2018年03月15日

「マイナスイメージを持っているわけではない」「色々なご意見を踏まえただけ」というへのつっぱりにもならない表明

マルイ池袋店の「百合展」中止に憶測も 広報担当が理由明かす - ライブドアニュース

「太もも写真の世界展」は開催にあたり、マルイに「百貨店で開催するのはどうなのか」といった声が寄せられたという。百合展に出展する作家30人の中には、この「ふともも写真の世界展」主催のゆりあさんも含まれ、百合展でも「ふともも写真」を展示する予定だった。

このため、「直前に開催中止を決めた展示と一部内容が重なるイベントを、通常開催してよいのか」と懸念し、

「百合展主催のヴィレッジヴァンガードさんと相談した結果、開催を見合わせる運びとなりました」(マルイ広報担当者)


ということになった。ネットの一部で囁かれている自主的な表現規制は「していない」と明言する。また、

「私達はこうした展示にマイナスイメージを持っているわけではありません。色々なご意見を頂いたことを踏まえたまでです」


と回答していた。

(http://news.livedoor.com/article/detail/14426049/)


 このようなトンチキな見出しがタイムラインに流れてきて、楽しかった気分にけちを付けられたのでメモを残しておく。
 この手の「○○の意図はなかった」「頂いた意見を踏まえてほにゃららしただけ」というアサーションは、以下のような理由から何の役にも立たず、むしろさらなるマイナスイメージを掻き立てているだけだと思う。

1.最終的な決定をしたのは自分らなのに「運びとなりました」と他人事感覚でいることを表明している。
2.対象が「マイナスイメージを持たれかねないもの」だとご丁寧に表明している。(質問で誘導されたのかもしれんが)
3.「意図はなかった」と示すことで、勝手な解釈をした受け取り手が悪いと暗にくさしているように見える。
4.「色々なご意見」が起因だと示すことで、「めんどくさい意見を寄越しやがって」と暗にくさしているように見える。

 かといって、前言を撤回して何食わぬ顔で開催したり、中止のままノーコメントを貫いたりしていたら好感度がV字回復していたかというと、かなり怪しいものだ。企画の時点で突っぱねず、その上でふわふわっとした懸念ややくたいもないご意見に影響されて日和った対応を取った時点で「詰み」だったのではないだろうか。
 誰も得しないアサーションの典型例として、記憶に留めておきたい。
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