2015年06月05日

【咲-Saki-】チームぼくのすきなキャラ

 今さらだけれど、『咲-Saki-』はつくづくよいキャラクターが多い漫画だよね! 優秀な駒があまりにも揃いすぎている。そんな「魅力的なキャラの見本市」とでも言うべきこの作品の中でも、とりわけ好きな人物について鼻息も荒く語るというただそれだけの記事である。

チームぼくのすきなキャラ
【先鋒】松実玄
【次鋒】国広一
【中堅】新子憧
【副将】天江衣
【大将】小瀬川白望

咲-Saki- チームぼくのすきなキャラ
 ずっと言っているがこんな『咲-Saki-』ゲーがやりたいのである。

松実玄
 全国大会Aブロック準決勝先鋒戦は、県予選決勝大将戦と同様にアニメで先に決着が付いたが、玄が待ち続けることを選んでドラを切ったところで涙を禁じえなかったぞ……。あそこをリアルタイムで観ていて「ここぞというところのネーム力はずば抜けているな」とりつべに感心したのを昨日のことのように思い出す。
 ぽやぽやしていてなにも考えていなそうで、一見頼りなさそうでいて、その実深いところでは芯の強さと譲らない価値観を固持している。私はこの子の深淵を覗き込んだかのような、ぞくっとくる凄みがあるところが好きでならないんだ。クロチャーが好きな人は、Keyでだーまえが書くアホの子ヒロインも好きだと思う(私調べ、調査対象私)。
 見た目はいたって正当派なお嬢様なのもとてもポイントが高いぞ。主人公に採用されてもおかしくない、まじりっけのないデザインだ。個人的に一番好きな格好は部室で掃除をしているときの阿知賀の制服+三角巾とエプロン。

国広一
 一ちゃんは麻雀については全国区の魑魅魍魎には一歩及ばずといった感じだけど、県予選におけるドラマをメタ的な視点で見るとかなり重要な役目を担っていると思う。この人は龍門渕の化け物じみた人たちと一般人寄りの人たちの架け橋のような存在だよね。私はこういったクラスタを繋ぐユーティリティプレイヤーが好きなのだ。『からくりサーカス』はギィが好きだし『アカイイト』でも白花ちゃんが好きだし『CLANNAD』は風子派だぞ(余談)。それとタルタルソースの一件で「これは仕方のないものなのでしょうか」とクレームつけるところとか、県予選後の衣に「そこ否定されたらボクも家族がすごく減っちゃうんだ」としれっと言うところとか、穏和そうな見た目に反して、割と口がきつくてガンガン行くところも格好いい。
 そういえば、このサイトはいちおう百合作品のレビューサイトなのだが、話題になった後に後追いでこの漫画を読んでいて、4巻の「この鎖がなくなったら 透華が少し遠くなっちゃうような気がするんだ」のところまで読んだところで「こらぁ評価されているわけだ……」とひとりごちたのを今でも記憶している。あそこのなんとこっぱずかしくてくったくがなくてフェティッシュなことか。彼女のとーかへの想いが報われることを願っておる。
 あっ、NAGANOスタイルの露出服より龍門渕のカスタマイズ制服やメイド服姿のほうが好き。

新子憧
 憧さんについては既に一つの記事を使って熱く語った記憶がある(新子憧は変態淑女にあらず、いとけない少女なり)。こういった淑女なところや、表情豊かで台詞以上の心情が伝わってくるところももちろん大好きなんだけれど、アコチャーは何と言っても向こう気の強さがいいよね! 阿知賀女子はしずを筆頭にどちらかというと大人しいキャラが多いけれど、その中にあって全国区のエース級にもつっかかっていくアコチャーのふてぶてしさは心強い! 阿知賀の渉外担当&切り込み隊長だ。
 ピンク色を基調にしたおきゃんなデザインも全然古びないよね。「ピンクいいよね……」「いい……」。アコチャーは特殊なパーツはないのに組み合わせるとオンリーワン、と誰かの記事で読んだ記憶があるが、言い得て妙だ。あと、アニメの東山奈央ボイスがキャラ人気と人物像に与えている影響は小さくないと思う。

天江衣
 誰が呼んだか、登場するのが早すぎたラスボス! 身長127センチのある種の威厳を備えた短躯! 腰まで伸ばした神々しいブロンド髪! 衒学的で物々しい口上! 嗜虐性と人さびしさが同居する幼児性! 相手に吐き気さえ催させる凶悪な魔物オーラ! 両親を亡くすというもの悲しいバックボーン! アバターバトルでも巨大な影のような補助腕で月を掬ってみせたりして抜かりなし! 衣はこれでもかと「異能」「異邦」の属性がぶち込まれているよね。いわゆる「魔物」のアーキタイプだ。この尋常ではない気合いの入りっぷりから、りつべは県予選までで連載が終了することも見据えていたのではないかとひそかに思っている(幸いにもそうならなかったわけだが)。
 いろんな漫画を見渡しても、これだけ典型的でかつ説得力のある「強者」を描写して、主人公と読者に絶望感を与えて、かつ納得の行く撃破をさせた例をあまり知らないぞ。私が『咲-Saki-』をウン年に一本クラスの傑作だとはっきり認識したのは、ちょうど連載を追い始めた48局あたり、咲さんが衣の能力を自身の能力を最大限に駆使してあらゆる角度から打ち破るところだ。何度も語ってきたが、あそこの鮮やかさったらなかった。衣は同種の存在である咲さんの存在でより輝いているとも言える。咲が衣を、衣が咲を引き立てる! この概念! 咲衣いいよね。
 ちなみに私は基本的に戦闘力と設定が強いキャラが好きな強キャラ厨である。東方でも紫が好きだぞ。

小瀬川白望
 私はシロこと小瀬川白望が好きだ。大好きだ。
 思えばシロって王道のキャラクターだよね。常に気だるげで何かにつけて「ダルい……」とぼやいているから、一見マイペースで自分勝手なようだけれど、実は一番周りの人間のことを見ていてスマートに動いている。そういった意外性の部分まで含めて、ある意味ありがちな造詣なんだよ。『ゆるゆり』の歳納京子とか、『リトルバスターズ!』の真人とか、人気キャラクターによくいるタイプだよね。にもかかわらず、嫌味にも押しつけがましくもなっていないのは、周りの人間に「意外に鋭い!」「実は仲間思い!」だのと無粋なことを言わせたりせず、何よりシロ自身の行動でそれを証明しているところが大きいと思う。先鋒戦でのクールさ、咲さんや神代小蒔の驚異を見抜く鋭さ、エイスリンを慰めるときのぶっきらぼうな優しさ、胡桃に充電させられるところのコミカルさ、塞や豊音を応援したり永水女子との海水浴の話をちゃっちゃととりまとめたときの頼り強さ! これだけ魅力的な描写の積み重ねがあって、好きにならないというほうがおかしいのではないだろうか?(反語) シロはいろんな側面を見せてくれて、かつパーソナリティの軸がぶれでいないのが凄いんだよ。かっけーんだよ。
 シロのキャラ付けについては、回想シーンに出てきた小瀬川さんを執拗にお昼に誘う人(宇夫方葵)の影響も大きい。この人の存在がシロの部活以外のところでのモテモテ人気者っぷりを想像させる。
 そして、シロは全国編から登場してきた伝奇要素を絡めたキャラクターでも一番のお気に入りだ。本人のミステリアスで底が知れないところと、マヨイガという幽玄で掴みどころがない伝承がこれ以上ないほどマッチしている。キャラクターが伝奇要素を、伝奇要素がキャラクターを引き立てる! この概念!


 以上、ぼくのすきなキャラについて語ってみた。今気付いたが所属校が被りまくりだった。どっちかというと主人公より脇役に思い入れがあるのと、うだうだ語らずに行動で示してくれる子が好きなのはどんな作品でもだいたい一緒だ。
 次に『咲-Saki-』について語るときは「ぼくのすきなオカルト能力」を題材にする予定なので、よろしければお付き合いくだされ。
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