2006年08月29日

あなた、私の生き別れた双子の兄じゃあありませんか?

Amazon.co.jp:アカイイト:ゲーム

アドベンチャーの究極, 2006/4/10
レビュアー: へべれけ "神をも恐れぬ酔っ払い"

このゲーム、最早アドベンチャーゲームの理想とも言える形なのではないだろうか。
皆さんはアドベンチャーゲームという響きをあまり好意的に捉える事は出来ないだろう。それは仕方の無いこと。
アドベンチャーゲーム、それのサウンドノベル形式のものに、名作は本当に少ないのです。
ですが、このゲームはそんな有象無象の塵芥等とは違います。
テンポのいい物語、次々と現れる謎、物語の随所に張り巡らされた完璧ともいえる謎の配置と、それを深める綺麗で悲しい物語。
これほどに心揺さぶられる物語を体験しただろうか?デットエンドを迎えても、続き見たさに苦痛も憶えず「最初から」の項を選べたことがあっただろうか?それぞれの物語のバットエンドを見て、これほどに目頭を熱くしたことがあっただろうか?そして、それぞれの物語のハッピーエンドを迎えて、ここまで満たされた気持ちになるゲームなど、他にあるだろうか?
自信を持って言える。全ての答えは否だ。
私は子供のよう胸を躍らせ、ドキドキとワクワクを抑えられずに、何度も晴れやかな気持ちで「最初から」を選べるゲームを知らない。他のアドベンチャーゲームの殆どが、進む物語によってまったく違うもの。完全なパラレルワールドなってしまっているその中で、ほぼ全ての物語が複雑に絡み合い、それぞれの謎を共有し、美しく形を成すゲームなど、私はこれ以外に知らない。設定、舞台、登場人物、物語。その全てが美しく寄り添い、まるで紡がれる糸のように綺麗な形を成している。
惜しむらくは、あるエンディングや道筋を辿らないと、新たな選択肢や分岐が開放されないという「封じ」システムによる高い難易度。
だが、そんなことなどどうでも良くなるぐらいに「アカイイト」は完成されており、それに比べれは些細過ぎて減点の対称になどなり得ない。
では、何でこんなにべた褒めしている物が四つ星なのかというと。
こんな面白いゲームをしたら、暫くは他のゲームをしたくなくなるでしょう?


 あなた、マジでわかってるよ!以外に何と言ってよいものやら…・゚・(つД`)・゚・。この御仁とは魂の同調を感じます。いやホント。もしアドレスを載せておられたなら、メール…それも恋文みたいに濃ゆ~い迷惑なやつをしたためるところでした。

*無許可転載です。ごめんなさい。
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