2007年03月11日

「お祭りの協力者」って誰だったの?

Q.「お祭りの協力者」って誰だったの?
A.おそらく白花ちゃん。

-女将-
「千羽さんはお家のご用で来ているそうだから、色々と忙しいのかもしれないもの」
-桂-
「え?家の用事?」
-女将-
「明々後日にお祭りがあるのよ。そういう意味ではいい時期に来たわね」
-桂-
「はぁ、お祭りですか……」
 それと烏月さんに何の関係が?
-女将-
「少し前までそのお祭りを取り仕切っていたお家があったのね。でも、急にその人達がいなくなってしまったそうで――」
 ここ何年もの間古い作法に乗っ取ったお祭りができなかったとのこと。
 今年はその家と縁があるという人が協力を申し出てくれたので、例年よりは多少盛大になるそうなのだ。
-桂-
「それが烏月さん?」
-女将-
「たぶんそうよ。烏月さんっていつも、金襴っていうのかしら、檻の袋を持っているでしょう?」

(◇今日の予定は?)


 烏月ルート◇今日の予定は?では、女将は協力を申し出た人物については話で聞いただけ、ということになっている。

--女将-
「お祭りを取り仕切っていたお家があったんだけど、ずいぶんと前にその人たちがいなくなってしまったのね」
「それで、ここのところ形ばかりのお祭りが続いていたの」
「迷信だと思うんだけど、それからすっかりここも寂れてしまって……」
-桂-
「はぁ、ちゃんとしたお祭りができなかったせいですか?」
-女将-
「迷信よ迷信。でも商売していると験はかついでおきたいものでしょ?」(略)
-桂-
「じゃあ、今年の特別っていうのは?」
-女将-
「何とそのお家と縁続きだっていう、お祭りに詳しい人が来てくださったのよ。まだお若いのに、しっかりなさった方で」

(◇オハシラサマ)


 しかし、ユメイルート◇オハシラサマでは、女将はその人物と実際に会って話をしたことになっている。

「え?お祭り?」
「まあこんな小さなところだから、規模もそれなりでぱっとしないんですけどね。でも今年はいつもより盛大になるかもしれないわね」
「今年は違うんですか?」
「あら、羽藤さんはそのことでいらしたんじゃないの?」
「…………?何のことですか?」
「羽間のお屋敷の方だって、秋田さんや大伴さんから伺っていたんだけど…昔はね、ここのお祭りにはちゃんとした儀式があったんですって。
それを知っていたのが、羽間のお屋敷の人たちだけなの。でも急にみんないなくなったらしくて」
 少なくともわたしの記憶の中で、桂は自分の家が祭りに関わるところだなどとは、一度も聞いたことがなかった。屋敷に行くには鎮守の森を通るのだし近くにご神木もあるというのだから、家の場所だけなら羽藤が神事を司っていると言われても不思議はない。だが、そんな話は母から聞いたことがなかった。
「一応、毎年お祓いをしたりして形は整えているんですけど、やっぱりきちんとしたいと思ってるんですよ。験なおしの意味もあってね」
「はあ……すみま……」
「そうしたらね、昨日来られた千羽さんという方が知ってらっしゃるそうなのよ」
 すみません、わたしは何も知らないんです、ごめんなさい。そう謝ろうとしたのに、女将は嬉しそうに桂の言葉を消してしまった。
「……烏月さんが?」
「ええ。宿帳に記入していただいている時にそう伺ったのよ。綺麗な太刀も持ってらっしゃるし、きっと立派な儀式になると思ってるの。それに千羽さんって雰囲気あるものね」
「あ、それは確かに」
「そうしたら羽藤さんもいらしたから、わたしはてっきりあなたもお祭りに関わる方だと思ってたのよ」
「うう………ごめんなさい」
「ああ、いいえ。きっと、お家の事情がおありになったんでしょうね。だから千羽さんのところが代わりにやってくださることになったんでしょう」


「ええっと……あのね、烏月さん。わたしにも何か手伝えること、ないかな?羽藤の家って、ここのお祭りを取り仕切っていたんでしょ?」
「……そうか。女将さんから聞いたんだね?私が祭りの用事でここに来たと」(略)
「実は、あれは嘘なんだ」
「へ?……嘘?」(略)
「私が経観塚に来たのは別の理由なんだ。祭りのことはここに来てから知った。太刀を持って歩くには関係者だと話した方が面倒にはならないと思ってね」
「じゃあ、儀式のことはよくわからないの?」
「一般的な祭事の知識は持っているから、それらしく振る舞うことはできるよ。祭りの日はそれを行うつもりでいたけれど……もしわかるなら、正式な方法で奉りたいね」

(『アカイイト 絆の記憶』)


 御大も頭の中がこんがらがってる疑惑がある。
 おそらく、白花ちゃんが「かつて祭りを仕切っていた羽藤の人間です」と名乗って協力を買って出る、女将が「祭りの協力者」の噂を耳にする、女将が金色の太刀を持ち歩く烏月さんを見て祭りの関係者だと予測する、その予想を桂ちゃんに漏らす、というのが正しい流れだったのではないかと思う。

-写真の少年-
「なるほど、それじゃあ知っているかな?もうすぐこの土地のお祭りがあるんだけど」
-桂-
「あ、はい、泊まっている旅館の女将さんに」
-写真の少年-
「僕はその関係で、ちょっとね」

(◇少年と鬼の木)


 白花ちゃんがオハシラサマの祭りの協力を申し出たのは、余所者が経観塚と神域であるご神木周りをうろついても怪しまれない大義名分を得るためではないだろうか。
 祭りを仕切っていた家は羽藤一家で間違いない。羽藤家が経観塚を去った時期と、お祭りが寂れはじめた時期が一致する。

ああ――
 頭の中でバラバラのまま投げ出されていたピースが、本来あるべき位置にはまっていくことで、描かれていた絵がわかってくる。
 あれだけ大きなお屋敷に住んでいた、そしてあのあたりにある唯一の家だけに、羽藤の家がオハシラサマを祭っていた家なんだろう。
 正しいお祭りが失われてしまったのは、お父さんが死んでしまった十年前か、それよりもっと前なのかはわからないけれど。

(◇贄の血)


-女将-
「羽藤さんには言ってあるんですけど、こちらではもうすぐお祭りがあるんですよ」
「それで、てっきりそちらの取材で来られたのかと」
-サクヤ-
「はい、それは存じております。ですが、ここ十年ほどですっかり廃れてしまったと聞き及んでいるんですが……」

(◇意外な繋がり)


「え?お祭り?」
「まあこんな小さなところだから、規模もそれなりでぱっとしないんですけどね。でも今年はいつもより盛大になるかもしれないわね」
「今年は違うんですか?」
「あら、羽藤さんはそのことでいらしたんじゃないの?」
「…………?何のことですか?」
「羽間のお屋敷の方だって、秋田さんや大伴さんから伺っていたんだけど…昔はね、ここのお祭りにはちゃんとした儀式があったんですって。
それを知っていたのが、羽間のお屋敷の人たちだけなの。でも急にみんないなくなったらしくて」

(『アカイイト 絆の記憶』)



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