2008年07月14日

ラブ・タンバリン(1)(2) 後藤羽矢子 レビュー・感想

 男体化要素(ふたなり)がどうしても駄目な人はスルーすべし。
 作者後書きの「八年越しの作品で、書いている間に自分自身の恋愛観や結婚観がだいぶ変わった」という言葉を読んでなるほどなァと思った。一巻の序盤はちょっぴり「結婚万歳! 婚姻制度最高!」という空気が強くて苦手だったんだけど(今さら気付いたが表紙絵も象徴的だ)、話が進むにつれて多様な恋愛観・価値観が展開されていき、主人公たちの発想もやらかくなっていくのが面白い。特に一巻最終話の「紙とダイヤモンド」と二巻最終話の「花と琥珀」に顕著だね。各巻のサブタイトルにもなっているこの二話を比べてみると、作者の視野の広がりや様々な価値観の享受が見てとれる。
 エロは生えるのがデフォだけど、決して「はぁー! チンポ最高! ピストン運動最高!」一辺倒じゃあないところがいいね。

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