います。梢子とヒロイン&サブキャラの絡みから、そのキャラの人となりだとか、普段の人間関係だとか、学園や剣道部ではどんな様子だとか、そういったものがまるっきり伝わってこなかった。まぁ、どのルートでも使い回せるように書かれたコピペイベントで、そんなものを表現できるわけがないんですが。だから「存在意義がない。イラネー。ジャマ」と思ってしまうんですよ。声優オーディション枠のキャラじゃねーのかと邪推もしたくなる。グランドルートであの連中が出迎えてきたときにも、これっぽっちも感慨が無かったんですよ。「お前ら何でいんの?」って感じです。

何回スイカ割りと花火みたかはわからないけれどようやく島渡った(笑)たしかにシナリオの分量は増えているけれど、その大半は本当にどうでもいい日常シーンです。つまり、主要キャラクター間の日常シーンならともかく、ほとんどが部活動で本編では脇役の人間がわらわらとでてくるだけでその後の本編を進めるにあたって感情移入の程度だとか、キャラクターの性格把握に役立つものではないということです。

(「アオイシロ」プレイ雑感メモ⇒感想も\(^o^)/オワタ|水紋鏡~呪詛粘着倶楽部~)

 水紋鏡さんの感想が的を射ていると思います。

 アカイイトで経観塚への出立前を書き込まなかったように、アオイシロもキャラの把握に役立たない駄イベントはダラダラ描かずさらっと流すべきだった。さり気なく人間描写は織り交ぜつつ。無茶な注文ではないと思います。
 それとアオは現と非日常の棲み分けがいいかげんなのも酷いと思いました。上に書いたバーローのそぞろ歩きとか、ビーチバレーの十秒後に魍魎だとかのことですが。
 アオイシロはサブキャラだけでなく、どの登場人物も自分の人生を生きている感触がしないんですよ。無の状態からぽつーんとあの場所に配置されたような、エントリーシートに名前と記号だけ書いてあるような印象があります。Infinityシリーズあたりと比べても遜色ないくらい薄っぺらい。

>今回の話は要するに、思惑・目的の違うそれぞれの登場人物が、互いの素性を知らず敵だと「勘違い」している状態から始まって、そこで勘違いを解いていくと実は敵はバーロー一人でした、ってことだ(バーローを主様に変えれば、『アカイイト』も大筋同じではある)。伝奇要素の入れ方も含めて、ネタばれの秘匿と解放、情報管理に関して、麓川氏は天才的だと思う。シナリオがつまんないという人は、「誰が」「今」「どういう勘違いを抱いて」「誰を敵だと思い込んでいる」か、「その人の勘違いが解けるフラグは何か」を主要キャラ全員、一々頭の中で表にしながら読み直してみれば、かなり印象が変わってくるんじゃないかと思う。


 ここはそれなりに面白かったんですが、黒幕があんなお馬鹿さんだと判明した時点でどっちらけでした。上に書いた「無茶苦茶なパワーバランス」に通じるものがありますが、油断してバカ笑いしていたら腕を切られたり、トーシロでも知っていた剣の在処を八百年見つけられなかったり、大手を振って商店街を歩いていたりするバーロー(笑)→そのお馬鹿さんに騙される夏姉さん(笑)根方さん(笑)、みたいな。
 伝奇要素についてはおっしゃる通り、アカイイトよりもいいくらいなんじゃないかと思います。上に書いた諸々のへっぽこ要素を払拭するほどではありませんでしたけれど。これまたおっしゃる通り、私の中で伝奇要素の優先順位が低いせいもありますが。

 私はやっぱりアオイシロが大嫌いです。DGさんのエロゲー評価はけっこうぬくいと思いますが、百合ゲーに対しては特に甘くないすか。

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tags: アオイシロ 百合 

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