2009年06月30日

プレイ後に見ろ! エロゲーの公式サイト・パッケージ裏

※以下、ケロQの『二重影』とぱじゃまソフトの『パンドラの夢』を未プレイの人は読んではいけない。

 先日プレイした『二重影』は満足の行く出来だった。伝奇要素は評判通りだったし、中盤、裏の祭祀が始まってからの、呪いの発動条件を探っていく過程も手に汗握った。解呪できたのかと思いきや……というひっかけも実にうまかった。この得体の知れないものの脅威がじりじりと迫ってくる感覚、何かで体験したことあるなぁと記憶を探ってみたら『リング』だった。醜女の造形などにもあの作品の影響が伺える。システムの使い勝手が最悪なことと、七面倒くさい総当たりアドベンチャーなことと、テキストの拘りが中途半端なことと(ベルギーって何よ?)、三ルートもいらんだろう(要するにヒロイン勢に魅力なし)ということを除けば不満はほとんど無い。私も古事記をちょっぴり読んでみたくなった。でも叩き売りのように次から次へと神が生まれてくる(by『水月』)らしいんで人名嫌いの私にはキツいかな。
 そしてプレイ後の恒例でwikiや批評空間を巡っていて、ふと公式サイトに立ち寄ったとき、信じられないものを見た。

舞(まい)

 江戸幕府の隠密、柳生一族に仕えているということになっているが実際は柳生一族の監視役という意味を持つ、琉球の夜行人(忍者)流れを組む特殊な武術を使う。彼女の大きな袖にはいくつもの暗記が潜まれている。

『二重影』公式サイトのキャラクター紹介


 おうコラちょっと待て。私の記憶が正しければ、舞の正体は物語の後半になって初めて明かされたはずなんだが。序盤では頭の弱い住人を装っていただろう。何こんなところで重要登場人物の正体をばらしとんねん!

 二重影ほど酷くはないが、『あやかしびと』の公式サイトも不用意だった。刀子の鋼獅子をCG付きで解説しちゃいかんだろう。新技・奥の手のつるべ打ちってのは由緒正しい燃え演出なんだから(ぱっと思い付くのは『ワンピース』とか『ダイの大冒険』とか『銃夢LO』とか)、それに水を差すような真似はやめんさい。この会社は公式サイトやOPムービーの監修をもちっときっちりやってほしい。

 『パンドラの夢』はお約束を忠実になぞっているよいループゲーだった。ループものの常で、構成員が欠けていくごとに少しずつ世界が荒廃していくんだけれど、その過程を、差分背景を二枚三枚とふんだんに使って表現しているんだよね。私はこの演出が特に気に入っていたんだけど……。
パンドラの夢 パッケ裏
 パッケージ裏で、ご丁寧に矢印付きで説明してくれていた。こんなところにも伏兵がいるとはなぁ……。

 私はOPだけでなくパッケ裏も公式サイトも極力見ないことを決心した。
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