2008年12月31日

鉤 ドナルド・E・ウェストレイク

The Hook / Donald E. Westlake
木村 二郎訳

-70-
「あら、まぁ、もうすぐクリスマスね」彼女はそう言って、うんざりしたような声を出した。「家族か」
「きみは自分の家族が好きじゃないのかい?」
「今いるところにじっとしていてくれれば好きよ。それに、あたし自身も今いるところにじっとしていれば好きね」

-158-
 ほとんどのメディアが『金髪美人、撲殺される』という見出しに決めたが、それは間違いだとウェインは教えたかった。まったくそんなものじゃない。あれはどう見ても金髪美人の撲殺ではない。むしろスッポンの首切りに近い。

-205-
 この人物たちは人物ではない。壁紙だ。彼はこの人物たちに息を吹き込んだが、人物たちは息をしない。

-315-
 こんな感じだったのか? こんな感じだったのか? こんな感じだったのか?

-389-
 実際に起きた出来事以外の可能性というテーマ

-403-
「なぁ、問題はだな、ルーシー」ブライスが言った。「おれは知らなきゃならないんだ」 彼女は立ち上がった。「わたしの名前はスーザンよ」
「もうそうじゃない」ブライスが言った。


4167661330鉤 (文春文庫)
Donald E. Westlake 木村 二郎
文藝春秋 2003-05

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