2018年09月14日

のんのんびより ご注文はうさぎですか? きんいろモザイク いいかげんなレビュー・感想

 本棚の整理をするため、積みっぱなしだった有名どころの日常系ゆるふわ百合漫画を雑に十把一絡げにして消化する。アニメ化された作品だけあって女の子はとてもかわいく、やりとりはほのぼのとしていて、キャラクターの中に恋愛寄りの強い感情を持っている子がいるのは共通している。しかし、やはりというか何というか、食い足りなかった。

 私は何も、あまねくエンターテイメントに重厚なビルドゥングスロマンや胸を打つラブロマンスや手に汗握るストーリーテリングがなきゃあダメだなどど言うつもりはない。変わらない日常の大切さをマイペースに描いた作品や、生活やアクティビティの中のちょっとした楽しみや喜びを切り取った作品は素晴らしいと思う。しかし、私はキャラクターを食べて、エピソードを食べて、関係性を食べて、掛け合いを食べて、情報を食べて生きている人間だ。女の子が「かわいい」「おばか」「シュール」だけではやっぱり物足りない。だから、欲は言わないので、『ゆるキャン△』のキャンプ描写や旅の描写と同程度には田舎暮らしや風物詩をいきいきと描いてほしかったし、『NEW GAME!』と仕事や創作に対する姿勢と同程度には飲食店の経営要素や住み込み労働の描写に力を入れてほしかったし、『ゆるゆり』の百合要素と同程度には国際交流の面白おかしさや金髪へのフェチズムが話の中核にあってほしかった。こんなことを書くと「お前、欲深すぎじゃねぇか」と言われそうだけど。
 雑な記事を雑にまとめると、私は日常作品に対する熱意はあんまり高くなく、上で引き合いに出した作品は格別の評価しているということだ。

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tags: 百合 感想 
2018年09月03日

素晴らしき日々~不連続存在~ 正史考察・解説

※以下、『素晴らしき日々~不連続存在~』のネタバレに一切考慮していない。
 この作品の正史(メインルート)における、主人公らを中心とした登場人物の行動をまとめている。

素晴らしき日々 ビックハザードこっちくんな

 人格間には認識のズレがあり、新しい由岐は記憶を捏造しているので怪しいところもちらほらある。
 佐奈実の血に死者の魂を吸い寄せる能力があることを前提とする。

 沢衣村の近隣にある村が廃村になる。村には死者の魂が集まるという佐奈伎神社があり、そこの娘である佐奈実琴美が、神道系古流柔術の流れを汲む間宮の家に引き取られる。
 琴美は古い価値観の残る村で気味悪がれ迫害されるが、間宮浩夫だけがそれをかばう。二人は次第に愛し合うようになり、東京に駆け落ちして結婚する。やがて二人の間に皆守が誕生する。

 浩夫が癌を患う。元々の持病のせいで病気が進んで衰弱する。
 琴美は浩夫を救いたい一心でカルト宗教「白蓮華協会」に入信する。教祖の白連太郎は琴美の持つ佐奈実の血と美貌に目をつけ、甘言で誑かす。救世主の話を真に受けた琴美は教祖と性交渉し、羽咲と卓司が生まれる。琴美に飽きた教祖は、子どもが双子だったので救世主の資格を失ったと言いがかりをつけ、琴美を捨てる。
 琴美は次第に精神を病んでいく。卓司と琴美による羽咲への虐待が続く。それを許せない皆守は二人に暴力を振るう。ある日、皆守が錯乱した母親に刃物で襲われるが、逆に負傷させてしまう。皆守は父親の実家がある沢衣村に移される。
 琴美は卓司を救世主として育てるべく英才教育を施す。2012年7月20日に世界は滅亡するので世界を空に還さなければならないと吹き込み、新白蓮華教会のホームページ作りを手伝わせる。一方で、躾として熱湯をかけたり風呂に沈めたりして虐待する。

 三年後、浩夫の癌が悪化し、検査入院のために羽咲も沢衣村に預けることに。
 間宮兄妹と由岐が交流する。しばらくして浩夫が息を引き取る。
 琴美と卓司が浩夫の一年祭に村を訪れる。二人は羽咲たちを夜の山で襲う。由岐は突き飛ばされた羽咲をかばって墜落死。皆守はナイフを持った卓司ともみ合いになり、拍子で卓司の胸にナイフが付き刺さる。皆守は死の間際の卓司に取り憑かれてしまい、由岐も皆守の身体に取り憑く。羽咲は身体と心に深い傷を負う。
 皆守は以後、自分を間宮卓司だと認識するようになってしまう。琴美は卓司の死が受け入れられず、皆守の学校関連の書類を間宮卓司の名前で提出する。

 由岐が目を覚ます。

 卓司は北校に入学した当初から城山、西村たちにいじめられる。その憂さ晴らしに北校SAWAYAKA掲示板を設立する。

 ざくろが北校に編入してくる。めぐと聡子がいじめの標的を希実香から空気の読めないざくろに変える。
 めぐたちはC棟の屋上を彼氏との逢い引きといじめに使うために美術部を設立し、四人の数合わせのために希実香とざくろを入れて、瀬名川を名前だけの顧問にする。誰も来ない屋上でざくろへのいじめが続けられていたが、瀬名川は見て見ぬふりをする。
 ある時、聡子たちがざくろの希実香からもらった黒い人形を奪って投げ合い、それを取り戻そうとしたざくろが屋上から落ちる事故が起こる。ざくろは運良く三階のひさしにぶつかって体育館の屋根に落ち、軽傷で済む。瀬名川と学校は事故として処理してもみ消し、C棟は閉鎖される。

 一年ほど前、卓司は城山たちに罰ゲームとしてざくろの制服を盗むよう命令される。制服を無理やり着せられて嬲られ、消えてなくなりたいと願ったときに皆守が目を覚ます。城山たちを叩きのめし、卓司を痛めつけたあとに制服をざくろに返す。
 一時間ほど後に由岐が現れ、自分内格闘で皆守をしごいた後に、自分たちの状況について説明する。
 皆守は不良たちから麻薬をカツアゲするのを続けるが、そのことで卓司の名前が裏社会に知れわたる。

 卓司が北校の新校舎下スペースに、漫画などを読んだりPCを使うための秘密基地を作る。

□2012/7/02
 卓司は授業をさぼり、秘密基地へ漫画を持ち込んでいたが、旧プールの前で皆守に絡まれて痛めつけられる。漫画を皆守に燃やされて、5万円を用意するよう言われる。
 ざくろは城山と沼田に絡まれそうになって逃げていたが、旧プールの方で火が上がっているのを見かけてそちらに行く。卓司に出会してマンホールの下に匿ってもらう。秘密基地にも誘われて、いじめからの現実逃避で誘いに乗る。秘密基地で割れの話を聞かされている時に我に返り、早々と帰る。
 卓司は眠気も襲われて皆守に交代。
【18:30過ぎ】
 皆守がバーでアルバイト。
【18:58】
 羽咲がバーに来店。

□2012/7/03
 卓司が一限から出席し、二限の授業後に秘密基地に篭もる。眠気が襲ってきて皆守に交代。
 皆守がB棟屋上でさぼっているところに由岐が現れる。由岐は自分が切り離されつつあり、記憶の断片化が進んで羽咲や皆守を認識できなくなってきていることを語る。
 昼休みにざくろが屋上に来る。由岐が応対する。知的で人当たりがいい由岐に惹かれるざくろ。羽咲が弁当を届けに来る。
 卓司に交替。秘密基地でカップラーメンを食べつつパソコンで掲示板を覗き、瀬名川に紹介された清川を承認する。ざくろのいじめに関するスレッドが続いているのを確認し、今度秘密基地に来た時には優しくしようと決心する。
 食糧の買い出しに行こうとしたところで、学校にいた羽咲(司と鏡)に見つかって話しかけられる。繁華街まで付いてこられるが冷たくあしらう。追いかけてくる羽咲の姿にデジャヴを感じ、羽咲から兄にうさぎの人形を貰った思い出話をされるが、聞き流す。
 夕方、卓司が買い出しを負えて裏の塀から学校に入り、秘密基地の前でマンホールから出てきたざくろに会う。ざくろは由岐との雰囲気の違いに戸惑い、すぐに帰ってしまう。
 卓司が秘密基地のソファに座ったところで眠気に襲われ由岐に交替、帰宅。
 家で皆守が目を覚ます。隠れていた羽咲が顔を出し、由岐と三人で談話する。温めなおしたご飯を食べる。
【22:01】
 ざくろの携帯に、いじめコミュニティーへの書き込みを見た宇佐見から意味深なメールが届く。「はじめまして……と言った方がいいでしょうか?」「たぶんあなたに大きな変化があると思います。それはたぶん良い事です。」

□2012/7/04
 ざくろが屋上で由岐と会話する。ますます彼女に惹かれる。
 ざくろが帰ったあとに皆守が目を覚ます。羽咲が弁当を届けに来る。由岐がうさぎのほつれを直す。
 羽咲はバーに出勤、皆守はそのまま授業を消化する。放課後に校舎裏で沼田たちから覚醒剤をカツアゲする。
 皆守はカツアゲの成果を公園の公衆便所に流したあとに、誰かに尾行されていることに気付き、横道で捕まえる。詰問するが、途中で腕時計に仕込まれたフラッシュを喰らい逃げられる。
 帰宅。羽咲のいないうちに思いっきりゲームをする予定だったが、ゲームを起動した直後にマスターの誕生日の準備が終わった(?)羽咲が帰宅する。下ネタで追い返そうとするが食いつかれ、結局ゲームには集中できずじまい。

□2012/7/05
 ざくろ、電車の中で由岐と出逢い、遊園地でデートすることに。その後バーで食事をし、ピアノも聞かせてもらう。
 演奏中に皆守が目を覚まし自分内会話。その後もざくろと軽妙な会話をしつつも、皆守とエロトークを繰り広げる由岐さん。
 デート後にそのままバイト。羽咲とマスターと四人でオナヌーや萌えについて語る。
 三人で帰路につく。由岐は自分内会話で、記憶の連続性を保ち、意識が途切れないよう、出来事を明確に記憶できるよう努力していることを語る。
 三人で川の字になって眠る。誰に欲情するかしないかで揉める。

□2012/7/06
 皆守が授業を受けるが、羽咲が弁当を届けにきて慌てる。言い争っているところに美羽が話に入ってくる。皆守は羽咲が教室に入れるように、美羽がドアを開けてくれていたことを知る。また間宮卓司がクラスで意外に受けいれられていることに驚く。
 皆守は杉ノ宮までの道で尾行者に気付き、再び路地裏で待ち受ける。あっさり捕まってカメラを粉砕される木村。卓司の身辺を洗い、白蓮華協会教祖の隠し子であることをつきとめたと白状する。木村は前回と同じく目を眩ませて皆守を振り切る。
 皆守がバーに出勤。マスターの策略にはまって女装させられる。
 帰宅。身体を洗いながら、卓司の存在感が強くなっているのを考えている時に由岐が出現。無意識にいるときや人格として存在しないときに、皆守や卓司の考えが聞こえるようになったと語る。その後羽咲が乱入してきてカオス空間に。
 のぼせた羽咲をベッドに運ぶ。皆守はその後四日間の眠りにつく。

□2012/7/08
 めぐたちが小遣い稼ぎにざくろと希実香でAVを撮るとする。希実香はざくろを助けようと立ち向かうも、城山たちに囲まれて敗北。ざくろは騙されてクスリを使ってしまい、気分がよくなっているところを撮られてしまう。
【23:10】
 ざくろは途方に暮れ、宇佐美をうさんくさく思いつつもメールに返信する。「はじめまして、私はチェシャ猫です。」「少し気になったんですが……私に起こる大きな変化とはなんでしょうか?」

□2012/7/09
 希実香は怪我で欠席。
 ざくろへのいじめが続く。ざくろは帰り道にめぐたちに集団で襲われ、ホテルで輪姦された後放置される。
【23:01】
 ざくろの携帯に宇佐見からの返信が届く。「間違いなくあなたはわたしたちの仲間です。」「近いうちにあなたを悩ましていた問題が一つ消え去ります。」
 深夜に聡子とめぐみが壊れはじめたざくろについて掲示板の「めぐとさとこの仲良しスレ」スレッドに書き込む。「なんか壊れたんじゃないの」「マジバレたら、停学とかじゃすまないかも」

□2012/7/10
 ざくろはドラッグの影響とレイプのショックから幻覚を見はじめる。秘密基地で「ビッチ死ね」という落書きを見たときのショックがフラッシュバックする。
 卓司はざくろが秘密基地に顔を出さず、基地のことをばらしもしないのが気になり、掲示板で「めぐとさとこの仲良しスレ」スレッドを調べる。書き込みの「停学」「壊れた」といった単語からざくろに何かがあったことを知って教室に向かうが、教室の前で皆守が目を覚ます。皆守は強くなる卓司の存在を消そうと必死に痛めつける。(意識が途切れるときに聞いた「また……殺す気なの?」は無意識にいた由岐のつぶやき)
 卓司はざくろに声を掛けることができずに秘密基地に帰る。周りに人がいないか確認すると、屋上に(神の幻覚を見ている)ざくろの姿を見る。屋上に向かうがざくろとは入れ違いになり、代わりに城山たちがフェンスを乗り越えてLSDを使っている姿を目撃する。
 屋上から引き返す途中で羽咲(鏡と司)に出会うが、冷たくあしらう。
 城山はハイになって屋上のふちでけんすいしている際に、手を滑らせて転落死する。卓司はそれを知ることなく秘密基地に戻り、ソファで就寝。誰かと交替。

【12:52】 ※あとで時系列を修正
 ざくろが宇佐美からメールを受信。「あなたが苦しいのは、あなたの存在が正しいからにすぎません。」「近いうちにあなたを悩ましていた問題が一つ消え去ります。」 
 ざくろは城山が死んだことで宇佐見のメールを信用し、返信をする。

□2012/7/11
【00:20】
 ざくろが掲示板の「転落事故について語るスレ」にコテハンで書き込む。「彼が死ぬのは必然。」
 名無したちから総スカンを食らう。「マジお前自重。」「てめぇが殺したんだろ」
【01:50】
 ざくろが同スレッドに書き込み。「彼が死ぬのは始まりでしかない。」
【02:00】
 ざくろが書き込み。「だって……これって予言通りなのだから……。」
 ざくろ、駅前で宇佐見と亜由美に会う。完全に正常な判断力を失っていたざくろは、二人を前世の仲間だと信じ切り、彼女らと力を取りもどすための儀式「スパイラルマタイ」を行うことを決心する。
【22:02】
 ざくろが掲示板に「ビックハザードが来ます。」のスレッドを立てる。「なぜならば、アザはもうすぐに目覚めるからです。ビックハザードが来るんです。」
 しばらくビックハザードをバカにするやりとりが続く。「ビックハザードこっちくんな」「ワロタ」「こ っ ち く んな」
【22:17】
 ざくろが書き込み。「ふざけないでください!」

□2012/7/12
【00:01】
 ざくろが宇佐美からメールを受信。「水臭いですよ、前世からの仲間に対して!」「明日は6時半に杉ノ宮駅の西口改札口としましょう。」
【08:01】
 ざくろが宇佐美からメールを受信。「今日ですね。スパイラルマタイ!」「がんばりましょう。世界の命運は私たちに掛かっているのですから!」
【09:02】
 ざくろが「ビックハザードが来ます。」のスレッドに最後の書き込みをする。「もうすぐにビックハザードが来ます!」
 卓司が杉ノ宮駅前に出かけてアニメ声優のCDと本を買う。デパートの屋上で眠ったところで新しい由岐と交替する。新しい由岐はタワレコファンで洋楽の新譜を買ったと認識しているが、これは由岐が後で記憶に不整合が起きるようにわざとCDを買った記憶を残している。
 夕方、ざくろと宇佐美と亜由美がスパイラルマタイを決行するために駅前で落ち合う。新しい由岐はざくろたちに出会し、話をしたあとにざくろにキスをされる。
 帰りの電車で眠りにつき、卓司に交替。卓司は屋上から由岐とざくろたちを見ていたと認識していて、ざくろの妙に自信に溢れた様子に胸騒ぎを感じ、駅前に引き返す。
 ざくろたちが駅近くのマンションの屋上に上がり、スパイラルマタイを決行しようとするが、揉める。卓司がその姿を目撃し、マンションのエレベーターに乗り込もうとする。 ※後で詳細を書く
【18:42】
 ざくろたちがスパイラルマタイを決行する。(ここでざくろが皆守たちの身体と激突した場合はDown the Rabbit-HoleⅠに分岐)。卓司は三人の死体におそるおそる近付くが、この時にざくろの霊が皆守たちの身体に取り憑いてしまう。
 卓司は落ちていたざくろの携帯で救急車を呼び、現場検証のために写真を撮る。人が集まってきたことで混乱し、携帯を持ったまま逃げ出してしまう。
 秘密基地に籠もり、気持ちを落ち着けるために『魔法少女リルル』の漫画とアニメを見るが、ざくろの霊の影響で彼女が最後に見た映像とごっちゃになった幻覚に襲われる。ざくろの死体の幻覚に絡みつかれたところで意識を失う。
【19:02】
 瀬名川が高島メールに返信? 「なんのイタズラですか? 高島さんのメールを装ってなんて不謹慎すぎます」
(※まだ高島メールが始まっていないので日付誤り? Down the Rabbit-HoleⅡより)
【22:30】
 皆守が二日ぶりに目を覚ます。秘密基地を出たところで声優のCDを持っていることに気付きぞっとするが、由岐の物であることを考えて捨てずに持ちかえる。
【22:44】
 皆守の身体に取り憑いていたざくろの霊が、掲示板の登録情報を使って、自分の携帯でメールを死体の画像付きで一斉送信する。「わたしはしぬ事によりせんしとしてうまれかわりました のはずですが いたいです みんなしにます 8にちごにしにます ぜんいんかならずしにます」(ざくろが戦士に生まれかわるために飛び降りたことを知っているのは本人だけ、Down the Rabbit-Holeでざくろがこの時間にメールを送信している)
【22:52】
 ざくろのメールを受信した誰かが掲示板に「なんかキタんですけど(lll▽ ̄)」コワヒ~」スレッドを立てる。スレは自分にもメールが来たという書き込みであふれかえる。
 新しい由岐が帰宅。買ってきた新譜を聴こうとしてアニメのCDであることに驚く。皆守は自分を認識できない新しい由岐の姿に涙を流す。
 由岐は記憶の不整合で存在に亀裂が入り、かろうじて連続性を取りもどす。皆守を抱きしめる。
 皆守と由岐で作戦会議を行う。由岐は切り離されている間も、卓司に衝撃を与えた事件についての調査を出来るよう心構えをする。お互いに情報交換できるように、自室のノートにメモを取ることを決める。

□2012/7/13
【01:40】
 聡子が「なんかキタんですけど(lll▽ ̄)」コワヒ~」スレッドに書き込む。「あのメール本当に高島ざくろのものだと思う……。アドレスが携帯に入ってるから分かる」
【01:42】
 めぐがスレッドに返信する。「あれ間違いなく高島のメールだよ。あの子が持っていた携帯のカメラの写りと同じだもん。」

 皆守が羽咲に起こされる。卓司は一人で目を覚まし、新しい由岐は若槻姉妹に起こされた認識。
 羽咲が持ったお盆で朝食を食べながら登校する。「俺が嘘言ったことがあるか? でも、この約束は絶対だ」
 羽咲と別れて校門をくぐろうとしたところで意識下に引っ張られそうになる。由岐に話を聞いてた皆守はすんでの所で踏みとどまるが、新しい由岐の認識に支配されかけて混乱する。
 教室に入るとクラスが異様にざわついている。美羽に声を掛けられ、クラスメイトの女子からざくろの自殺について聞かされる。
 HRが始まり、清川からもざくろの自殺を告げられたところで、今度は卓司の認識に襲われる。皆守は卓司の世界にチューニングを合わせて、彼を消滅させようと徹底的にいたぶる。蹴り飛ばそうとしたところで完全に意識化に引き込まれ、その際に封印した記憶の一部を見る。
 一限の終了後、新しい由岐は屋上でサボうろうとして彩名と出逢う。『空飛ぶ二十面相』と『純粋理性批判』を読んで雑談。
 何の気無しに3組の教室に入ると、瀬名川に声を掛けられる。瀬名川は新しい由岐(卓司)から自殺する直前のざくろと会ったことを伝えられて取り乱す。(死の直前に自分の名前を出していなかったかびびっていた)
 卓司に交替し、物理の授業を受ける。卓司は混乱から、ざくろは自分に助けを求めていたというメッセージを勝手に受け取る。休み時間に廊下に出て、羽咲と出会ったところで意識が途切れて新しい由岐に交替。
 卓司に交替。体育の授業中で人がいない3組の教室に入り、ざくろの机を見つけだす。異常な精神状態から、机を彼女に見立ててセックスする。射精後に机を調べるが、落書きの中に「2012年7月20日……世界が終わる」という既述を見つけて衝撃を受ける(琴美に刷り込まれてた予言の内容と一致していたため)。「スパイラルマタイ」「アタマリバース」
 混乱したまま秘密基地に行く。気分を落ちつけるために『魔法少女リルル』の漫画やアニメを見ようとするが、昨日のことを思い出して飛び出す。入り口で新しい由岐が出現し、頭痛を堪えながら会話する。「というか……どこから出てきたのかね……」
 由岐から逃げて地下に入るが、貯水タンクで彩名に出会して会話する。「人は……誰一人として、経験としての死を迎える事は出来ない」「死を想像しないものは、永遠の相を生きる」
 彩名が消えた後、拾って放置していたテレビにざくろたちの幻覚が映り、さらに壁に描いたリルルの落書きに話しかけられる。校外で怪物(ショゴス)やざくろの死体に襲われるビジョンや、胎児の夢を見せられる。「卓司くんは救世主になるため生まれてきたんじゃないのかな?」「卓司くんの兆しを……」「至らせるために……」「終ノ空」「それは……世界が空に還る時」
 由岐に交替し、羽咲と一緒に帰宅する。家の前で卓司と会話。
 希実香が多くの人間に償いをさせるために、掲示板にざくろのメールに関するスレッドを立てて恐怖を煽る。一連の事件はざくろの呪いで、全ての人間がざくろの呪いで死ぬと主張する。

□2012/7/14
 卓司が新校舎の下で目を覚まし、ポケットにざくろの携帯が入っていることに気付く。ざくろのことを知るためにメールをチェックし、宇佐美たちとのやりとりを把握。秘密基地のパソコンで聡子とめぐのスレッドをさらに調べ、ざくろが屋上から転落した事件の詳細や瀬名川がいじめを黙認していたことを知る。携帯に付いたストラップの紐を調べようとして、髪の毛と肉片であることに気付いて回収する。
 卓司は取り憑いたざくろの霊と琴美の狂信的な教育のフラッシュバックが影響して精神を病んでいく。母と世界の意志を曲解して救世主としての使命に目覚める。世界が自分の思い通りになると強く信じることで、由岐や皆守に対しての支配力が強くなる。
 卓司がざくろの携帯を使い、前回送ったメールと同じ文面で掲示板の登録者宛に15:33に予約送信する。「わたしはしぬ事によりせんしとしてうまれかわりました のはずですが いたいです みんなしにます 6にちごにしにます ぜんいんかならずしにます」
 ※この後に授業に出席するのでたぶん予約送信
 めぐ、聡子、瀬名川にメールを18:01に予約送信する。「いたいいたい いたい いたいいたいいたいいたい」
以後一時間ごとに同様のメールを送信するよう設定する。
 卓司がクラスに行くと、掲示板から伝播したWeb Bot Projectや七月二十日に世界が終わる不穏な噂で盛り上がっている。
 丸一日意識が飛んでいた皆守が目を覚ます。皆守は卓司に必死で絡んで二十万を請求するが卓司は動じない。西村たちは卓司に二十万あげると言われたかと思えば独り占めすると凄まれたりで混乱する。
 卓司は皆守を屋上へ連れ出す。皆守は自信に満ちた卓司、死と隣り合わせの場所という沢衣村の時と似たシチュエーションに不安を感じる。屋上での自分内喧嘩。皆守は不安を隠すために大見得を切るが、皆守の合気道の経験を使った卓司に返り討ちにされてしまう。
 新しい由岐に交替し、羽咲(鏡と司)と屋上で弁当を食べる。羽咲から、ざくろが死んだのは7月20日の世界滅亡に備えるためという噂が匿名掲示板で流れていること、学校の裏掲示板があることを聞かされる。由岐はざくろや城山の死について調査を開始する。
 新しい由岐が教室で潔にフリーメールのアドレスを渡し、裏掲示板のアドレスを教えることと紹介者になることを頼む。代わりに合コンに参加ことを承諾。(腕っ節が必要と言っているので、クスリの取引か何か?)
 ざくろのことを調べるために3組の教室に向かう途中でやす子に会う。世界が今月の20日に滅びるのか、世界の終わりが近付いているのは本当なのか聞かれ、携帯に届いたざくろたちの死体の写真が添付されたメールを見せられる。写真は第三者の視点であること、撮影者の影が映っていることなどからいたずらだと説明し、近い将来に滅びることもあり得ないと言う。
 3組の教室でざくろの机を見つけ、彫られた落書きを調べる。「アタマリバース」「ハル・メキド」。机の中にあったぬるぬるしたものは、昨日射精した自分の精液。
 かすれた部分を探偵セットの微細アルミニウムで浮き上がらせて「間宮くん」を解読し、ついでに机に付いていた指紋(昨日自分が付けた間宮皆守の指紋)を採取しておく。その様子を意識が残っている卓司が目撃する。
 卓司を探しに屋上へ行き、彩名と会う。「ご精が出ますねぇ」「はい、精液出しまくりです。水上さんに合わせてみました」
 旧プールに向かい、卓司と新しい由岐が会話する。新しい由岐は卓司に心を読まれたと思って恐怖を感じる。卓司は救世主の能力だと勘違いする。
 卓司、旧プールの下で音無と会話中に気を失う。リルルちゃんとの会話。
 新しい由岐に交替して帰宅。家の前で卓司と会話。「君は体の人なんだ。ボクみたいに理を学ばなければならない。高次元の認識に向かい! 上りたまえ!」
 自宅のパソコンで潔からのメールを受け取り、掲示板への参加を申請する。しばたかついえ、生年月日は大永2年の487歳。

□2012/7/15
 掲示板の登録者に高島メールが届く。「あたまからちをながします ひとがまたあたまからちをながしてたおれます」※
 卓司が家のパソコンで掲示板を見る。新しい由岐の申請を承認する(自分が出した申請を自分で承認している)。
 卓司はざくろ事件の責任者である瀬名川を救世主のための生け贄にすることを考える。ざくろの携帯を使って予言のメールを出す。あたまがちだらけになります。きょうまたちがとびちります。
 卓司が登校。新しい由岐は遅刻して三限の終わりに登校したと認識。
 クラスでは昨日と打って変わって、誰もざくろの自殺や世界の終わりを話題にしない。羽咲が学校に来る。
 卓司が世界の終わりについて語りだし、クラスの皆を不安にさせる。4限の授業開始時に世界史の飯田が卓司を注意するが、卓司は飯田を花瓶で殴り、予定とは違うが予言を成立させる。
 卓司が演説する。城山と高島は自分が救世主に生まれかわるために神が生け贄にした。世界はあと五日で終わる。救われない者は永遠に地獄の業火で焼かれる。次いで三つの予言をする。もう一つの死によって死の濃度はさらに明言される。多くの者がその死をもう一度目撃する。死者はすべての終局を語る。
 希実香と清川は、隣のクラスでこの演説を聞く。
 卓司は教室を飛びだし、秘密基地の前で希実香に出くわす。希実香は卓司がざくろの呪いを終わらせるつもりなら、ナイフで殺す算段だったが、瀬名川が死ぬ運命にあることを聞いて思い留める。その後も希実香の演技を交えた瀬踏みは続き、聡子とめぐのことは承伏しかねるが結局卓司の手下になる。
 希実香が瀬名川の監視を開始する。
【11:23】
 卓司がめぐと聡子を釣るために、本名で掲示板に「救われる者と救われない者」というスレッドを立てる。「私は、今ここに立っている。救世主として。」「今こそ、救われる者と救われない者はふるいにかけられるであろう。」
 屋上でリルル大戦を目撃する。
【15:30】
 新しい由岐が屋上で彩名と会話する。「水上さんが持ってるものなら見せてあげられる」と言われ、ざくろたちの死体の映像を見せられる。「人はなぜ……いろんなものを隠そうとするんだろう……」「……世界には何人の魂があれば足りるか……」

 帰宅してメールをチェックし、掲示板の会員登録完了メールを受信して掲示板を覗く。
 「救われる者と救われない者」スレッドを読み、卓司がバカにされているのを見てほっとする。「警察に通報しまつた。」
 「転落事故について語るスレ」「ビックハザードが来ます。」「なんかキタんですけど(lll▽ ̄)」コワヒ~」を読み、ざくろの書き込みを見つける。城山の転落事故に始まり2012/7/20に大いなる災いが訪れる予言、ざくろが自殺した日の夕方から始まった高島メールについて知る。
 「なんかキタんですけど」のレスに張られていたURLをクリックすると、新白蓮華教会Webbot研究所(羽咲と琴美の家)のサイトに飛び、ざくろの予言と同じ7/20に世界の滅亡を予言していて驚く。所在地をプリントアウトしておく。
【21:01】※送信者は希実香?
 瀬名川宛に高島メール。「あのときちゃんとみてたのに なにもしなかった しってるのに しらないふりした」
【21:06】
 瀬名川が高島メールに返信。「違います。私は本当に知らなかったんです。赤坂さんと北見さんが部活で写生のため屋上使うから 私は鍵を用務員さんからあずかってただけなんです」
【22:01】
 瀬名川宛に高島メール。「しーとうでいつもいじめられてたのを しってたはず そのかぎはせんせいからかりたものだから」
【22:08】
 瀬名川が高島メールに返信。「そこでイジメが行われたなんて本当に知らなかったんです。ごめんなさい高島さん」
【23:01】
 瀬名川宛に高島メール。「おくじょうからわたしのにんぎようすてられた あれがないとわたし じょうぶつできない」
【23:09】
 瀬名川が高島メールに返信。「人形が捨てられたのですか?」「もしかしたら忘れ物箱とかに入ってたりするかもしれません。明日先生が調べてあげます」
【23:13】
 めぐと聡子が、掲示板の「救われる者と救われない者」スレッドで卓司に対してざくろの呪いを止めるよう書き込む。

 卓司が意識を失っている間に、由岐が皆守を意識化から引っ張り出す。皆守は卓司に勝って羽咲を守るために、明晰夢についての訓練を受けることに。結果、世界が思い通りになることを疑わない卓司から、イニシアチブを奪う力を身につける。由岐は目が覚めたら最終決戦の場になっていると予言したが、皆守は強い意志で、その前に羽咲に会うと宣言する。※

□2012/7/16
【00:01】
 瀬名川宛に高島メール。「かぎせんせいがもってた せんせいはしってた にんぎょうがほしい」
【00:06】
 瀬名川が高島メールに返信。「本当に先生は知らなかったんです。人形は明日必ず先生が調べますから。」
【01:01】
 瀬名川宛に高島メール。「くろいにんぎょう わたしのくろいにんぎょう」
【01:37】
 卓司はめぐと聡子に、ざくろの自殺現場に髪の毛の束が落ちているはずだ、それを持ち帰れと命令し、自転車で先回りして携帯にへばり付いていたざくろの遺髪を置く。
【02:01】
 瀬名川宛に高島メール。「すてられたにんぎょうがさむいっていってる わたしといっしょにかえるの」
【02:16】
 めぐと聡子がざくろの髪の毛の束を拾う。
 意識が途切れた卓司に変わり、希実香がめぐたちに遺髪を焼くように指示を出し、それから呪いのメールの配信を止める。
【03:01】
 瀬名川宛に高島メール。「わたしはにんぎょうをつれいくか おまえつれいく」
【04:01】
「くろいにんぎょうがない おまえつれいく」
【05:01】
「いっしょにきて」
【05:05】
 めぐと聡子がスレッドにメールが止まったことを書き込む。多くの人間が卓司の能力を信じるようになる。
【06:01】
 瀬名川宛に高島メール。「いっしょにいきたいのでこれからいきます」
【06:06】
 瀬名川が高島メールに返信。「だめ部屋にはこないで、お願い。来ないで頂戴。すぐに人形さがしにいくから。」
【07:00】
 瀬名川宛に高島メール。「せっかくあなたのへやにきたのに なんでいない?」
【07:09】
 瀬名川が高島メールに返信。「忘れ物箱探したけどなかったみたい。でも、もう少ししたら用務員さんが来るから、そしたら人形の事きいてあげるから」
【08:03】
 瀬名川宛に高島メール。「わたしからだない からだこわれた にんぎょうか あなたがひつよう」
【09:02】
「からだないからだない からだこわれた」
【09:20】
 新しい高島メール。「またしにます おくじょうからなかにわです あとすこしでほんとうにおわりです」

 卓司が登校すると、秘密基地の前に人だかりができている。卓司は信じる者は救われる、救いたい者は誰でもここに連れてきていい、ただし一人でも自分を信じないなら誰も助からないと伝える。(やす子が「卓司が予言なんて成立しないと言っていた」と語るが、そう言っていたのは新しい由岐)
 希実香がホワイトマターで出来た服を卓司に渡す(卓司はリルルちゃんだと認識)。

【10:02】
 瀬名川宛に高島メール。「どこにいるの? わたしはおまえひつよう いっしょいけ」
【11:01】
「いたい」
【12:04】
「いたいからだいたい」
【13:01】
「わたししっぱい うでおれて のうでて いたい」
【12時過ぎ】
 新しい由岐に交替。電車で新白蓮華教会Webbot研究所を訪れる。アパートの部屋の入り口で羽咲と鉢合わせる。「い、今……誰ですかっ」
 部屋に招かれて、琴美の宙を見つめる異様な様子を目にする。また、羽咲から新白蓮華教会と白蓮華教会の関係や家族に起きた不幸、Web bot projectの現状と琴美がサイトを作った経緯について聞く。(この時、木村は押入れに隠れている)
【14:03】
 瀬名川宛に高島メール。「ちがあるくとでて さむい さむいよ」
【15:01】
「ろうかですがたみた? すぐにいくよ」
【16:02】
「ろうかですがたみた? すぐにいくよ」
【17:01】
「いましょくいんしつでしゃがんでる あなたみてる」

 新しい由岐は羽咲と別れた後、胸騒ぎがして学校に向かう。学校には生徒の気配がしない。自分の教室に入ると自分の机を調べる希実香と出会す。希実香は間宮卓司と認識していた人物が別の名を名乗り、自分のことを知らない様子であることに驚いて逃げ出す。新しい由岐は希実香を捕まえるが、ナイフとフラッシュを使われて取り逃がす。
 希実香は別の人格(新しい由岐)のせいで卓司が救世主として中途半端だと認識する。

【17:08】
 瀬名川が高島メールに返信。「そうだ。もしかしたらまだC棟の屋上に残ってるかもあそこのひさしとかに引っかかってるかもしれないから先生見てきてあげるから」
 瀬名川は用務員室に行き、鍵を借りてC棟に向かう。
【17:58】
 瀬名川は屋上のフェンスの向こうに置かれた人形を拾おうとするが、そこで高島メールを受信。「あなたのうしろ ほらつかまえた」
 瀬名川は恐怖で屋上から墜落する。新しい由岐は、裏庭に集まる不審な人影を追っていたところで墜落した瀬名川と鉢合わせる。(瀬名川が「ま、まみぃ……ふぃ」「…たく……じ……くん」と呟いたのは、まさに目の前に間宮卓司がいたから)
 新しい由岐は瀬名川の散乱した荷物から携帯を見つけ、救急車を呼ぶ。その直後、いつの間にか近付いていた希実香に携帯を奪われる。
 職員室に向かおうとしたところで卓司に交替。気付くと既に瀬名川が死んでいる。
 卓司はヤクザから麻薬を強奪するよう生徒たちに命令する。(めぐたちが城山と3Pしたことを知っていたのは、城山の死の直前に屋上でその話を聞いていたから)
 希実香はやす子がリルルちゃんのポスターを買いに行くのに同行する。
 希実香らが清川を連れて帰ってくる。めぐたちが収穫のクスリとヤクザに刺された西村を連れてくる。
 卓司が西村に施したいんちき治療と演説で、信者がさらにエキサイトする(おそらくこの時既に希実香がクスリをばらまいている)。
 新しい由岐に交替して帰宅。パソコンを起動すると、掲示板の登録に使ったアドレスに高島メールが届いている。「またしにます おくじょうからなかにわです あとすこしでほんとうにおわりです」
 新しい由岐は、高島メールは掲示板に登録した人間に届いているだけだと気付く。掲示板のドメインを調べるが手がかりは得られない。
 掲示板で「高島メール総合」「救われる者と救われない者3」スレッドをチェック。高島メールにも全体宛のものとめぐと聡子にだけ届いているものがあること、卓司の予言と高島メールの内容が実際の出来事に一致していること、卓司がざくろの呪いを解決したと祭り上げられていることを確認する。

□2012/7/17
 休校の中、新しい由岐がカウンセリングを受けるために登校。教室で清川に会う。「あ、あの……名前確認して良いかしら?」
 清川から、瀬名川がC棟の屋上から何かをしようとして転落したこと、病院で息を引き取ったことを聞く。ざくろに対するいじめの話題から、清川が掲示板に登録していることに気づき、希実香の発言を思い出して、瀬名川が大量の高島メールを受け取って追い詰められていたことに気付く。
 清川が職員室に呼び出された際に、彼女の鞄の中に希実香に奪われた瀬名川の携帯があることに気付き、奪って帰宅する。
 携帯のメールが全て削除されていたので、サーバから再受信してチェック。メールには共通のものと個別のものがあること、瀬名川が高島メールに誘導されてC棟の屋上から落ちたことを知る。
 携帯のアドレス帳にざくろが登録されていたので試しに電話を掛けると、机の引き出しの中にあるざくろの携帯が震える。驚いた新しい由岐は、机の上にあった探偵セットの微細アルミニウムをこぼす。ざくろの机にあった指紋(卓司が付けたもの)と部屋中にある間宮皆守の指紋が同一であることに気付き、ざくろかその関係者が部屋に入って携帯を置いたと勘違いして動転する。
 部屋に入ってきた羽咲のことを黒い影と認識し、意識を失う。

□2012/7/18
 新しい由岐は家を飛び出し、繁華街を彷徨った後に学校へたどり着く。寝るために屋上に行って彩名と会い、会話する。「人は隠したものをすぐにまた掘り返す」「逃れるために隠すのではなく……その甘美なものとより深く戯れるために隠す……」「最後に見たものを……次に会った時に……教えて……」

 卓司がふたなりの彩名をレイプする夢を見る。彩名の魂に触れようとした卓司は同一性にひびが入ってしまう。

 新しい由岐が目を覚まし、気力を取り戻す。彩名と一緒に教室へ行き、自分の机に仕込んだ五百円玉を回収しようとするが、斜め前の司の机に一昨日の教科書が入れっぱなしであることに気付いて駆け出す。 ※本当は誰の机だ?
 長谷川さん家(若槻姉妹の家)に向かい、部屋にカーテンが掛かったままなことに気付く。チャイムを鳴らしても誰もでない。
 自室に戻って冷静になり、ざくろの携帯に指紋が残っているのに思い至り、指紋の採集セットを使って、五つの指紋のうち二つはざくろの机で採取したものと一致するのを確認する。
 教室に戻って彩名に会う。卓司の机(※本当は誰の机だ?)から指紋を採取して、彼が黒幕であることを説明して会話する。「間宮くんは混沌と友達になった」「そう、ないあらとほってっぷは暗いところが好きだから」
 彩名の言葉から、卓司たちの拠点が以前姿を消していた旧プールにあることに思い当たる。
 旧プールに向かい、脇を調べる。マンホールの傷痕やプールに不自然に溜まった雨水から、排水タンクに当たりを付ける。中に入り、下水と排水タンクを経由して新校舎の土台のスペースに着くが、そこで切り刻まれたうさぎのぬいぐるみ(手足を切り取られた鏡の死体)とぬいぐるみを壊されて泣きじゃくる羽咲(司)を発見する。
 新しい由岐はぬいぐるみを背負って長谷川さん家(若槻姉妹の家)に届けるが、当然困惑される。羽咲の声は皆守に届かない。

【22:30】
 皆守が強い意志で身体の主導権を奪い返す。

□2012/7/18
【00:00】
 新しい由岐が校門前で彩名と会い、終ノ空について聞かされる。「だから……そのありふれた世界の先を見に行くんでしょ?」「間宮くんがそう呼んだ風景……」「終ノ空……」
 彩名に新プールの土台下スペースに連れられ、ぬいぐるみの綿と卓司が柱に描いたリルルちゃんの絵を目にする。建築時に使われたハシゴからC棟の屋上に出る。 ※現実の出来事か?
 希実香が屋上から飛び降りる。
 間宮皆守の身体に入った人格たちが対峙する。

□メモ
 卓司は父は胃ガンで死に、母親も死んだと認識している。新しい由岐は、親戚のおじさんが癌で死んだ時に立ち会ったと認識している。
 ざくろの携帯電話には五人の指紋が付いていたと新しい由岐が言っていたが、①ざくろ②清川③希実香④間宮皆守であと一つは誰の指紋だ?

2010/03/30
 新規作成
2018/09/03
 随時更新中

素晴らしき日々~不連続存在~ レビュー・感想 幸福、幸福ってなんだ?
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素晴らしき日々 高島ざくろのビックハザードが来ます!

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