2009年09月10日

刑務所のリタ・ヘイワース スティーヴン・キング その3

 Rita Heyworth and Shawshank Redemption / Stephen King

-45-
 刑務所でかかる映画はたいていためになる教訓がはいってる。そのときの『失われた週末』も例外じゃなかった。この映画の教訓は飲酒の危険性だ。なかなか心の慰めになる教訓だった。
 Usually the movies we got had a morally uplifting message to them, and this one, The Lost Weekend, was no different. The moral was that it's dangerous to drink. It was a moral we could take some comfort in.
 ビリー・ワイルダー監督。おもしろかった。

-46-
「安心しろって。クマが森で野グソをたれるかどうか、聞くようなもんだぜ」
"Take it easy, sure i can. Does a bear shit in the woods?"
 クマが森で野グソをたれるか? 当たり前じゃねぇかというニュアンスらしい。たしかエディも使っていたな。

-46-
「いつごろになる?」
「一週間。たぶん、もっと早い」
「わかった」しかし、やつはがっかりした口調だった。おれがズボンの中に一枚隠し持ってるのを期待してたのか。
"How soon?"
"A week. Maybe less."
"Okay." But he sounded disappointed, as if he had been hoping I had one stuffeddown my pants right then.

-50-
 おれは長いことそれを見つめた。二、三分はさわる勇気も出なかった。それほどきれいだったんだ。ブタ箱の中には泣きたくなるほどきれいなものがすくないが、情けないことに、たいていのやつはそのことに気がつきもしないらしい。
 I looked for a long time. For a few minute it was like I didn't even dare touch them, they were so pretty. There's a crying shortage of pretty things in the slam, and the real pity of it is that a lot of men don't even seem to miss them.
 アンディからのプレゼントである磨きあげた二つの石英を見たレッドの独白。“pretty”という形容は印象的なところで使われている。

-60-
 やつらはやる気だ。ハドリーとマートは屋上からアンディーを投げ落とすだろう。悲惨な事故。デュフレーン、囚人番号八一四三三-SHNKは、空のバケツを運びおろす途中で、はしごから足をすべらして転落した。かわいそうに。
They were going to do it; Hadley and Mert were simply going to pitch him over the side. Terrible accident. Dufresne, prisoner 81433-SHNK, was taking a couple of empties down and slipped on the ladder. Too bad.
 Terrible accident=悲惨な事故。 Too bad=かわいそうに。名訳だ。


刑務所のリタ・ヘイワース その1
刑務所のリタ・ヘイワース その2
刑務所のリタ・ヘイワース その3
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