2017年10月14日

プリンセス・プリンシパル レビュー・感想 コキジバトの巣の上で

 『プリンセス・プリンシパル』のかんたんな感想を書いた。人々を隔てる壁が屹立する架空のイギリスを舞台にしたスパイ活劇で、悲しみが通底する世を打ち破らんと飛ぶ少女たちの勇姿が映える痛快名作だった。キーフレーズである「嘘つき」「嘘」は、時に冷たい拒絶を、時に甘やかな信頼や親愛を含んだ響きで作品に彩りを添えていた。最終話を見る限りでは二期の構想がありそうだが、今期の12話だけでもめちゃんこ面白かったのでみんなに見てほしい。1話、2~3話、4話、8話はほぼ完ぺきな出来だと思う。

十兵衛は、私の父を殺した。
 『プリプリ』を通して観て最初に思ったのが、話数シャッフルの構成がこれ以上なく嵌まっている作品だということ。
 まず、第1話にもっともアクションが派手で主要キャラ全員に見せ場があり、画面の情報量やタスク量が圧倒的なCase13を持ってきたのは、当然ながら掴みを意識してのことだろう。今ぱっと思いついた作品だと『Fate』や『凍京NECRO』が似たようなことをやっていたね。舞台に関する最低限の説明はナレーションですませて、あの話を先頭に持ってきたのは思い切りがよい。この、まずは一番の見せ場で惹きつけてからキャラや設定を掘り下げていく、という構成で右肩下がりのテンションにならなかったのは、その後の掘り下げが過不足なく丁寧だったからなのは言うまでもない。
 2話についてもなかなか考えられている。視聴者は1話の時点でプリンセスはスパイチームの一員であり、この後に仲間に加わるだろうことはわかっているので、ハウダニットやホワイダニットの視点で任務の成り行きを見守るわけだが、8話でアンジェとプリンセスのバックボーンを理解してから再見すると、二人の何気ない所作や交わす言葉の一つ一つに万感の想いが込められているのに気付いて、情報量の増加に驚かされる。いわゆる「観るたびに発見がある」というやつだ。あと、2話は話の展開がある程度読める中で、任務にノルマンディー公の到着というタイムリミットを設定し、それを過ぎてからは全身隙無しの彼を出し抜くサスペンスがあって、きっちりと視聴者の目を引いている。堅実な仕事っぷりだ。
 そして、この作品では繰り返されるキーワード、再演されるシチュエーション、印象的なモチーフが効果的に取り入れられている。同じ構図のシーンが立場と人を変えて繰り返されて、同じ言葉が千変万化のニュアンスで口にされて、メタファーが思いも寄らぬところで顔を出す。このリフレインの演出と、立ち戻っての視聴を自然と促す話数シャッフルの構成とが抜群の相性だったように思う。
 繰り返される構図の中で特に印象深かったのは、握手のシーンだ。プリンセスのことを仲間と信じたいドロシーが、自らも危険を冒すという彼女の提案を飲んで嬉しそうに手を差し出すところ。アンジェが仰々しい土下座をしようとするちせを制して、“西洋式”のあいさつを教える体で固く手を握り合うところ。プリンセスの救出のために助力を求めるアンジェが、友だちとしてなら協力するというドロシーの手をすがるように両手で掴むところ(アンドロキテル)。ここの掛け合いはどれも素晴らしいのだが、彼女らの表情や手を取る仕草からも同じくらいの情感が伝わってきた。
 もう一つ心に残っているのが、身の上話をするシーン。1話ではアンジェがエリックに、6話ではドロシーがベアトに対して過去を語っているが、その意味合いは決定的に違っている。アンジェは二重スパイの疑いがあるエリックが妹のために動いていることを察し、情に訴えかけてボロを出させるために幼き日の両親の死を語ったのだろう。ドロシーはベアトなら共感してくれるかもしれない、従者の立場から自分を警戒しているだろう彼女と距離を詰められるかもしれないと思い、父親の仕打ちとスパイになった経緯を打ち明けたのだろう。同様の内容を語っていながら、一方ではスパイの手段を問わない非情さ※1、一方では年相応の少女らしさが表現されていて、強烈なコントラストに目眩がした。
 キーワードについては、作品のキャッチコピー「嘘つきはスパイの始まり」や第1話のサブタイトル「Wired Liar」にも含まれている「嘘」が作品を彩っていた。

どいつもこいつも、嘘つきばっかりだ。

(ドロシー/10話)


その女の嘘にそれ以上耳を貸すな。

(ゼルダ/12話)


親子だって嘘をつく。

(ちせ/1話)


やっぱり嘘つきですね、アンジェさん。

(ベアト/3話)


――ッ嘘つき!

(アンジェ/12話)


……嘘つき。

(プリンセス/1話)


 同じ「嘘」という言葉を使いながら、呆れ、敵意、悲しみ、信頼、(照れ混じりの)怒り、理解といった具合に、趣を異にする想いが見事に書き分けられている。
 モチーフについては、全編において「壁」の堅牢で閉塞的なイメージが作風を支配していて、いきおいそれを打破しようとする少女たちの活劇が光って見えた。そして「壁」が国を分断する煉瓦の壁のみならず、スパイの少女たちを引き裂く身分の壁や立場の壁まで含んでいることは見当が付いていた。しかし、アンジェが仲間に対しても無意識に作っている心の壁にまで掛かってくるとは予想だにしなかった。読み切ったつもりだったが、相手のほうが一枚も二枚も上手だったな。
 このような細かい意匠が作品の多層的な魅力となって完成度の奥行きを生み出し、情感をより豊かにしているのだと思う。

黒蜥蜴星では、殺すときにサインをもらうことになってるの。
 キャラデザよし(めっちゃ好み)、ガジェットよし、美術よし、サウンドよし。この作品はスチームパンクとしても、近世異国浪漫としても、群像劇としてもよくできていて、美点は枚挙に暇がないが、私が何より素晴らしいと思ったのは、主要登場人物みんなの思想や行動原理が明確に打ち出されているところだ。
 12話、プリンセスはゼルダに連行される形で寺院の奥まった部屋に追い詰められるが、イングウェイ少佐が身を挺して庇うことでゼルダの凶弾から逃れ、アンジェとちせは間一髪で彼女を救い出すことができた。少佐があの短い時間の中でプリンセスを信頼したのは、彼女の自らを断頭台に追いやることになろうとも壁を壊してこの国を変えるという意志を本物だと思ったからだろうし、明らかに腹を空かせている少年兵に対して一緒にスコーンを食べるよう勧める姿に心を打たれたのもあるだろう。「みんなで食べた方が楽しいから」という発言で、画面奥にいる少佐の表情が明らかに変わっている(少佐も植民地の出身で、あの少年と同じように飢えて育ったのだろうか?)。だからこそ、ゼルダに「この女の嘘に耳を貸すな」と諌められ、プリンセスが「偽物」だと知った後でさえ、彼女のことを身を挺して庇い「この国に必要な方だ」と反論したのだろう。銃弾を撃ち込まれて死に瀕してなお、あなたこそ私たちの女王だ、死んではならないと伝えたのだろう。プリンセスの、断頭台で処刑されることすら受け入れる覚悟で心を動かされた少佐が、今際の言葉で「死んではダメだ」と進言するのが、私の心に深々と突き刺さった。
 あのシークエンスで、われわれがプリンセスの壁を壊してみせるという主張が決してお花畑の夢物語ではないとわかるのは、彼女がアンジェに何度となくそれを語るところを見ていて、友だちの想いを継ぐためにヘドを吐きながら王族を演じてきた執念を知っているからだろう。お茶の提案も、あの場を切り抜けるための懐柔策でなく彼女の本心だとわかるのは、幼少のみぎりにアンジェ(シャーロット)とスコーンをパクつくところや、チーム白鳩の面々と楽しそうにお茶をする姿が丁寧に切り取られていたからだろう。これだけの積み重ねがあるからこそ、土壇場でのプリンセスの言葉に説得力が生まれて、ひいてはそれに感銘した少佐の行動が尊く映るわけだ。バックボーンを構築するお手本のような、職人芸の脚本だったと思う。
 ちせも12話で、足に伝わる振動から修羅場の到来を察知し、王国と共和国の動向を見守るという役目を投げ打ってまで、押っ取り刀で馳せ参じた。本当に「一宿一飯の恩義」というなら、5話で十兵衛の凶刃からプリンセスを護っただけでもお釣りが来るくらいだから、あれはちせなりの照れ隠しなのかもしれない。彼女が12話で行動に出たのは、曇り顔で助力を拒むアンジェが意地っ張りの嘘つきなのを知っていたからだろうし、学園生活やスパイ活動で彼女らと心を交わすうちに「あの者たちに勝利してほしい」と真に願っていたからだろう。
 アンジェにしても、後先を考えずに再三プリンセスとカサブランカへ逃亡することを企てるのは、身勝手で不義理で薄情だと言われてもおかしくない(私のアンジェ評が厳しすぎるだろうか?)。もし二人が逃亡に踏み切っていたら、少なくともチームリーダーのドロシーと従者のベアトは責任を問われて、よくて懲罰、死刑もありえただろう。にもかかわらず、アンジェがこの物語のヒーローの資格を失わないのはなぜか。彼女が絶望から立ち上がり、プリンセスの元へ駆け出す姿に胸が熱くなるのはなぜだろうか。それはわれわれが彼女の凄惨な生い立ちと、プリンセスにもう一度会いたいという一念で過酷な生き方を選んだことを知っているからだろう。エイミー(エリックの妹)やジュリ(スリの少女)を保険だの口封じだのといいかげんなことを言いつつ助けた、彼女のぶきっちょな優しさを見ているからだろう。アンジェというキャラクターは、善良さだけでなく、未熟なところや欠けているところをえぐり出し、それを絶望に喘ぎながらも克己するところまで描きったことで、永遠の命を吹き込まれたと思っている。
 ベアトについては3話での振る舞いについて語っておきたい。ベアトがアンジェのことを、敬愛する姫さまに成り代わろうとしているスパイという最悪の第一印象から信用するに至ったのは、3話の終盤、敵に追い詰められ、脱出用のパラシュートは損傷して一式のみという状況で、彼女が何よりプリンセスの身を案じてベアトを叱咤したところでだろう。同じ姫さまガチ勢として、あれで心が動かぬ訳がない。だから彼女はアンジェを見捨てて一人で脱出するのではなく、コンプレックスだった喉の仕掛けを使って、敵を欺く危険を冒してまで助けようとしたのだろう。アンジェはアンジェで、戦艦の青写真を見て即座に内容を理解する能力や、素人ながら敵兵を欺いてみせた勇気を見て、だんだんとベアトを気に入っていくさまが描かれていて、何とも言えず尊かった。そして、鋭い敵兵に正体を疑われてカマを掛けられる窮地を、アンジェの超人的な情報処理能力との合わせ技で切り抜けるところは、二人の歩み寄りに掛けたシンボリックな構成で美しかった。パラシュートでの落下中にベアトの告白を聞くアンジェの柔和な表情が最高だし、エピローグのお茶会でのやりとりも小気味よくて微笑ましい。こういうのがいいんだよ、こういうのが。
 最後はドロシーについてだが、ドロシーいいよね。いい……。プロ同士多く語る必要はない。この人は善良さの擬人化キャラか、はたまた優しさが服を着て歩いているのか? 対人能力お化けの人間磁石だった。個人的に感心したのは、11話から12話にかけて、先にコントロールと接触していたとはいえ、一人暴走するアンジェとは対照的にベアトと連携を取ってプリンセス救出のために動いていたこと。そしてアンジェのことを信じて待っていたこと。さすがはチーム最年長者と言うべき、重ねた齢にふさわしい人間力を感じた。また、王族で庶民の人気も高いプリンセスを除いてチーム白鳩の中で一人だけ一般生徒との交流が描写されていたのは、彼女の人がらを強調する意図的な演出ではないかと思う。
 何となくドロシーさん名言集を作ってしまった。

わかったよプリンセス。同じ船に乗ろうじゃないか。

(4話)


いいじゃないか、チーム白鳩。
……白ってのが特にいい。

(4話)


 この人の台詞は声色に人のよさがにじみ出ているんだよなぁ……。

どうして話してくれるんですか? スパイって素性を明かさないものだと。

アンジェはそうだな。……私は、たぶんアンジェより弱いんだ。
それと、ベアトはわかってくれるかもって思ったんだ。

(6話)


 逆説的だが、自分の弱さを見つめられる人は強い人だと思う。人の弱さや心の痛みがわかるからだ。

私は殺したくない。

私たちはスパイだ。でも、スパイである前に人間だ。割り切れるかよ。

(11話)


私たちはスパイだ、任務外のことには手を貸せない。

だけど、友だちとしてお願いするってことなら、全力で力を貸してやるよ。

(12話)


 今さら気付いたが、ここは黒蜥蜴星人の「私たちはスパイよ。命令には従うだけ」(11話冒頭)に対する返事なんだな。こういった青い啖呵が上滑りしないのは、彼女の人となりのなせる業だろう。

あなたのそういうところ、初めて会ったときから大嫌いだった。
 せっかくなのでカップリングについても述べておこう。
 何はさておき、アンプリがジャスティスでコモンセンスなのは確定的に明らかだ。このペアの魅力は、隠そうとも隠しきれないラブラブバカップルっぷりと(新顔のちせにすら「振り回されている」と見抜かれていた)、二人がそれぞれ抱える危うさとが織りなすアンビバレンスにあると思う。上でも少し書いたが、アンジェは不断の努力で超人的なスパイの技能を身につけ、シニカルな鉄仮面を被って武装しているものの、本質的には戦火に放り出されたときの泣き虫なシャーロットのままなのだ。まだまだ未熟な自我は、プリンセスが絡むとさらに希薄になってしまう。彼女が、盲目のまま天涯孤独の身になるエイミーや、昔のプリンセスを思い起こさせるジュリを助けたのは、かつての「自分」とその半身を救いたかったからだろう。そして遮二無二プリンセスを求めるのは、引き裂かれた「自分」を求めているのに他ならない。それは自身や他者という概念すらない赤ん坊が、泣いて母親を求めるがごとくである。だから、周囲の人や物事をおっぽって、二人きりで隠遁するという刹那的で自分本位なプランを立てても、疑問を持たなかったわけだ。それが世界の全てなのだから。11話と12話は、アンジェがプリンセスという分かちがたき半身から再度断絶され、失意の淵に沈みながら痛みを覚え、ドロシーたちに手を差しのべられることで他者を認識し、再びプリンセスと対峙することで自我を獲得するまでを描いた文学とも言える。
 一方プリンセスは、アンジェに比べるとかなり強度の高い自我を確立していて、他者と世界をはっきりと認識しているように見える。それは王女という立場から様々な人と接し、世の理不尽を目にしてきたことで確立されたものだろうか。プリンセスがアンジェに求めるのは、彼女その人だけではない。彼女が何はばかることなく笑って過ごせる、取り巻く人や物すべてを勝ち取ろうとしている。であればこそ、アンジェが世界に背を向けて逃げ出すそうとすると、決まって悲痛な表情を浮かべている。そして、アンジェが笑ってくれるならば、自分が必ずしも傍にいる必要は無いとも考えていて、それが断頭台に上がる覚悟へと繋がっているのだろう。このプリンセスのスタンスを崇高な純愛だと考える人もいるだろうし、アンジェよりも危うくて業が深いと考える人もいるだろう。11話と12話で、プリンセスの物語はアンジェのそれと表裏一体、渾然一体となっているが、彼女は別れを告げたはずの最大かつ最愛の他者……アンジェと再び対峙し、鏡写しに自我を再構築したことで、最後に「絶対に離れない」という真理まで達することができたのだ。万雷の拍手を送ろうではないか。
 アンプリ以外では、アンベアもめっちゃ好きだ。二人の馴れ初めにいては3話の項で詳しく書いているので参照されたし。アンジェとベアトは言うなればプリンセスをめぐる恋敵のようなものなのだが、言葉にあえて出さずともお互いを認め合っているのが随所でわかって、それが凄くよいのさ。細かいところでは、最終話のカーアクションで、アンジェがベアトの頭を押さえつけて、どうにか敵車両の射線から遠ざけようと庇ってあげてるところが好き(伝わるかな?)。1話において二人でエイミーが入院する病院に潜入したあとの「黒蜥蜴星に帰るんですか?」の言い方も気さくで好き。
 あとはドロベアも言うまでもなく大好きだ。アンジェやちせにはたじたじなベアトが、ずっと年上のドロシー相手にはわりとイニシアチブを取っているのが、とてもよい。6話で、二人でのドライブ中にドロシーが身の上話をして、ベアトがもうカバーじゃなくて本当の友だちだと言ってくれるところは思わずうるっときたし、酒場で親父さんの声で歌ってくれるところ、あれは惚れてまうでしょ。10話では番犬を無力化したベアトにドロシーがしれっと肩に手を回してるし、何なんだね君たちは。
 以前『NEW GAME!』の感想でも書いたが、人が人に惹かれるところや相手を認めるところを説得力を以て書いている作品は、それだけで評価されてしかるべきだと思う。

友だちとしてお願いするってことなら、全力で力を貸してやるよ。
 その他もろもろ。
 声優さんはどれもはまり役だったと思う。アンジェの方はスパイの黒蜥蜴星人と乙女なシャーロットで声色を完全に使い分けているのがすごい。ときどき思いがけず素の高い声が出ちゃうアンジェさんかわいい、と言い換えてもよい。
 サウンドは主題歌、劇伴、SEともに恐ろしく出来がよかった。SEは特にクルマや列車やキカイのメカニカルな駆動音、ガンやカタナやクツの硬質な反響音が最高に耳を楽しませてくれた。音響は『ガルパン』と同じスタッフだと聞いたが、確かにあれも音がよいアニメだったな。
 アンジェが4話において、敵陣でプリンセスとイチャコラしながら(「船上デート開始」のコメントで爆笑した)放った名言「歯止めが利かなくなる」のパンチ力と汎用性の高さは、これからも語り継いでいくべきものだと思う。
 最後に、あえてけちを付けるなら、「壁」というモチーフや「嘘つき」「嘘」というキーフレーズに比べて、Cボール・ケイバーライトが劇中で果たす役割や象徴性が若干弱く感じられた。1話であれだけフィーチャーされていたので、重力……アンジェたちを縛り付ける様々なしがらみからの自由、という落とし込みがされるかと勝手に予想していた。最終話におけるアンプリのイチャイチャランデブーでの使い方は美しかったが、倫敦の宙を飛ぶ無重力感とスケール感が伝わるカットがもう少しあればなおよかった。あとは、発熱と冷却の描写が1話と3話以外でほとんど見られなかったのはちこっと残念。デメリットがはっきりと提示されていた方が駆け引きが生まれるし、切り札として立ち上がってくるからだ。
 他には、チーム白鳩メンバーの強烈さに比べて、Lたちコントロールの上層部の個性や存在感が薄く感じたかな。あと、ノルマンディー公らヴィランの評価は現段階では下せない。あれで本当に幕切れならば、ノル公もガゼルも無駄に存在感を出しすぎているし、因縁を作ったわりに消化不良だと言われても反論できない。もし2期があるならば彼らの躍進に期待したい。

黒蜥蜴星のお塩です。
 画と脚本ががっつり作り込まれていて、示唆に富みつつ、しかし余計なことを語らない映像作品はただそれだけで素晴らしい。『プリンセス・プリンシパル』はそうしみじみと思わせる作品だった。2期は観たいような観たくないような複雑な気持ちやね(抜け番のケースは是が非でも観たい)。
 ついでに、私の観測範囲では驚くほどの履修率で、満足度もかなり高く見受けられたことは報告しておく。よい作品が広く認知されるのはやっぱり嬉しいね。

※1
 とは言え、「いいえ、いいえ、いいえ」のトーンを聞く限りでは、アンジェもエリックが真実を打ち明けることを心のどこかで期待していたと思うし、もしそうしていたら無碍な扱いはしなかっただろう。

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