2009年12月25日

2009年まとめ2 小説

 年賀状に2009年と書いてしまったことに今さら気付いたv(^^v)。
 感想を書いていないだけで、コツコツ読んでるんですよ。今年はドナルド・E・ウェストレイクをあらかた読んだ。リチャード・スターク名義も含めて。このオヤジさんは職人だな。多少ばらつきはあるものの、読んだ二十冊近くのどれもが面白かった。ページターナーという言葉がふさわしい。私が一番好きなのは、はじめに読んだ『斧』かな。たしかこれ「キング絶賛!」だったから読んだはず。

 子供のときに、SFファンだったときがある。スプートニクが飛ぶまで、多くの子供がそうだった。スプートニクが飛んだとき、わたしは十二歳だった。それまでに読んだすべてのSF雑誌とか、観たすべての映画やTV番組とかは、当然の権利として、宇宙はアメリカ人のものだと思い込んでいた。宇宙の探検家や移住者や命知らずたちは、どの話でも全員アメリカ人だった。そこに、いきなりロシア人がスプートニクを射ちあげた。最初の宇宙衛星を。ロシア人がだ!
 それから、わたしたちはみんなSFを読むのをやめ、SF映画やTV映画に背中を向けた。他のみんなのことは知らないが、覚えている限り、その後、わたしはウェスタンに関心を持った。ウェスタンでは、誰が勝つのか疑問の余地はなかった。

(『斧』ドナルド・E・ウェストレイク)


 スプートニクの衝撃についてはキングもエッセイで書いていたね。

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