2009年12月31日

【Key新作】クドわふたー



企画:魁 シナリオ:城桐央
 夢の黄金タッグだな。


 ところでヒビキのマホウってどうなったんですか。

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2009年12月26日

2009年まとめ3 映画300本切り達成

 映画を累計で三百本見ました。これだけ観ても、優れたカットとか、カメラワークとか、空間の情報量とか、そういうのいまいちわからないんだが……。っておんなじようなことを二百本の時にも書いていた。それと俳優の顔と名前と演技がまるっきり一致しない。
 300本見て気付いたことは、日本のオタク文化はデザイン面では洋画に頼りっぱなしだということ。まぁ人間、よっぽどの異才でもなければ自分が見た以上のものはデザインできないからねぇ。特にSF、ホラーなんかは影響力ありすぎ。ギーガーエイリアンと物体Xエイリアンの子孫は挙げたらきりがない。
 それと糸井重里や荒木飛呂彦や虚淵玄は映画をむさぼり観ている人なんだな~、みたいなこともわかるようになってきた。イロイコは手塚賞を貰ったときに先生に「映画をよく見て勉強しているのがわかる」と誉められていたはず。MOTHERの元ネタ映画を網羅しているサイトとかないかな、あったら面白いな。1のボロアパートの外観はウエストサイド、線路の牛の骨は大陸横断超特急だと思う。ギーグの宇宙船を迎えうつシーンは間違いなく未知との遭遇。かたや音楽で宇宙人とコミュニケーションし、かたや音楽で宇宙人を撃退する。虚淵は「NOIRってファントムのマルパクじゃないですか! 訴えなくていいんですか?」と訊かれたとき、「それならファントムはレオンのパクリになってしまう」と言ったとか言わないとか。キャルが「お前、俺に話しかけてんのか?」と鏡の前でやっているシーンをいまだに覚えている。

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2009年12月25日

2009年まとめ2 小説

 年賀状に2009年と書いてしまったことに今さら気付いたv(^^v)。
 感想を書いていないだけで、コツコツ読んでるんですよ。今年はドナルド・E・ウェストレイクをあらかた読んだ。リチャード・スターク名義も含めて。このオヤジさんは職人だな。多少ばらつきはあるものの、読んだ二十冊近くのどれもが面白かった。ページターナーという言葉がふさわしい。私が一番好きなのは、はじめに読んだ『斧』かな。たしかこれ「キング絶賛!」だったから読んだはず。

 子供のときに、SFファンだったときがある。スプートニクが飛ぶまで、多くの子供がそうだった。スプートニクが飛んだとき、わたしは十二歳だった。それまでに読んだすべてのSF雑誌とか、観たすべての映画やTV番組とかは、当然の権利として、宇宙はアメリカ人のものだと思い込んでいた。宇宙の探検家や移住者や命知らずたちは、どの話でも全員アメリカ人だった。そこに、いきなりロシア人がスプートニクを射ちあげた。最初の宇宙衛星を。ロシア人がだ!
 それから、わたしたちはみんなSFを読むのをやめ、SF映画やTV映画に背中を向けた。他のみんなのことは知らないが、覚えている限り、その後、わたしはウェスタンに関心を持った。ウェスタンでは、誰が勝つのか疑問の余地はなかった。

(『斧』ドナルド・E・ウェストレイク)


 スプートニクの衝撃についてはキングもエッセイで書いていたね。

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2009年12月23日

2009年まとめその1 ギャルゲーエロゲー

 今年は就活があったのと後半東方をちまちまプレイしていたのであまりギャルゲーの本数を稼げなかった。こんなていたらくで社会人になってもやっていけるんだろうか。東方は本数に加えていいかな? でもクリアするのに躍起になってストーリーあんまり覚えてないっていう。おまけ.txt読もうか。
 新作は『ホリゾーンの上』だけか! 来年はRewriteと素晴らしき日々安定。素晴らしき日々は本当に出ればだけど。ケロQとかよく潰れないよな。

面白かった
EXTRAVAGANZA
 ギャルゲーは読み物と割り切っていて、ゲーム性はわりとどうでもいい人間なんだが、これの生存フラグ探索と分岐は面白かったな。久々に自力攻略してしまった。だが下手に分岐が面白い分、苦手なひぎぃシーンをご丁寧に回収してしまった! ちょっときつかった……!(マインデッドはほとんど本筋しか読んでない)
水月
 人を煙に巻くような衒学シナリオで、一見おっぽりっ放しに見えるが、開示される情報の配分が絶命で、ぎりぎり推測できるバランス調整がされているのは感心した。登場人物はほぼ全員きらい。あとは二重影の直後にやったのでアレがアレだった。にやり。
二重影
 いい読み物でした。システムは極悪だった。

アレだった
To Heart
 今プレイすると非っ常~~~~~~につらいものがある。
Volume7
 あれだ、12Rivenをやったときにもこんな(^w^;)気分になったな。
東方星蓮船
 ノーマルをやっとクリアした。途中までノーマルのシリーズ最難関だと思っていたが、ボムが二個以下ならミス時に補充されることに気付かなかったせいでした。マニュアルちゃんと読もう! それに気付いたら下から数えた方が早い難易度だった。クリアはできるんだが、何かとイライラさせられる。もうちょっと目に優しくしてくれ。そんなので撃ち取って楽しいかい? と思う箇所が何個もある。ボムのストック制も、東方シリーズお馴染みの抱え落ちのストレスマッハが軽減するかと思ったが、ミス時のパワーダウンが尋常がない上パワーが泣きたくなるほど上がらないのでどのみちイライラするんだよな。そのうち別記事でもっと文句書こう。
http://toppoi.web.fc2.com/touripu.html
ホリゾーンの上
 2009年にこんなの7000円で売っちゃあいけねぇよ。

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2009年12月13日

紅妖永風地のノーマル初期設定クリアしたよーv(^e^)

 いよっしゃああああああああああああああ!! 自力攻略キタコレ!! 諦めないでよかった!! この達成感はシレン・トルネコのもっと不思議系を初クリアしたときに匹敵する。あー充実した無駄な時間を過ごした。どれも基本的にはイージーだと気楽にクリアできてノーマルは修練が必要だったな。
 エクストラは自力攻略無理かなー。ロイヤルフレアが全くかわせる気がしないもの。誰かのリプレイ見ちゃおうかな。

 クソリプレイうp。
http://toppoi.web.fc2.com/touripu.html

紅魔郷 パスウェイジョン霊夢
 初STGだったので総プレイ時間はダントツぶっちぎり。にもかかわらず4面で手裏剣の出現位置を間違えてやんの。五面途中でポコポコ死んでヤケクソになりかけたが持ち直した。プリンセスウンディネ0/30ワラタ。今ならレーザーは切り返せる気がする。
妖々夢 咲夜ワイドショット
 プリズムリバーのあの弾道なんやねんと。ぼくは妖夢さんの通常弾がきらいです。今自分のリプレイを見ていたら隙が見つかったような気がする。なぜかかわせないアリスさんの霧人形。
永夜抄 ゆかれいむ
 五面以降まるっきりいいとこなし。クリアした実感があまりない。てゐの通常弾にかわいがられる。ウドンゲインさんの攻撃意味不明。
風神録 ホーミング霊夢
 Nクリアまで総プレイ回数15 プレイ時間01:23。もっとも時間がかからなかった。なんということでしょう、霊撃チキンで溜めた残機が神奈子さんに見る間に吐き出されていきます。マウンテンオブフェイスみたいなボム使っても息つく暇がないスペルは辛い。
地霊殿 ゆかれいむ
 Nクリアまで総プレイ回数234 プレイ時間11:52。紅の次に時間がかかった。最初は全くクリアできる気がしなかったが堅実プレイだと逆に機数が余る。お燐の通常弾にかわいがられました。指先の調子が悪くて特に挙動不審。

 星蓮船はユーフォーの仕組みがよくわからなく一機アップもままならないんでマニュアル読んでくる。説明書読まないとプレイできないようなゲームってあんまり好きじゃないんだけど。

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2009年12月08日

浪人した同級生がすっげぇ大変そうだ 20091208

 就職率史上最悪とか聞いたぞ。
 こんなゆったりとした師走が遅れるのも当分お預けなのかと思うと鬱になってくる。今年は大手術をしたお祖父ちゃんの見舞いに実家に帰ります。 


Yahoo!辞書 - プリミティブ【primitive】
 原始的なさま。また、素朴なさま。「―な作風」「―アート」  “自らの妖艶さを自覚的に武器とする、プリミティブな生存本能に満ちた存在”

韜晦とは - はてなキーワード
 とうかい。自分の才能・地位などを隠し、くらますこと。また、姿を隠すこと。行くへをくらますこと。謙遜? 能ある鷹の爪隠し? 卑下?

実は東方ってやったことないんですよね(笑)とは (ジツハトウホウッテヤッタコトナインデスヨネカッコワラとは) - ニコニコ大百科
 菊川怜がゴジラ映画に出るんで初代ゴジラを観たら退屈で寝てしまったとか言ってゴジラオタに総スカンを喰らった話を思いだした。まあ(笑)は不用意じゃないかなぁ。



 パワポケダッシュは正史に組み込まれたんでいつかはやらねば。キミタチ、シューティングの動画で何でもかんでも東方東方いうのはやめんさい。


 格ゲーできるようになりたいれす。






 このシリーズって、チェンのちぇとか無い音は……っつっ近づいてのちと捕まえてぇのえを混ぜてそれらしく聞かせているんだろうか? 技術力の無駄遣いもいいところだwほんとしょうもないw


 これ投稿当時に見たよwあ"~気持ちいい!だと思っていたんだが、あ~もっちもち! が正解のようだ。


 ぷりぽっ! ハモりでやられました。
 ニコニコのくだらないものに対する悪乗りの良さは驚嘆に値する。

 昨日テレビを付けたらやにわに「レッドラム! レッドラム!」と聞こえてきてびっくりした。洋楽のチャンネルに合わさっていたらしい。そのままハローランがオヤジに不意打ちされるあたりまで見てしまった。
 地霊殿のノーマルはえらくむずかしいな。敵が固いのなんのって。

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2009年12月03日

智代アフター レビュー・感想 越えてはならない一線を踏みにじったいんちきファンタジー

 私は『智代アフター ~It's a Wonderful Life~』が大嫌いだ。2005年に発表された大作の続編はどれも酸鼻を極める出来だったと思うが(『智アフ』『ひぐらしのなく頃に解』『Fate/hollow ataraxia』)、この子は関連作品に過剰な思い入れがある分むかっ腹が立った。頭に血が上って目が眩みそうになった。魁の陳腐なシナリオを読んだときもここまで失望はしなかったし、城桐央の電波シナリオを読んだときもここまで落胆しなかった。
 『智代アフター』の何が嫌いかって、中途半端な現実感と、中途半端に開けた世界と、メッセージの押しつけが嫌いだ。確かにKey作品は『ONE』から『リトルバスターズ!』に至るまで、読者の視点を意識した大仰な演出・展開が少なからずあった。だが、『智代アフター』の物語の構造――智代が妙な使命感を持って不特定多数の人間(われわれ読者)にメッセージを配信している――はいくらなんでもやりすぎだ。この構造が半端なリアリティと感動の押しつけがましさに拍車を掛けている。
 シナリオに話を移そう。私が何より許せなかったのが、終盤のともシナリオで、河南子が心を病んでいる人たちを一週間かそこいらの付き合いで癒してしまったことだ。

「かなちゃん、という存在が作用したのよ」
「…?」
「きっかけはちょっとしたことだった」(略)
「次の日も、かなちゃんは同じことをした」
「また別の人が、彼女に気を許した」
「そうして、かなちゃんは、ここの住人と仲良くなっていったの」
「いつしか、いろんな人たちが厨房に集まって、お菓子を作ってた」
「みんな笑いながら」
「まさか、と思う人までね」
「みんな、生き甲斐を持ったように、はつらつとして」
「どうしてだと思う?」
 俺は首を振った。
「生き甲斐ってのはね、変化への欲求でもあるのよ」
「人は生活に変化がなくなると、退屈を感じるものなのね。それはその人が健康な証拠」
「退屈を感じなければ、その人の心は病んじゃってるのよ」
「ここにいる人たちはここに来る前からそうだし、ここにきて変化のない生活を続けるうちに、みんな、退屈を苦ともしなくなっちゃってたの」
「でも、そんな村に初めて、変化していく存在が現れたわけ」
「それが、かなちゃん」
「育児に追われる母親は、子供の日々成長する変化に生き甲斐を感じていく」
「老い先短いお年寄りも、孫の成長を喜ぶものでしょ?」
「こう言っちゃかなちゃんに悪いけど、それと同じね」
「かなちゃんは、子供のように笑って、喜んで、お菓子作りを覚えていった」
「それが彼らにとっての、生き甲斐になったんだと思うの」
「でも、それを目の前でこんな短期間のうちによ…?」
「奇跡を目の当たりにした気分だわ」
 あいつが、そんなことをやってのけたなんて。
 俺も信じられない。

(8月17日)


 私も思わずわが目を疑ったよ。なーにが「かなちゃん、という存在が作用したのよ」だこの野郎。
 Keyゲー、それも麻枝准のシナリオを読んでいて、こんな陳腐な奇跡を見せられる日が来るとは思いもしなかった。確かに折原浩平や沢渡真琴や神尾観鈴は病める人の象徴としての一面もあったかもしれない。Keyゲーのお約束である不思議病は重篤な精神の病のメタファーだったかもしれない。だが、それと実際に精神病を患っている人をほいさっさと片手間に治してしまうのは話が全く違うだろう。あの施設にいた人たちは、人生を捨てざるをえないほどの深い傷を心に負っていたんじゃあなかったのか? それが河南子との袖触れあう程度の付き合いで治ってしまいましたって? 馬鹿を言っちゃあいけない。こんなもので人が癒せるのなら、世の中から療養施設は消えてなくなるよ。
 これまでKeyの主人公たちが起こしてきた奇跡と癒しは、一見突拍子もないようでいて、厳格な発動条件があったはずだ。そして個人と個人の間で、確固たる意思をもって発動されたはずだ。そこに血が流れないことは一回もなかったはずだ。そうして真実味を持たせてきた奇跡を、智代アフターは薄うく薄く引き延ばしてモブキャラに大安売りしてしまった。あほらしくてやってらんないよ。エゴのない万人の為の奇跡なんざあ、薄ら寒いだけだよ。
 もう一つ首をひねりっぱなしだったのは、登場人物が血縁関係に対して盲目的に、妄信的に価値を見出すところだ。私はKeyのシナリオというのは、名前だけの関係と決別して自我を確立し、真に価値のある関係を獲得するものと捉えていたのだが、別にそんなことはなかったぜ!

「だから、朋也…」
「私たちも、このまま…」
「この場所を去ろう」
 それが、智代が導き出した答え。
 けど、俺は…違う。
「俺は…」
「それでも、ふたりは一緒にいるべきだと思う」
「どうして…」
「親子だから」
「そうとしか言えない」
「そうか…」

(8月13日)


「学校を作る」
「どうして」
「ともが通うために」
「ちょっと待て…ともはまだ幼稚園児だぞ」
「作るなら…幼稚園じゃないのか…」
「俺がここに作りたいのは、未来とか希望とか…そんなのなんだよ」
「学校はその象徴だ」
「だから学校でいい」
「そうか…」

(8月13日)


 そうか……。
 家族だから云々、血の繋がりがあるから云々ではなく、家族とは? 家族の真の価値が問われるのはどんな時か? と問うのがKeyのスタイルだと思っていたんだけどなぁ。私の見込み違いだったらしい。朋也がともに、父親と断絶されていた自分を重ねているのはわかる。そして有子が余命の残りをともと過ごすのは、両者にとってよいことかもしれない。だがその根拠が「実の親子だから」「血が繋がっているから」ではあまりにも弱すぎる。何の理屈にもなっていない。逆説的ではあるが、無条件で肯定されるような関係に価値なんてありゃあしないのだ。あそこは朋也の勝手な推測ではなく、当事者であるともと有子のはっきりとした意思と行動がほしかった。やたらにしゃかりき張り切って悦に入っているのが第三者の朋也で、当事者であるはずの親子がわりと蚊帳の外なのも、このシナリオの押し売り感を助長していると思う。本当に最後の最後で有子とともの意思があったのが救いだ。第三者の協力というのは『Kanon』以降のKeyに欠かせない要素だが、このシナリオは根本的に間違っている。
 最後に、あまりにも唐突な頭部強打と、例のご都合主義的な記憶喪失について。ざっと観測範囲の感想を検索してみたところ、悲劇のための悲劇、下衆な作為を感じると非難囂々だったが、私は逆にあそこからの展開だけは買っている。導入部は下品で説得力に欠けるが、かろうじてKeyらしさを取り戻していたと思う。あの症状こそまさしく死に至る病、不思議病だ。歴代の病気の中でもわかりやすい。そして最終的に、智代と朋也が輝く季節へ到達していることは素直に評価できると思う。一服の清涼剤だ。それと『CLANNAD』とはまた違った形での、朋也と父親の和解を見られたのも嬉しかった。それくらいだ、よかったところは。
 あらすじだけ見ればKeyの物語として成立しているが、作品全体に漂う俗っぽさ、軽薄さ、押しつけがましさがただひたすらに悲しい。半端に現実へ踏み込んだことで、却って説得力を失ってしまった。越えてはならない一線を踏みにじったいんちきファンタジーというのが私の偽らざる感想だ。

智代アフター ~It's a Wonderful Life~ 初回特典版
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