2010年03月30日

素晴らしき日々~不連続存在~ 正史考察・解説

※以下『素晴らしき日々~不連続存在~』のネタバレに一切考慮していない。

 人格間には認識のズレがあり、新しい由岐などは記憶を捏造しているので、怪しいところもちらほらある。
 佐奈実の血に死者の魂を吸い寄せる能力があることを前提とする。
 人格が統合された新しい由岐と由岐、悠木皆守と皆守を分けて表記しようと思ったが、どちらとも付かない部分もあるのでやめにした。


 沢衣村の近隣にある村が廃村になる。村には死者の魂が集まるという佐奈伎神社があり、そこの娘である佐奈実琴美が、神道系古流柔術の流れを汲む間宮の家に引き取られる。
 琴美は古い価値観の残る村で気味悪がれ迫害されるが、間宮浩夫だけがそれをかばう。二人は次第に愛し合うようになり、東京に駆け落ちして結婚する。やがて二人の間に皆守が誕生する。
 浩夫が癌を患う。元々の持病のせいで病気が進んで衰弱する。
 琴美は浩夫を救いたい一心でカルト宗教「白蓮華協会」に入信する。教祖の白連太郎は琴美の持つ佐奈実の血と美貌に目をつけ、甘言で誑かす。救世主の話を真に受けた琴美は教祖と性交渉し、羽咲と卓司が生まれる。琴美に飽きた教祖は、双子だったので救世主の資格を失ったと言いがかりをつけ、琴美を捨てる。
 琴美は次第に精神を病んでいく。卓司と琴美による羽咲への虐待が続く。それを許せない皆守は二人に暴力を振るう。ある日、皆守が錯乱した母親に刃物で襲われるが、逆に負傷させてしまう。皆守は父親の実家がある沢衣村に移される。
 三年後、浩夫の癌が悪化し、検査入院のために羽咲も沢衣村に預けることに。
 間宮兄妹と由岐の交流。しばらくして浩夫が息を引き取る。
 浩夫の一年祭に琴美と卓司が村を訪れる。二人は羽咲たちを夜の山で襲う。由岐は突き飛ばされた羽咲をかばって墜落死。皆守はナイフを持った卓司ともみ合いになり、拍子で卓司の胸にナイフが付き刺さる。しかし、皆守は死の間際の卓司に取り憑かれてしまう。同時に由岐も皆守の身体に取り憑く。羽咲は身体と心に深い傷を負う。
 皆守は以後自分を間宮卓司だと認識するようになってしまう。卓司の死が受けいれられない琴美も、皆守の学校関連の書類を間宮卓司の名前で提出している。

 由岐が目を覚ます。

 卓司は北校に入学した当初から城山、西村たちにいじめられる。その憂さ晴らしに北校SAWAYAKA掲示板を設立する。

 一年ほど前、卓司は城山たちにざくろの制服を盗むよう命令される。それを着せられて嬲られているときに悠木皆守が目を覚まし、城山たちを完膚無きまでに叩きのめす。皆守がざくろに制服を返す。その一時間ほど後に由岐が現れ、自分内格闘で皆守をしごいた後に、自分たちの状況について説明する。
 皆守が不良たちから麻薬をカツアゲすることで、卓司の名前が裏に知れわたる。

 ざくろが北校に編入してくる。めぐと聡子がいじめの標的を希実香からKYのざくろに変える。
 めぐたちはC棟の屋上を彼氏との逢い引きといじめに使うために美術部を設立し、瀬名川が名前だけの顧問になる。誰も来ない屋上でざくろへのいじめが続けられていたが、瀬名川は見て見ぬふりをする。
 ある時、聡子がざくろの希実香からもらったストラップを奪い、それを取り戻そうとしたざくろが屋上から転落する事故が起こる。

□2012/7/02
 秘密基地の前で、卓司が皆守に自分内喧嘩でボコられる。おそらく燃やされた漫画は、卓司が非処女のビッチにキレて自分で燃やしたもの。
 ざくろ、城山たちから身を隠しているときに卓司に匿ってもらう。秘密基地も見せてもらう。
【18:30過ぎ】
 悠木皆守がバーでアルバイト。
【18:58】
 羽咲がバーに来店。

□2012/7/03
 卓司が二限から秘密基地に篭もる。皆守に交代。
 皆守がB棟屋上でさぼっているところに由岐が現れる。由岐は自分が切り離されつつあり、記憶の断片化が進んで羽咲や皆守を認識できなくなってきていることを語る。
 昼休みにざくろが屋上に来る。由岐が応対する。知的で人当たりがいい由岐に惹かれるざくろ。羽咲が弁当を届けに来る。
 卓司に交替。秘密基地のパソコンで、裏掲示板を瀬名川に紹介してもらった清川を承認する。
 卓司は学校にいた羽咲を冷たくあしらい、兄からうさぎの人形を貰ったという思い出話も聞き流す。
 夕方、ざくろは秘密基地の前で卓司に会うが、由岐との雰囲気の違いに戸惑いすぐに帰ってしまう。
 秘密基地前で由岐に交替、帰宅。
 家で悠木皆守が目を覚ます。隠れていた羽咲が顔を出し、皆守と由岐姉と羽咲で談話。温めなおしたご飯を食べる。
 ざくろのいじめコミュニティーへの書き込みを見たという宇佐見から、意味深なメールが届く。「石の塔の闘い、この言葉に聞き覚えはありませんか。あなたにこれから大きな変化があります。」

□2012/7/04
 ざくろが屋上で由岐と会話する。ますます彼女に惹かれる。
 ざくろが帰ったあとに皆守が目を覚ます。羽咲が弁当を届けに来る。由岐がうさぎのほつれを直す。
 羽咲はバーに出勤、皆守はそのまま授業を消化する。放課後に校舎裏で沼田たちから覚醒剤をカツアゲする。
 皆守はカツアゲの成果を公園の公衆便所に流したあとに、誰かに尾行されていることに気付き、横道で捕まえる。詰問するが、途中で腕時計に仕込まれたフラッシュを喰らい逃げられる。
 帰宅。羽咲のいないうちに思いっきりゲームをする予定だったが、ゲームを起動した直後にマスターの誕生日の準備が終わった(?)羽咲が帰宅する。下ネタで追い返そうとするが食いつかれ、結局ゲームには集中できずじまい。

□2012/7/05
 ざくろ、電車の中で由岐と出逢い、遊園地でデートすることに。その後バーで食事をし、ピアノも聞かせてもらう。
 演奏中に皆守が目を覚まし自分内会話。その後もざくろと軽妙な会話をしつつも、皆守とエロトークを繰り広げる由岐さん。
 デート後にそのままバイト。羽咲とマスターと四人でオナヌーや萌えについて語る。
 三人で帰路につく。由岐は自分内会話で、記憶の連続性を保ち、意識が途切れないよう、出来事を明確に記憶できるよう努力していることを語る。
 三人で川の字になって眠る。誰に欲情するかしないかで揉める。

□2012/7/06
 皆守は授業中に羽咲が弁当を届けにきて慌てる。言い争っているところに美羽が話に入ってくる。皆守は羽咲が教室に入れるように、美羽がドアを開けてくれていたことを知る。また間宮卓司がクラスで意外に受けいれられていることに驚く。
 皆守は杉ノ宮までの道で尾行者に気付き、再び路地裏で待ち受ける。あっさり捕まってカメラを粉砕される木村。卓司の身辺を洗い、白蓮華協会教祖の隠し子であることをつきとめたと白状する。木村は前回と同じく目を眩ませて皆守を振り切る。
 皆守がバーに出勤。マスターの策略にはまって女装させられる。
 帰宅。身体を洗いながら、卓司の存在感が強くなっているのを考えている時に由岐が出現。無意識にいるときや人格として存在しないときに、皆守や卓司の考えが聞こえるようになったと語る。その後羽咲が乱入してきてカオス空間に。
 のぼせた羽咲をベッドに運ぶ。皆守はその後四日間の眠りにつく。

□2012/7/08
 めぐたちが小遣い稼ぎにざくろと希実香でAVを撮るとする。希実香はざくろを助けようと立ち向かうも、城山たちに囲まれて敗北。ざくろは騙されてクスリを使ってしまい、気分がよくなっているところを撮られてしまう。
 ざくろ、宇佐見のメールに返信する。

□2012/7/09
 希実香は怪我で欠席。
 ざくろへのいじめが続く。ざくろは帰り道にめぐたちに集団で襲われ、ホテルで輪姦された後放置される。
 宇佐見からの返信。「あなたは間違いなくわたしたちの仲間です。近いうちにあなたを悩ましていた問題が一つ消え去ります。」
 深夜に聡子とめぐみが壊れはじめたざくろについて掲示板に書き込む。

□2012/7/10
 ざくろはドラッグの影響とレイプのショックから幻覚を見はじめる。秘密基地で「ビッチ死ね」という落書きを見たときのショックがフラッシュバックする。
 卓司がSAWAYAKA掲示板で聡子とめぐのスレッドを調べる。高島に何かがあったことを知った卓司は教室に向かう。ちょうど皆守が目を覚まし、強くなる卓司の存在を消そうと必死に痛めつける。意識が途切れるときに聞いた「また……殺す気なの?」は無意識にいた由岐のつぶやき。
 卓司が秘密基地に戻ろうとしたときに、屋上で神の幻覚を見ているざくろを目撃。屋上に向かうがすれ違いになる。
 卓司は代わりに城山たちがフェンスを乗り越えてハイになっているところを見る。引き返す途中で羽咲に出会う。冷たくスルー。
城山は屋上のふちでけんすいしているときに手を滑らせて転落死する。卓司はそれを知ることなく秘密基地に戻り、誰かと交替する。
 ざくろは城山の死でメールを信用し、宇佐見に返信をする。

□2012/7/11
【00:20】
 ざくろが裏掲示板の「転落事故について語るスレ」にコテハンで書き込む。「彼が死ぬのは必然。」
 名無したちから総スカンを食らう。「マジお前自重。」「てめぇが殺したんだろ」
【01:50】
 ざくろが同スレッドに書き込み。「彼が死ぬのは始まりでしかない。」
【02:00】
 ざくろが同様に書き込み。「だって……これって予言通りなのだから……。」
 ざくろ、駅前で宇佐見と亜由美に会う。完全に正常な判断力を失っていたざくろは、二人を前世の仲間だと信じ切り、彼女らと力を取りもどすための儀式「スパイラルマタイ」を行うことを決心する。
【22:02】
 ざくろが裏掲示板に「ビックハザードが来ます。」のスレッドを立てる。「なぜならば、アザはもうすぐに目覚めるからです。ビックハザードが来るんです。」
 しばらくビックハザードをバカにするやりとりが続く。「ビックハザードこっちくんな」「ふざけないでください!」

□2012/7/12
【09:02】
 ざくろが「ビックハザードが来ます。」のスレッドに最後の書き込みをする。「もうすぐにビックハザードが来ます!」
 卓司が杉ノ宮駅前でアニメ声優のCDを買う。デパートの屋上で眠ったところで新しい由岐と交替する。新しい由岐はタワレコファンでお気に入りのバンドの新譜を買ったと認識しているが、これは由岐が後で記憶に不整合が起きるようにわざとCDを買った記憶を残しておいたため。
 夕方、新しい由岐は駅前でスパイラルマタイ決行前のざくろに出会い、話をしたあとにキスをされる。意識が残っていて、それを俯瞰視点で見ていた卓司は嫌な予感がして、一度電車に乗るも駅前に引き返す。
【18:42】
 ざくろと宇佐見と亜由美が駅近くのビルでスパイラルマタイという名の集団飛び降り自殺をする。卓司は自殺の現場に鉢合わせし、ざくろの霊が皆守たちの身体に取り憑いてしまう。
(ここでざくろが皆守たちの身体と激突した場合は一章Ⅰに分岐)
 ざくろの携帯で救急車を呼び、現場の写真を撮ったあと、混乱して携帯を持ったまま逃げ出してしまう。
 卓司は秘密基地に向かい、気持ちを落ち着けるためにアニメを見るが、リルルちゃんとざくろの最後の光景がごっちゃになる。ざくろの死体に襲われる幻覚を見て意識を失う。
【22:30】
 皆守が二日ぶりに目を覚ます。秘密基地を出たところで声優のCDを持っていることに気付きぞっとするが、由岐の物であることを考えて捨てずに持ちかえる。
【22:44】(Down the Rabbit-Holeでざくろがこの時間にメールを送信している)
 皆守の身体に取り憑いていたざくろの霊が、学校裏掲示板の登録情報を使って、自分の携帯でメールを画像付きで一斉送信する。「わたしはしぬ事によりせんしとしてうまれかわりました のはずですが いたいです みんなしにます 8にちごにしにます ぜんいんかならずしにます」
 この時点で、ざくろが戦士に生まれかわるために飛び降りたことを知っているのは本人だけである。
【22:52】
 ざくろのメールを受信した誰かが裏掲示板に「なんかキタんですけど(lll▽ ̄)」コワヒ~」スレッドを立てる。スレは自分にもメールが来たという書き込みであふれかえる。
 新しい由岐が帰宅。買ってきた新譜を聴こうとしてアニメのCDであることに驚く。皆守は自分を認識できない新しい由岐の姿に涙を流す。
 由岐は記憶の不整合で存在に亀裂が入り、かろうじて連続性を取りもどす。皆守を抱きしめる。
 皆守と由岐で作戦会議を行う。由岐は切り離されている間も、卓司に衝撃を与えた事件についての調査を出来るよう心構えをする。お互いに情報交換できるように、自室のノートにメモを取ることを決める。

□2012/7/13
【01:40】
 聡子が「なんかキタんですけど(lll▽ ̄)」コワヒ~」スレッドに書き込む。「あのメール本当に高島ざくろのものだと思う……。アドレスが携帯に入ってるから分かる」
【01:42】
 めぐがスレッドに返信する。「あれ間違いなく高島のメールだよ。あの子が持っていた携帯のカメラの写りと同じだもん。」
 皆守が羽咲に起こされる。羽咲が持ったお盆で朝食を食べながら登校する。皆守の昔と変わらない「俺が嘘言ったことがあるか? でも、この約束は絶対だ」にほろりとする羽咲。校舎は異様な雰囲気に包まれている。
 羽咲と別れて校門をくぐろうとしたところで意識下に引っ張られそうになる。由岐に話を聞いてた皆守はすんでの所で踏みとどまるが、新しい由岐の認識に支配されかけて混乱する。
 教室に入るとクラスが異様にざわついている。美羽に「今日も可愛い二人連れてるね」と褒められる。
 クラスメイトの女子からざくろの自殺について聞かされる。親戚のおじさんが癌で死んだ時に立ち会ったと言っているが、父親である浩夫の死の記憶を改変していると思われる(誰が?)。
 HRが始まり、清川からもざくろの自殺を告げられたところで、今度は卓司の認識に襲われる。皆守は卓司の世界にチューニングを合わせて、彼を消滅させようと徹底的にいたぶる。蹴り飛ばそうとしたところで完全に意識化に引き込まれ、その際に封印した記憶の一部を見る。
 卓司に交替し、物理の授業を受ける。休み時間に羽咲と出会ったところで意識が途切れて新しい由岐に交替。(ここ、順番があいまい)
 一限の終了後、新しい由岐は屋上でサボうろうとして彩名と出逢う。『空飛ぶ二十面相』と『純粋理性批判』を読んで雑談。
 何の気無しに3組の教室に入ると、瀬名川に声を掛けられる。瀬名川は由岐(卓司)から自殺する直前のざくろと会ったことを伝えられて取り乱したが、彼女が死の直前に自分の名前を出していなかったかびびっていた。
 卓司に交替。3組の教室でざくろの机とセックスしたあと、2012年7月20日に世界が空に還り、全ては終えるというラクガキを見つけて衝撃を受ける。それは琴美に刷り込まれてた予言の内容と一致していた。
 秘密基地へ戻る途中で由岐と自分内会話をする。
 卓司は秘密基地で音無に出会い、その後再びリルルちゃんとざくろたちの幻覚を見る。
 再び由岐に交替し、羽咲と一緒に帰宅する。家の前で卓司と自分内会話(?)。
 希実香はざくろの呪いを成就させて、多くの人間に償いをさせるために、掲示板にメールのスレッドを立てて積極的に恐怖を煽る。これはざくろの呪いで、全ての人間がざくろの呪いで死ぬと主張する。

□2012/7/14
 卓司が秘密基地のパソコンで(?)聡子とめぐのスレッドをさらに調べ、ざくろが屋上から転落した事件を知る。好意を持っていた少女の死のショックによって、次第に精神を病んでいく。琴美の狂気じみた教育もフラッシュバックし、自分が神の子、救世主だと信じ込みはじめる。世界が自分の思い通りになると強く信じることで、由岐や皆守に対しての支配力が強くなる。
 クラスに行くと、裏掲示板から伝播したWeb Bot Projectや七月二十日に世界が終わるという不穏な噂で盛り上がっている。
 丸一日意識が飛んでいた皆守が目を覚ます。皆守は卓司に必死で絡んで二十万を請求するが、自信に充ちた卓司は動じない。事情を知らない西村たちは、二十万あげると言われたかと思えば、独り占めすると凄まれたりで混乱する。
 卓司は皆守を屋上へ連れ出す。皆守は自信満々の卓司、死と隣り合わせの場所という沢衣村の時と似たシチュエーションに不安を感じる。屋上での自分内喧嘩。皆守は不安を隠すために大見得を切るが、皆守の合気道の経験を使った卓司に返り討ちにされてしまう。
 新しい由岐に交替、羽咲と屋上で弁当を食べる。司と鏡から(?)学校の裏掲示板や、ざくろが死んだのは7月20日の世界滅亡に備えるためという話を聞く。ざくろや城山の死について調査を開始する。
【15:33】
 ざくろたちの死体の写真が添付されたメールが、裏掲示板の登録者宛に一斉送信される。「わたしはしぬ事によりせんしとしてうまれかわりました のはずですが いたいです みんなしにます 6にちごにしにます ぜんいんかならずしにます」
 教室で潔にフリーメールのアドレスを渡し、裏掲示板のアドレスなどを教えることと紹介者になることを頼む。代わりに「合コン」に参加ことを承諾。
 ざくろのことを調べるために3組の教室に向かう途中でやす子に会う。世界が今月の20日に滅びるのか、世界の終わりが近付いているのは本当なのか聞かれ、携帯に届いたざくろのメールを見せられる。メールは撮影者の影が映っていることなどからいたずらだと説明し、近い将来に滅びることもあり得ないと言う。
 3組の教室で、探偵セットを使ってざくろの机を調べる。アタマリバース、ハル・メキドなどの落書き。かすれた部分を微細アルミニウムで浮き上がらせて「間宮くん」を解読し、ついでに机に付いていた指紋(昨日自分が付けた間宮皆守の指紋)を採取しておく。その様子を意識が残っている卓司が目撃する。机の中にあったぬるぬるしたものは、昨日射精した自分の精液。
 卓司を探しに屋上へ行き、彩名と会う。「ご精が出ますねぇ」「はい、精液出しまくりです。水上さんに合わせてみました」旧プールの方に向かう卓司を見かける(?)。
 旧プールに向かい、卓司と新しい由岐が会話する。卓司は自信満々で、新しい由岐は心を読まれて恐怖を感じる(肉体を共有しているから思考が読めただけ)。卓司は救世主の能力だと勘違いする。
 卓司、旧プールの下で音無と会話中に気を失う。リルルちゃんとの会話。
 新しい由岐に交替して帰宅。家の前で卓司と自分内会話。「君は体の人なんだ。ボクみたいに理を学ばなければならない。高次元の認識に向かい! 上りたまえ!」
 自宅のパソコンで潔からのメールを受け取り、裏掲示板への参加を申請する。しばたかついえ、生年月日は大永2年の487歳。

□2012/7/15
 卓司が家のパソコンでSAWAYAKA掲示板を見る。新しい由岐の申請を承認する(自分が出した申請を自分で承認している)。
 卓司はざくろ事件の責任者である瀬名川を救世主のための生け贄にすることを考える。ざくろの携帯を使って予言のメールを出す。あたまがちだらけになります。きょうまたちがとびちります。
 卓司が登校。新しい由岐は遅刻して三限の終わりに来たと辻褄を合わせる。
 クラスでは昨日と打って変わって、誰もざくろの自殺や世界の終わりを話題にしない。羽咲が学校に来る。
 4限の授業が始まり、卓司が世界史の飯田に席へ着くよう言われるが、低俗な人間だと罵る。卓司は花瓶で飯田を殴って、予定とは違うが予言を成立させる。
 卓司が演説する。城山と高島は自分が救世主に生まれかわるために神が生け贄にした。世界はあと五日で終わる。救われない者は永遠に地獄の業火で焼かれる。
 卓司が三つの予言をする。もう一つの死によって死の濃度はさらに明言される。多くの者がその死をもう一度目撃する。死者はすべての終局を語る。隣のクラスでは希実香と清川がその演説を聞いている。
 卓司は教室を飛びだし、秘密基地の前で希実香に出くわす。希実香は卓司がざくろの呪いを終わらせるつもりなら、ナイフで殺す算段だったが、瀬名川が死ぬ運命にあることを聞いて笑顔を浮かべる。その後も希実香の演技を交えた瀬踏みは続き、聡子とめぐのことは承伏しかねるが結局卓司の手下になる。
 希実香が瀬名川の監視を開始する。卓司はざくろの携帯を使い、瀬名川個人宛てに呪いのメールを送る。「しってるのにしらないふりをした。Cとうでいじめられてたのをしってたはず。」
【11:23】
 卓司がめぐと聡子を釣るために、本名で裏掲示板に「救われる者と救われない者」というスレッドを立てる。「私は、今ここに立っている。救世主として。」「今こそ、救われる者と救われない者はふるいにかけられるであろう。」
 屋上でリルル大戦を目撃する。(この場面のように、卓司が放心していたり、新しい由岐に交代していたりする間は、希実香がサポートしている)
【15:30】
 新しい由岐が屋上で彩名と会話。「人はなぜ……いろんなものを隠そうとするんだろう……」「……世界には何人の魂があれば足りるか……」
 帰宅してメールをチェックし、北校SAWAYAKA掲示板の会員登録完了メールを受信する。掲示板で「救われる者と救われない者」スレッドを開き、卓司がバカにされているのを見てほっとする。「警察に通報しまつた。」
 新しい由岐は古いスレッドを探り、「ビックハザードが来ます。」「なんかキタんですけど(lll▽ ̄)」コワヒ~」を読む。「なんかキタんですけど」のレスに張られていたURLをクリックして、新白蓮華教会Webbot研究所(羽咲と琴美の家)のサイトにアクセスする。所在地をプリントアウトしておく。
【23時ごろ】
 めぐと聡子が釣れる。卓司はざくろの自殺現場に髪の毛の束が落ちているはずだ、それを持ち帰れと命令し、自転車で先回りして携帯にへばり付いていたざくろの遺髪を置く。二人がそれを拾う。
 意識が途切れた卓司に変わり、希実香が遺髪を焼くように指示を出し、それから呪いのメールの配信を止める。掲示板にこのことが書き込まれ、めぐたちを始め多くの人間が卓司の能力を信じるようになる。
 卓司が意識を失っている間に、由岐が皆守を意識化から引っ張り出す。皆守は卓司に勝って羽咲を守るために、明晰夢についての訓練を受けることに。結果、世界が思い通りになることを疑わない卓司から、イニシアチブを奪う力を身につける。由岐は目が覚めたら最終決戦の場になっていると予言したが、皆守は強い意志で、その前に羽咲に会うと宣言する。

□2012/7/16
 卓司が登校すると、秘密基地の前に人だかりができている。卓司は信じる者は救われる、救いたい者は誰でもここに連れてきていい、ただし一人でも自分を信じないなら誰も助からないと伝える。ここでやす子が、卓司が予言なんて成立しないと言っていたと語るが、そう言っていたのは新しい由岐である。
 リルルちゃんがホワイトマターで出来た服を卓司に渡す(実際は卓司の性質を理解した希実香が白衣を渡している)。
【12時過ぎ】
 新しい由岐に交替。電車で新白蓮華教会Webbot研究所に行く。アパートの部屋の入り口で羽咲と鉢合わせ、部屋に招かれる。
 
 木村は押入れに隠れている。
【17:58】(Down the Rabbit-Holeでざくろがこの時間にぬいぐるみを落としている)
 希実香がざくろの携帯とぬいぐるみを使い、瀬名川を屋上から墜落させる。由岐がちょうど墜落した瀬名川と鉢合わせる。瀬名川が「ま……みや……」と呟いたのは、まさに目の前に間宮卓司がいたからである。
 卓司に交替する。気付くと既に瀬名川が死んでいる。卓司はヤクザから麻薬を強奪するよう生徒たちに命令する。めぐたちが城山と3Pしたことを知っていたのは、城山の死の直前に屋上でその話を聞いていたから。
 希実香はやす子がリルルちゃんのポスターを買いに行くのに同行する。
 希実香らが清川を連れて帰ってくる。めぐたちが収穫のクスリとヤクザに刺された西村を連れてくる。
 卓司が西村に施したいんちき治療と演説で、さらに信者がさらにエキサイトする。おそらくこの時既に希実香がクスリをばらまいている。

□2012/7/17
 卓司がふたなり音無さんをレイプする夢を見る。彩名の魂に触れようとした卓司は同一性にひびが入ってしまう。
【22:30】
 皆守が強い意志で主導権を奪い返す。
 皆守と彩名の会話。皆守は彩名に一応のお礼を言う。

 まだまだ完成には遠いですが、ここが間違ってる、ここはこうじゃねという意見がありましたらコメントでお気軽にどうぞ。

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高島ざくろの霊がメールを出したのではなく、これは序章のざくろが言う、最初で最後のちょっとしたいたずらの結果であるように思われます。

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