2017年02月12日

百合作品なら薦められればそのうちやるリストには入れておく

 レビュー系統のブログをやっていて、たくさん閲覧してもらったりはてブがいっぱいもらえたりするのももちろん嬉しいんだけれど、何より達成感があるのは「紹介記事を見てやってみました」「面白そうだったんで自分も観ました」という報告をいただくことだ。冥利に尽きるというやつだ。いわゆる布教・ステマっちゅうのはリアルフレンドにするのはうっおとしい部分もあるんだけれど、一方的なコミュニケーションとも言えるブログはその辺気にする必要がないのはよいね。というわけで、他の人も月の水企画作品をやってけろ。
リリィナイト・サーガ レビュー・感想 名作! 王道風ド外道百合エロRPG

 『咲-Saki-』の映画は初日にレイトショーで観てきた。原作のファンならばどこかしら見所はある……私にとってはぐいぐい行く国広くんやエトペンエピソードの翻案……が、原作を知らない人が観ても十中八九何だこれってなる。これが、原作厨が最大限言葉を選んだ感想。あと、ハギヨシの血色が悪かった。


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 その違和感はなんかわかる。われわれがセイバーさんの私服に感じる郷愁や憧憬や慕情とあのスケベセーターはちょっと違う。

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―― 面白いと思われたのは、たとえばどんなところですか?

永尾 キャラクターが、それぞれピックアップされるじゃないですか、清澄高校だけではなく。それがまた皆いい子で、それぞれに勝ちたい、頑張りたいと思う理由があるのがいいなと。嫌だなという子もいなくて、皆が好きになれますよね。また、それがチームとしてそろうと、わ~格好いいな、という気持ちになれますよね。


 念。


 だいたいあってた、しゅごい。
 

 最近ツイッターのTLがこれ一色なので観てみたけれど、よくわからない。第一関門のガクガクFPS、へっぽこ物理演算の狩りごっこで脱落組。ローポリが少年時代に観た『ビーストウォーズ』の思い出を刺激してきた(全然画風が違うけど)。


 パワポケとポケモンというドストライクの組み合わせ。試合もおもしろい。


 やだなにこの人イケメン……。
 このアニメ、カンナのふとももにかなりの作画リソースを割いていないか。

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2017年02月05日

宮永照のお菓子好き 家族麻雀の影響説

渡辺たちとのチームが虎姫の前身なのかな
 「高校生一万人の頂点」宮永照のお菓子に目がないところは、これまでも随所で(特に『咲日和』でぽんこつ空気を振りまきつつ)アピールされてきました。そして『咲-Saki-』本編でも、最新話でそのお菓子好きっぷりがこれ以上ないほどクローズアップされました。サブタイトルもそのまんま「菓子」という徹底ぶりです。

「売店でお菓子買ってきた」

(『阿知賀編』第13局「再会」)


「とにもかくにもお菓子がないと…」
お か し

(『咲日和』白糸台の巻1)


「これか? これは菓子の差し入れだ」
「!」

「ほしいのか?」

「食べるか?」
「!!」

(第170局「菓子」)


「麻雀部だと菓子やパンケーキが毎日食べられるぞ」
「!!」
「あとはそうだなぁ………
 レギュラーになれば特待生と同じで寮がタダになるとか…」
「パンケーキ…」

(第170局「菓子」)


 ところでこのやりとり、菫に特待生の設定を説明させつつ、照に「パンケーキ…」でぶった切らせることで、彼女がどこかずれているのと超弩級のお菓子フリークであることも同時に表現していて、もの凄く脚本力が高いです。
 閑話休題。小林立は「設定! 付けずにはいられない!」というレベルの設定厨で、各キャラクターに付与された設定は思いも寄らぬ意味を持っていることがままあります(参考資料)。名前しかり、誕生日しかり、趣味嗜好しかり。信徒らはその意味不明な設定に隠されたサブテキストを探るべく、夜を日に継いで研究を重ねています。私は今回、照のお菓子好きにも、ここまでクローズアップされるからには何かしら意味があるのではないかと思い、いろいろ記憶をほじくり返していました。するとふと頭に浮かんできたのが、1巻の第1局というとんでもない序盤の会話でした。

「家族麻雀で

お年玉を巻き上げられないように負けないことを覚えて
勝っても怒られたから勝たないことを覚えました」

(第1局「出会い」)


 咲さんがなぜプラマイゼロを目指すような打ち方をするのか、和に語るシーン。
 『咲-Saki-』をスピンオフから知った人や、原作古典派の人はひょっとすると知らないかもしれませんが、1期アニメの該当シーンでは会話の内容が大きく変更されています。

「私 ずっと家族麻雀で
負けるとお菓子がもらえなくて
でも 勝ちすぎても怒られてたから
気がつくと こんな風に打つようになってました」

アニメ『咲-Saki-』1話


 強調は引用者によります。子どもが賭け事に参加する描写がまずかったのか、そもそも賭博行為が放送コード的に駄目だったのか、媒体の違いに関する資料としてもおもしろい箇所です。
 さて、ここからまた話がこじつけ臭くなってきます。まず、アニメオリジナルの描写は、南浦さんや個人戦の成績の扱いを鑑みて、原作正史と共存するものとして話を進めます(『咲日和』についてはりつべ本人から実際にあった出来事だとお墨付きがあったけど、アニメはどうだったかな)。上記描写についても、設定が変更されたのではなく、宮永一家の家族麻雀はお年玉を賭けるのと同時にお菓子を与えていたと考えます。
 照がお菓子を好きになったのは、家族麻雀のごほうびだったからでは(囚人がアルフォートとコーラを好きになるがごとく)? お菓子の味が家族……咲と麻雀を打った記憶と結びついているからでは? というのが私の予想です。つまり、照のお菓子好きっぷりは、彼女がいかに咲さん大好きかを表すバロメーターだったんだよ!
 この説が苦しいところは、照が最新話で「たまにつらいことを思い出すから」と語っているように、照の中で家族麻雀がどんな位置づけだったのか判然としないとですかね。何にせよ、直近で宮永家の母=宮永愛=アイ・アークタンダーという超重要設定が開示されたこともあり、この家族麻雀周りの設定がどうなるのか目が話せません。
 というわけで、照がお菓子に目がなくなったのは家族麻雀の影響説、予想が的中していたら褒めたってください。

tags: 咲-Saki- 

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