2007年03月10日

アカイイト年表

※私の妄想補完が多分に含まれている。あしからず。

およそ1700年前
 浅間サクヤ、月のない夜に生まれる。

632(舒明4)年
 良月が遣唐使によって日本に持ち込まれる。当時、鏡は祭器でもあったため、神職にあった中臣氏(後の藤原氏)に譲渡される。

およそ1300年前
 藤原の家に望、某の双子の姉妹が生まれる。双子は不吉だとして、生まれつき病弱だった望を幽閉し、存在を隠すことに。
 望にご機嫌取りとして良月が与えられる。望、良月に映る顔を妹に見立てて呪いの言葉を吐きつづける。

およそ1288年前
 藤原の屋敷が襲撃される。自由になることを切望していた望は火事の混乱に紛れて世話役を良月で撲殺。行方を眩ます。
 望、寒さと飢えで死にかけていたところで主に出会う。主、戯れで望を良月に取り憑かせ鬼にする。同時に保険のために分霊を良月に植え付ける。

 ノゾミ、都で贄の血を引く長者の姫の噂を聞き、主に告げる。主、羽様の屋敷に白羽の矢を立て、姫を生け贄に要求する。山の神に納まっていた主から、照日の神や人に与する鬼らへの事実上の宣戦布告。
 都から鬼切部の一団が遣わされるが、返り討ちに会う。
 等閑視できない事態に、大神の長をはじめとする観月の民の長、役行者小角、一言主らが連合軍を結成。観月の民の《力》が充ちる満月の晩に戦いを挑み、死闘の末に主を服する。
 しかし、凝り固まった主の魂は、役行者小角の《力》を以てしても還すことが出来なかった。小角らはやむなく、贄の血を引く姫をご神木の人柱にして、主を封じることにする。
 小角、経観塚の土地に封印を施す。
 贄として捧げられた姫はやがて「オハシラサマ」として神格化される。

 主が封じられてしばらくして、ミカゲが姿を現す。ノゾミに入れ知恵して主を助けるよう促す。ノゾミとミカゲ、邪視で経観塚の住人を操ってオハシラサマの木を傷つける。同時に住人のいくらかを餌食にして《力》を蓄える。
 経観塚に「神隠しが起こる村」との噂が立つ。オハシラサマの使いの蝶が若杉某(若杉葛の先祖)の夢に現れる。
 若杉某、経観塚を訪れノゾミとミカゲを退治する。良月がノゾミとミカゲの依り代であることを見抜き、呪符による封印を施す。某はその際、ノゾミから「観月の民を切らなくてはならない」という言霊の呪いを受ける。この呪いは若杉の子孫代々に受け継がれていく。
 良月は、鬼に通じている家に管理させたほうが良いとのことで、羽藤家に預けられる。お屋敷の蔵に安置されることに。

およそ60年前
 若杉で兄妹による権勢争いが勃発。観月の民は妹たっての頼みで人の戦に手を貸していたが、兄が株を上げた妹に危機感を抱き、観月の民を切るよう命を下す。千羽景朋率いる鬼切部千羽党が月のない夜に観月の民の村を襲撃し、浅間サクヤを残して浅間の一族は全滅する。戦後の混乱にあってか、事件は表沙汰にならず。
 背中に重傷を負っていたサクヤ、羽藤笑子に贄の血を与えられ一命を取り留める。以後サクヤは笑子を慕い、羽間のお屋敷で共に暮らすことに。
 笑子、これから人に紛れて生きることになるサクヤに、職業に付くよう勧める。サクヤ、若杉と千羽党の横暴を記事で世に知らしめられる、行動範囲が狭まらない、身元をとやかく問われないなどの理由から、フリーのルポライターの道を選ぶ。

 秋田丈太郎、大陸より経観塚に帰還す。
 浅間サクヤ、千羽景朋と因縁の再会す。

38年前
 千羽真弓誕生。

31年前
 千羽明良誕生。

26年前 
 羽藤柚明誕生。

24年前
 千羽党の鬼切り役が片足を失い引退する。千羽真弓が傑出した才能を見込まれ、十四歳の若さながら千羽党の鬼切り役に。

20年前
 羽藤柚明、浅間サクヤに付き添われて経観塚を訪れる。柚明の父親と母親(羽藤笑子の娘、羽藤正樹の姉)は仕事の都合で数日後に合流する予定だったが、柚明に青珠のお守りを持たせていたため、その間お守りの効力を受けられなくなる。両親とも、柚明の母に流れる血の匂いを嗅ぎつけた鬼に襲われ死亡する。
 柚明、羽藤笑子の養女になる。以後羽様のお屋敷で暮らすことに。
 千羽真弓、上の事件を受けて初めて経観塚を訪れる。おそらくこの時に浅間サクヤと出会う。同じく柚明の両親を襲った鬼を追っていたサクヤと悶着を起こしたと推測される。

 浅間サクヤの執拗な妨害工作に、強く出られなかった若杉も痺れを切らす。当代最強の鬼切り役だった千羽真弓を刺客として送り込む。サクヤと真弓の死闘。結局決着はつかずじまい。サクヤの境涯を聞いていた真弓が手心を加えたと思われる。
 真弓とサクヤ、夕暮れの川原効果もあり意気投合する。

 浅間サクヤ、親友になった千羽真弓を羽藤笑子の息子である羽藤正樹に紹介する。二人は意気投合し交際が始まる。

17年前
 千羽真弓、羽藤家に嫁ぐ。お役目は返上するはずだったが、本家の跡継ぎである千羽明良が年若く未熟だったため、真弓が継続して鬼切り役を勤めることに*1
 千羽烏月誕生。

16年前
 羽藤正樹と羽藤真弓の間に羽藤桂(男)、羽藤白花(女)の双子の赤ん坊が生まれる。
 桂と白花の血が羽藤家でもとりわけ濃かったので、柚明が所持していた青珠のお守りを譲ることに。柚明は代わりに笑子から《力》の使い方を教わり、血の匂いを隠す術を身に付ける。

12年前
 羽藤真弓、幼稚園への入園手続きの際に、桂と白花の出生届を間違えて提出していたことに気付く。この時から男の子が「白花」、女の子のほうが「桂」と改められる。

10年前
 若杉葛誕生。
 羽藤笑子死亡。
 羽藤桂、羽藤白花との柚明を巡るちょっとした言い争いから伸ばしていた髪を切ってしまい、白花とそっくりの見た目になる(『髪長姫』参照)。
 桂と白花、蔵に仕舞われていた良月の呪符を剥がし、ノゾミとミカゲの封印を解いてしまう。復活したノゾミとミカゲ、邪視の力で桂と白花を操り、オハシラサマを還そうとする。贄の血の陰陽が揃ったことにより強大な力が生まれ、封じは解かれてしまう。
 羽藤真弓、維斗の太刀でノゾミとミカゲを切り伏せる。ノゾミとミカゲは十年間の眠りにつく。
 羽藤柚明、還ってしまった姫に代わってオハシラサマを継ぎ、間一髪で主の復活を食い止める。しかしながら、主を完全に抑えることはできず、結界の綻びから漏れた分霊が白花に取り憑いてしまう。主導権を奪われた白花は、近くにいた羽藤正樹を抜き手で殺害。その後姿を眩ます。
 桂、事件のショックで生まれてからこれまでの記憶を失う。真弓とサクヤは話し合って、桂が記憶を取り戻して心を壊さないように、白花と柚明のことを一切隠すよう取り決める。写真や私物を処分し、故人と事件を思い起こさせるお屋敷を後にする。
 真弓と桂、経観塚を後にする。真弓はノゾミとミカゲが眠っていたこともあって良月が依り代であることに気付かず、その他の蔵の貴重品と一緒に経観塚郷土資料館に寄付してしまう。
 真弓がお役目を返上し、弟子の千羽明良が千羽党の鬼切り役に。真弓、明良に維斗を譲り、同時に秘伝である鬼切りを伝授する*1
 白花、分霊に主導権を奪われて人を喰らうのを一年ほど繰り返す。

9年前
 千羽明良、「子供の姿をした鬼が人を襲っている」との報告を受け、切りに赴く。明良はその鬼が先代鬼切り役である真弓の息子、羽藤白花であることに気づき、保護する。切るべき鬼と意気投合した先代を見習ったこと、慕っていた先代の息子を無碍に出来なかったことなどが理由に考えられる。白花は千羽の私有地の一角に匿われる。
 白花、羽藤柚明を救うために戦う決心をする。明良と共に修行を積み、千羽妙見流と《力》の使い方を教わることに。おそらくこの時に言霊についての説明をうけ、本来自分の為に考えれらていた名前の「桂」を使いはじめる。
 修行の日々は8年ほど続く。

 ケイ、修行の末に千羽妙見流を会得する。
 若杉の総裁である若杉某(若杉葛の祖父)の高齢を顧慮して、鬼切り頭の跡継ぎを決める殺し合い「蠱毒」が開かれ、若杉葛が勝ち残る。

1年前
 ケイ、久方ぶりに分霊に主導権を奪わる。明良がお役目に背いて鬼を匿い、あろうことか千羽妙見流を授けていたことが表沙汰になる。烏月、命を受けて明良を処刑。そのまま次の千羽党の鬼切り役になる。維斗は受け継がれるが、秘伝の「鬼切り」は伝授されずじまいに。

一ヶ月ほど前
 羽藤真弓、鬼切りの副業と翻訳業の過労に風邪が祟って死亡。羽藤桂、たった一人の家族を失い天涯孤独に。浅間サクヤが桂の後見人になる。
 若杉某(若杉葛の祖父)死亡。若杉葛、鬼切り頭を世襲することを拒み、家出する。
 ケイ、元締めの不在で衰退していた経観塚の祭りに「祭りを仕切っていた羽藤家の者だ」と名乗って協力を申し出て、それを隠れ蓑に経観塚に侵入する。同時に神域であるご神木周りをうろつく大義名分を確保する。

一週間ほど前
 ノゾミとミカゲが復活する。十年の休息で《力》を取り戻したのと、以前に血を吸ったケイが経観塚に来たのに影響されたと思われる。
 以前より良月に惹かれて、郷土資料館に足しげく通っていた鹿之川智林教諭、ノゾミとミカゲの邪視に罹りはじめる。

前日
 ケイ、経観塚郷土資料館を訪ねる。
 鹿之林教諭、郷土資料館から良月を盗み出す。その後ノゾミとミカゲに血を吸われ死亡する。

当日
 ケイ、資料館に良月を破壊しに赴くも時既に遅し。
 千羽烏月、ケイの目撃情報を受け経観塚を訪れる。
 浅間サクヤ、奈良陽子に電話を掛ける。
 羽藤柚明、ユメイとして復活。桂の夢に現れる。
 若杉葛、羽様のお屋敷で小悪魔のようなプロジェクトを遂行中。
 羽藤桂、十年振りに経観塚の地を踏む。

参考資料
『アカイイト 設定解説ファンブック』
『アカイイト 絆の記憶』

*1真弓さんの引退時期や維斗の太刀の返却については不明瞭。引退はファンブックや用語辞典を信用するなら十七年前だし、『絆の記憶』やノゾミちゃんの「その太刀の持ち主には~」発言を信用するなら十年前になる。

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