2009年06月23日

エクスクラメーション、クエスチョンの後ろは一文字空ける、三点リーダやダッシュは二つ重ねて使う

 「……」「――」は二つ重ねて使う。「?」「!」の後ろは一マス空ける。

http://www.raitonoveru.jp/howto/p3.html
http://sakka.org/lesson/genkou_2.html
http://hiki.cre.jp/write/?ThreePointLeader
http://www.raitonoveru.jp/howto/c1.html
http://www.daily-essay.com/archives/55

 作法らしい。言われないとなかなか気付かないもんだ。私もつい半年前くらいに、どこぞの殺伐としたアンチスレで、煽りで書かれていて初めて知った。以来過去記事を読み返していて目に付いたらちょくちょく直している。
 私ぁ今までに何百冊とプロが校正した小説を読んできたんだから、この法則に気付いてもよさそうなものだったんだがなぁ。いま手元にある文庫本をぱらぱらめくってみたら……。

「あいつだ! あれはあいつだ! 紺のスーツを着ていた野郎だ! クレメンツの店で――」

スティーヴン・キング『ダーク・タワーⅡ 運命の三人』(新潮文庫)


「気分がよくなったか、アンドリュー? よくなったのではないか?」
「ええ! ええ!」

スティーヴン・キング『暗黒の塔Ⅲ 荒地』(角川文庫)


 緊張? 誰が緊張しているんだ? 不穏な雨雲を見つめるふりをして、ジャスティンはゆっくりと振り返り、空を見まわした。彼らはまだそこにいた。二人の歩哨は相変わらず座って見張りを続けていた。

ジョン・ル・カレ『ナイロビの蜂』(集英社文庫)


 海老茶色のスーツだって? 酔っぱらっているかのように呂律がまわらないうえに、海老茶色のスーツを着ている男が、息子の弁護士になるのだ。

ドナルド・E・ウェストレイク『斧』(文春文庫)


 恐怖の深みの底までたどりついたと思ったそのとき……トンネルの終端にまでたどりついた思いこんだそのとき……ここまで来れば、もうトンネルがこれ以上狭くなったり暗くなったりするはずはないと思ったそのとき……自分の恐怖心がこれ以上膨れあがる余地はなくなったと思い、トンネルの片隅にたどりつけば死を笑い飛ばすことができると思い込んだそのとき……人はあらゆる恐怖をしのぐほどの恐怖に満ちた小部屋を発見する――そして、その小屋にいるのはおのれ自身だ。

ネルソン・デミル『アップ・カントリー』(講談社文庫)


「いや、二つのドアはまっすぐには並んどらん……覚えてないか? これを見るとわかるよ」

トマス・ハリス『レッド・ドラゴン』(ハヤカワ文庫)


「さっさととっ捕まえろ、ハウリハン!」キャスパーは赤黒い握り拳でガラスをたたきながらわめいた。「やつら、丸腰だ! ゲシュラットをたたっ殺せ! そいつは反乱奴隷だ! 不良少女をひっぱたけ! 目にものを見せてやれ!」

クライヴ・バーカー『アバラット』(ヴィレッジブックス)


「お前さん、今に後悔するよ! なぜお前さんも行かなかったんだい? お前はここのもんじゃないんだよ。お前はバギンズじゃない――お前は――お前は、ブランディバックじゃないか!」
「メリー、聞いたかね? 失敬な言種じゃないか」

J・R・R・トールキン『指輪物語』(評論社)


 ……どの出版社もこのお約束は忠実に守っているな。気付こうよ自分。
 他にも抜き言葉や入れ言葉、たりの正しい使い方等々には気を使いはじめた。ウチのようなDQN系のサイトは揚げ足取りのネタをぷちぷち潰しておくにこしたことはないさ。

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