2008年07月25日

バッド・ニュース/ドナルド・E・ウェストレイク

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 『指輪物語』のモルドールのすぐそば

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 ”ここばか”カメラ(ここを押すんだよ、馬鹿たれ)

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 《活動中の警察》というこのひどい壁画

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 それで、連中はわかった。彼が閉じ込められたことに連中が気付いたので――密室ミステリだ!――ドートマンダーはパニックの兆候を見せ始めた。パニックはずっと感じていた。それを見せられるなんて素晴らしい。たとえ別の理由からだとしても。

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 ワンマン動物園

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 神経質な状態を装う必要はなかった、まったくなかった。

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 ええ、彼はしょっちゅうではないけれど、ときどきお金を稼いでくる。でも、そのお金は彼に買い物のチャンスをけっして与えることはない。買い物の前に彼の指のあいだからすり抜けていくからだ。彼は二、三人の仲間と競馬場に行く。そこでは、馬は彼よりも賢いようだ。馬は彼にお金を賭けないからだ。そうでしょ?

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 近頃では高級学位がいかにいい加減に渡されているかの証明だ。

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 <スピードショップ>の眼鏡屋に戻ったようだ。
 
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「わたしたちはここに住むことにしたのか、それともこの橋から道路に戻るのか?」

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 J・Cが言った。「このクリーム・オニオンのレシピをわたしに教えるべきよ、アン・マリー。そうでしょ、タイニー?」
「ああ」そして、タイニーはケルプの方を向いて言った。「手榴弾とダクト・テープだ」

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「ねえ」アン・マリーが言った。「カンザス州のランカスターじゃあ、感謝祭のディナーの会話は全然こんなもんじゃなかったわ」そして、嬉しそうに客たちにほほえみかけた。

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 アンディ・ケルプは遠くに出かける必要のあるときには、いつも医者の車を盗む。死亡宣告に囲まれているので、医者は自分で運転する車を含めて、いつも自分にいいものを買い与える傾向にある。「おれは医者を信頼している」ケルプはしばしば言う。「車に関してはな」

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 運転席のケルプはクリスマスの朝のようににやにや笑っていた。

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「あの女にマッチをこすりつけると火がつきそうだぞ」

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「あたしの聞いたインディアンの教えでは、もし近くで爆発があれば、地面に身を投げて伏せろって。もしかしたら怪我はしないかもしれない」
 タイニーがうなずいた。「爆弾の上に伏せたときはどうしろと、その教えは言ってるんだ?」

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「マージョリー、マージョリー」判事が言った。「連中はみんな自分たちの幻想が本当だと主張するんだ。しばらくして、連中は盲腸炎にかかったんじゃないかと考えてどうしても病院に行く必要があったんだと信じ込むようになる。それで、期限切れの運転免許証を持って保険にはいっていない車を夜中の二時に時速百マイルで走らせたんだ」

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 この男はほんとに老人用おむつが必要なのかしら?若いのに可哀相だこと。

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 文明世界のあらゆるキャンプ場のむかいに魔法のように現れる類の酒屋

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「たぶん育ての父だな」

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「なぁ、ジョン、弁護士どもはおれたちよりも法律にそれほどの敬意を抱いていないんだ。法律に精通しているので、同じような仕事を何度もしようというわけだ。弁護士は法律が何なのかを教えるためにいるわけじゃない。それは警官や判事に教えてもらえる。弁護士はお前が何をしてもいいのかを教えるためにいるんだ」
 アーウィンが言った。「あんたをダンテ、法律を地獄と考えてみろ」
「よし」ジョンが言った。

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「三分族同盟はこんなにも魅力的な人物と一緒に住むことを喜ぶはずです。これほど裕福な人物と一緒に」

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 一方、判事の法廷では、どうしようもないほど愚かな連中の涙と哀れを誘う話が暖かい風呂のように快く流れる。家族の注意を引きつけるために、ディナー・テーブルでピストルを発砲したとか。その車をいとこに売ってしまったことを忘れていて、冬にフロリダへ車で出かけるときに、ポケットの中にその車のスペアキーをたまたま持っていたとか。そのバーの表で金品を奪おうと決めた相手の酔っ払いが非番の警察だということを知らず、逃げようとしたときに、足を撃たれたことで警官の残忍行為だとくやしそうに苦情を訴えたとか。うん、そういう話をしてくれ、もっともっと。T・ウォレンス・ヒグビィー判事はお前たち全員が大好きだぞ。三年から五年後にまた会おう。

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 夏になったら、彼女はビキニ姿になるかもしれない。

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 そばのイタチ野郎どもより何兆倍も素晴らしい。

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 いつもの愚行が続くだけだ。

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「裁判長、意義――」ウェルズが声を上げた。
「三十分の休廷」ヒグビー判事が宣言した。木槌がゴンと鳴り、判事は退席し、自室で三十分の昼メロを見た。

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「はい、裁判長」
 木槌がガンと音を立てた。

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 一つ明白にわかっていることは、二度とライカーズ島でライクされたくないということだ。

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 消しゴムの先。

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「もっと食べろよ、ディブル」

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 アーウィンが言った。「ジョン、どうしてにこにこしてるんだ?」
「ついに」ドートマンダーが言った。「おれの仕事ができたからだ」

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『!!超特価!!』『!!新品以上!!』『!!儲けもの!!』

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「鉈をもった不満分子からよ」

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「ケルプはどこだ?」
「あそこで眠ってる」ドートマンダーが言った。
 タイニーはケルプの側頭部をたたいた。「起きろ」
 ケルプは立ちあがった。

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 ヴィヴェカが言った。「今晩、あなたがここでしたことをけっして忘れないわ、マーガレット」
 マーガレットはヴィヴェカに妙な表情を投げかけた。「そうでしょうね」

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「タイニー、いったい何を――」
 親指と人さし指が現れた。フィッツロイはシャツのボタンを外し始めた。

-448-
「これにて閉廷」彼はそう言うと、家へ帰って、泳いだ。


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